ビブリオの記念日
記念日として『絵本の日』『図鑑の日』と社会的に認知され
活動の象徴として重要視されることで、絵本が教育的、文化的及び
社会的多様な役割を持つ素材であると認識され絵本や図鑑の世界が
『個と文化社会へと広がりを見せることに期待』し、絵本の日を制定しました。
ビブリオ(絵本と図鑑の親子ライブラリー)では、毎年『絵本の日』『図鑑の日』にイベントを開催しています。
この2つの記念日を通じて、よりたくさんのみなさまに、絵本と図鑑のことを知っていただきたいと願っています。
11月30日は絵本の日
この日は、児童文学作家の瀬田貞二氏が・・・と言っても、みなさんは“誰っ?”って思われるでしょう。
瀬田貞二氏は、映画にもなって大ヒットした「ナルニア国物語」や「ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)」の翻訳者としても有名です。
この瀬田氏が、日本の絵本に関する基本的な考え方を最初に示し、その後絵本の世界に大きな影響を与えた「絵本論」を出版した日が、11月30日なのです。
詳しくお話しすると長くなりますので、瀬田氏のことばを紹介します。
“子どもを静かなところにさそいこんで、ゆっくり深々と、楽しくおもしろく美しく、いくどでも聞きたくなるようなすばらしい語り手を、私たちは絵本とよびましょう。”

「絵本の日」制定式典記念イベントの模様です。
ほんとうに沢山の方にお越しいただきました。
この日は、高島市長にも絵本を読んでいただきました。
10月22日は図鑑の日
近代日本において「図鑑様式レイアウト」が頁海に構成され、
日本で最初の書籍名称として「図鑑」を用いた「植物図鑑」の初版が出版された月日です。
この「植物図鑑」は村越三千男が創設した「東京博物学研究会」において、彼が収集した植物標本に高柳悦三郎とともに自らが解説を付け、それを牧野富太郎が校訂を行い、参文舎より明治41年(1908年)10月22日に初版が出版されました。
絵本と図鑑の親子ライブラリーは、毎年「絵本の日」と「図鑑の日」にイベントを開催しています。この2つとの記念日を通じて、よりたくさんのみなさまに、絵本と図鑑のことを知っていただきたいと願っています。

「図鑑の日」記念式典イベントの模様です。
「図鑑の日」は10月22日です。
この日も、たくさんの方にお越しいただきました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます