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受動喫煙で1万5千人死亡 

2016年06月02日 08時12分24秒 | 医科・歯科・介護
 半数以上が脳卒中 /厚労省研究班

共同通信社 2016年5月31日  配信

 受動喫煙が原因で死亡する人は、国内で年間約1万5千人に上るとの推計を厚生労働省の研究班が30日までにまとめた。2010年の推計では約6800人で、その後に脳卒中との因果関係が明らかになったことから、脳卒中による死亡の約8千人が上積みされ、2倍以上になった。
 担当した国立がん研究センターの片野田耕太(かたのだ・こうた)室長は「受動喫煙を減らすために国レベルで法規制するのが国際的な流れ。日本も最低限、職場や公共施設の屋内を禁煙にするべきだ」と話す。
 研究班は、自分がたばこを吸わないのに他人が吸うたばこの煙にさらされる受動喫煙の割合や、受動喫煙と因果関係があるとされる肺がん、心筋梗塞を中心とする虚血性心疾患、脳卒中などによる死亡統計を基に、年間の死亡数を推計した。その結果、肺がんで2480人、虚血性心疾患で4460人、脳卒中で8010人、乳幼児突然死症候群(SIDS)で70人が死亡するとの結果になった。
 職場では男性3680人、女性は4110人、家庭では男性840人、女性6320人が死亡すると推計した。

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