電車内の少女の様子

群馬県邑町（おうらまち）の15歳の高校１年の女子生徒が、神奈川県座間市のアパートまで行ったことが、とても信じ難い足取り（経路）である。
そして、白石隆浩容疑者（27）の手で5人目の餌食となり殺されたのだ。
町内を東武伊勢崎線が通っているが、駅はない。
東武鉄道小泉線の本中野駅がある。
路線バスで駅へ向かう不便な立地。
女子生徒は昨年8月28日、2学期の始業式朝に「学校へ行く」と言って家を出たまま消息を絶った。
前日には家族と一緒に東京へ出かけ「また来ようね」と親に話していたそうだ。
怖いテレビ番組を見るときなどは、「ママ、一人だと怖いからちょっと隣に座ってよ～」などと甘えん坊のところもあったという。
8月28日昼過ぎ、白石容疑者に「色々考えた結果、生きていく」と自殺を思いとどまる内容のメッセージを送信していた。
同日夜には「終電の一つ前で自宅へ帰る」と伝えた。
子の後に、白石容疑者は女子生徒を言いくるめて現場アパートへ向かわせたとみられている。
情動と行動（移動）の落差の大きさに驚くばかりだ。
誘いの言葉（悪魔の声）がよほどたくみであったのだろう。
純粋な性格というより無知。
警戒心のなさ、想像力のなさは危ない。
見知らぬ土地へ一人で向かう電車内の少女の様子を映画の画面のように思い描いてみた。
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邑楽町（おうらまち）は、群馬県邑楽郡の町で群馬県南東部に位置する。
隣接自治体
太田市、館林市、
邑楽郡大泉町、千代田町
栃木県足利市である。