もう、何も記すことはない―と思う日々である。
常に、誰かを恋していた。
だが、そんな感情からほとんで無縁になっていく。
相変わらず、酒に浸る日々であり、同時に競輪にほとんど埋没している。
つまり、「利根輪太郎」の生活を継続しているのである。
友人たちには、そんな「利根輪太郎」のリアルな生活は全く明かしていない。
言わば、彼にとっては2重生活を生きているのである。
さらには、ネットの生活もある。
その虚構とも言える世界の新たな空間に、<新たな女性の姿>が怪しげに、魅惑的浮き彫りとなる。
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