教育分野における指導とは、指導を行う者による明示的な行為のことである。
指導は、一人への励ましである。
いかなる戦いにおいても、勝利の原動力は、一人一人が希望を燃やして前進するなかにある。
指導では、決して、感情的になってはならない。
どこまでも確信に基づくものであり、粘り強く、包容力豊に、指導の役割に徹していくべきだ。
指導者は、自分の信念と実感(体験)を語ることだ。
指導は地道で目立たない永続的な忍耐の労作業であり、それを実践していくなかで、信念と実感の深化が図られる。
指導を重ねていくなかで、自分自身を見つめ、指導することができるようになるのだ。
指導は、対話をもって行う精神の開拓作業である。
開拓には、困難に挑む勇気と忍耐が必要だ。
しかし、その労作業が人の生命を耕し、幸福という実りをもたらす。
指導は、組織に温かい人間の血と通わせ、組織を強化していく道であるのだ。
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