何があろうと負け魂で前進するのだ

2024年09月28日 09時36分58秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼根底に不屈の希望がある人は行動が違う―ラッセル

何があろうと負け魂で前進するのだ。

「幸福論」「自分の関心を内へ内へとむけるのではなく、外界へとふりむけてあらゆることに好奇心をいだくこと。」

偉大なるコモンセンスの人ラッセル(1872―1970)は、これこそが幸福獲得の条件でありそれは自己説得によって可能なのだ、と説く。

たくましく、しなやかに人生を生きるための知恵がこの幸福の処方箋にはたっぷりと書き込まれている。

コモンセンスとは、常識・通念・良識・思慮・分別ふんべつ・知識・教養・心得こころえ。

▼現代の紛争下にあって、人間主義、生命尊厳の「平和理念」ほど必要な時はない。

▼ある幼稚園の教諭は犬の絵を園児に見せ、「この動物は何と鳴きますか?」と尋ねた。

「うちの犬は、おなかがすいた時、<クンーンクンーン>と鳴きます」「隣の家の犬は知らない人をみると<ギャンギャン>とほえます」と答えた。

園児たちの多彩な犬の鳴き声の回答は続く。

教諭は「そうだね、どれも素晴らしい答えです」とたたえた。

「ワンワン」という犬の鳴き声の「正解」を見せられなかったそうだ。

知識や常識は大切だが、時に物事の理解を狭めたり、妨げたりする。

園児は自身の実際の体験をもとに自信満々に犬の鳴き声を表現したのである。

▼現代はさまざまな情報を容易に入手できる便利な時代である。

だが、情報だけではない生き方

▼嘆いていてもなにも変わらない。

後ろを振り返っても何も進まない。

まず一念で祈るのである。

生も歓喜、死も歓喜―の生命論に生きるのである。

 


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