10/23(金) 11:02配信
FRIDAY
大井警察署から警視庁本部へ移送される粕谷容疑者。普段は爽やかな生活で近所の評判も良かったという
単なる不祥事では済まされない、警察官の恥ずべき犯行が発覚した。
警視庁大井署は10月15日、女性のバッグに自分の体液をかけたとして神奈川県警第一機動隊所属の巡査、粕谷周平容疑者(27)を器物損壊の容疑で逮捕。重江光一・神奈川県警監察官室長は「誠に遺憾。警視庁の捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とコメントした。
【画像】猛暑のゴミ部屋で愛児2人が餓死 ホスト遊びに走った「美人ホステス」写真
「粕谷容疑者は今年2月25日午後11時ごろ、JR大井町駅のホームへ向かうエスカレーター上で、20代女性の手提げバッグに自分の体液をかけたようです。異臭に気づいた女性が警察に相談し、防犯カメラの映像から粕谷容疑者が特定されました。粕谷容疑者は容疑を認めています。
柏谷容疑者には、余罪もあります。2月に同じ品川区内、4月には神奈川県内でも同様の被害が報告されていたことから、DNA鑑定をした結果、両件とも粕谷容疑者のものと一致しました。警察は動機を調べています」(全国紙社会部記者)
無防備な女性に近づき、自身の欲望のはけ口とするためだけに一方的に汚辱を与え、精神的なダメージを加える──。本来ならば取り締まる立場の警察官が、常習的に手を染めていたのだ。
◆奥さんと仲の良い好青年が……
粕谷容疑者は、どんな警官だったのだろうか。
「柏谷容疑者が所属していた第一機動隊は、花火大会や皇族が来たときの沿道の警備やテロの警戒などを主な任務としている部署です。粕谷容疑者は、学生時代にスポーツに打ち込んでいたとか。がっしりした体格で精悍な印象です。カナダのアウトドアブランドのアウターを好み、センスがいいイメージでした」(警察関係者)
近隣住民からも、好意的な声が聞かれる。
「奥さんと仲が良く、二人で歩いている姿をたびたび見かけました。話しかけると、元気よくしっかり挨拶してくれた。本当に爽やかな、好青年という印象です」
明るい警官だったという粕谷容疑者。そんな評判の一方で、破廉恥な犯行を繰り返す“ウラの顔”があったのだ。警察関係者からは、こんな声も聞かれる。
「プライベートのことを聞かれると、急に言葉を濁すんです。はぐらかす必要はないだろうと思うのに……。真面目な性格から、ごまかすことができない。かと言って法を犯す行動をしていると、本当のことを言うこともできない。彼なりに葛藤していたのかもしれません」(前出・関係者)
自分の体液を女性にかけることで、ある種の征服欲を充たしていたのだろうか。評判の良い警察官は、自制心を失い昏い衝動に飲み込まれてしまった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます