郷土の自然や生活・文化に具体的な教材を求め、郷土への愛情と理解を育成することを目標とした教育。
一つのテーマを決めて深く掘り下げて、さまざまな分野を横断して学び、実生活と関わりのある知識や知恵を身に着けていく教育法である。
その過程で、できるだけ地域について学ぶことを心掛ける。
郷土が自然的,文化的,社会的諸側面においてもつ教育的価値を重視する教育的主張または実践をさし,理論的には諸説がある。
ヨーロッパでは 17世紀にさかのぼるが,日本では明治後期に郷土科として試みられ,昭和初期には世界的恐慌の影響から農村を守るため文部省によって奨励され,各学校で郷土室の設置,郷土調査,郷土読本の編集などが盛んになった。
他方民間でも実践が試みられ,綴り方教育運動にも影響を与えた。
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