goo blog サービス終了のお知らせ 

利根輪太郎の競輪人間学 口惜しさをバネに

2024年12月28日 22時00分51秒 | 未来予測研究会の掲示板

利根輪太郎は、改めて自身の不徹底さに腹を立てたのだ。

自宅を出た時、さらに取手駅から競輪行きのバスに乗った時には、口惜しさをバネにと決意していたのだ。

だが、その口惜しさをバネには出来なかったのだ。

手元には、5-7からの2-3-4の各500円の負け車券があった。

これは、高知競輪最終日(12月27日)の12レースに勝負した車券だった。

今日は、何がなんでも、5-7-2 5-7-3 5-7-4を買うのだと意気込む。

さらに昨日の12レースのおさえは、5-1と5-2 2-5 2-3 2-4であった。

だが、肝心な5の頭を軽視する結果となる。

非常に、悔やまれた。

GP 静岡競輪 KEIRINグランプリ2024

12月28日

6レース

並び予想 5-1-8 6(単騎)2-7-9 3(単騎)4(単騎)

レース評

捲りカマシ強烈な松本を目標に松岡が確かな差し脚を発揮。転倒の支障無ければ新村−簗田が脅威だし伊藤も一発

2-7 7-2 1-7 7-1Ⅰ-5の3連単で勝負してしまう。

1番人気 7-2(3・2倍)

5番の頭が意識から遠のくのだ。

今日は、5-7の3連単は何が何でも買うと思っていたのに、オッズや競馬専門紙の青競を見てしまったことが禍する。

しかも、X◎○のボックス車券も頭になかった。

大きな魚を釣り損ねた気分となる。

「口惜しさをバネに」が利根輪太郎の競輪人間学  であったのに・・・・

 




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
× 1 5 新村 穣   11.8 B 鐘3半捲り
2 7 松岡 貴久 2車身 11.6   振上げ差し
3 2 松本 秀之介 1/4車輪 11.8     叩き赤板逃
4 9 小酒 大勇 2車身 11.6     熊本勢続き
  5 8 田中 孝彦 1車身1/2 11.7     前阻れ切替
6 3 伊藤 信 1/2車身 11.6     機を逸して
  7 4 栗山 俊介 3/4車身 11.5     追走のまま
  8 6 尾崎 剛 3車身 11.8     切替も後方
9 1 簗田 一輝 2車身 12.3   S 新村追振れ

 

2

4=5
1,870円(9)
2

5=7
3,360円(11)
3

2=5=7
1,680円(4)


2=5
800円(12)
2=7
140円(1)
5=7
690円(11)
4-5
5,800円(23)
5-7
9,940円(22)
5-7-2
42,410円(105)

戦い終わって

戦い終わって写真

 打鐘の周回で後ろ攻めの松本秀之介-松岡貴久が叩くと、そこに単騎勢が次々と切り替え、下げた新村穣は7番手に。最終ホームから新村が一気に前団を巻き返し、1着ゴール。新村マークの簗田一輝を飛ばした松岡が2着に入線。
 1着の新村は「2分戦なので(初手は)前か後ろのどちらかしかない。松本君はそんな徹底先行というタイプでないし、一回引いても巻き返して行けるかなと。今回は怪我もあり欠場後、自分が7番手からどれだけ踏めるかでしたが、静岡の風もあって恵まれた。これだけ動ければ戦えると思うが、上位で大きなレースをするなら、それなりの力が要る。今回はメンバーが良いし、持てる力を出し切れる様に」。
 2着の松岡は「捲りに併せて仕事をする準備をしていたら、もうそこに(新村が)来てましたね。気づくのが遅かった。あれで1着を取ろうと思えば、そこから切り替えて捲るしかないが、それをやるのは鬼かなと(苦笑)。完璧ではないけど、そこそこ動けているし大丈夫」。

 


偉大な哲学・理念・思想を学ぶことは人生を豊にする

2024年12月28日 11時32分38秒 | その気になる言葉

▼自分の人生の課題に挑戦すること、人々の幸福を願う努力は一体である。

共に前進の力だ。

▼青年期の奮闘は、やがて財宝に変わる。

▼人は家族、友人など、多くの真心に包まれている。

その恩に報いようとする時、人生はより深く、豊かなものになる。

▼偉大な哲学・理念・思想を学ぶことは人生を豊にする。

▼人に応じ、心に応じ、時に応じ、所に応じた、きめ細かな激励に、人の心は動くものだ。

▼何があろうと、堂々と生き抜く、そして勝って行く。

がんの病魔をも、笑い飛ばして、生き抜くのである。

▼どのような悩みさえ、生きる力に変えていくのだ。

▼人生は山があり谷がある。

だが、今の苦悩には深い意味があると確信することだ。

宿命も使命に転じることができる。

▼なぜベートーベンが好きなのか?それは人らしい生き方をしたからだ。

ベートーベンは耳が聞こえなくなっても諦めなかった。

ベートーベンの哲学、人生感のすばらしさは、自分の信ずる道をそのまま貫き通したことだ。

「困難な何ごとを克服するたびごとに、私はいつも幸福を感じます」

「この世になすべきことがたくさんある、すぐになせ!」

▼世の中から歓喜を拒まれた人間が自ら歓喜を造り出す。

それを贈りものとするためにーベートーベンを評した作家・ロマン・ロランの言葉

ロマン・ロランは、フランスの小説家、評論家。

理想主義的ヒューマニズム、平和主義、反ファシズムを掲げて戦争反対を世界に叫び続け、フランスでは評価されなかったが国際的に多くの知友を持った。

 

 


88歳でピアノ最難関の8に受かる

2024年12月28日 11時12分50秒 | その気になる言葉

英国王立音楽検定
(アソシエイテッド・ボード検定)
ABRSM EXAMS

英国イングランド東部キルハムに住むレイ・エバリーさん88が先日、極めて難しいピアノ演奏の8段階最難関に合格した。

毎年、世界約90か国で60万以上が受験している。

「すべての人には、何らかの才能と創造性があります。ただ、それを開花させるには時間が必要なため、多くの人はイライラして、諦めてしまいます」

スペインの画家ピカソが204日をかけて、連作銅版画347点を完成させたのは88歳を目前にした秋だった。

1889年に設立された英国王立音楽検定協会(アソシエイテッド・ボード)では、世界最大規模の音楽検定を行っています。120年以上の歴史と伝統を誇るこの検定は、約90ケ国で実施され、毎年約63万人以上が受検しています。

日本で実施される検定では、英国王立音楽検定協会より派遣された音楽家、音楽指導者が審査にあたります。
公益財団法人かけはし芸術文化振興財団では、日本代表事務局として検定の運営を行い、音楽教育水準の向上に努めています。

------------------------------------

 

 

選挙ポスター枠を「売買」

2024年12月28日 11時02分46秒 | 社会・文化・政治・経済

「掲示板ジャック」が物議 ポスター枠「売却」、問われる良識―「常識外れ」と有権者・都知事選

配信
【図解】ポスター枠「売却」の流れ

【図解】ポスター枠「売却」の流れ

  • 同一のポスターが大量に並んだ選挙掲示板=26日、東京都江東区(一部、画像処理してあります)

与野党、選挙ポスターで公選法改正論 自民幹事長「対策が必要」

 大量の同一デザインのポスターが目を引く東京都庁前の掲示板。

訪れた都内の70代女性は「選挙をばかにしている。常識外れだ」と憤る。

日野市の30代男性は「違法と言い切れないが、まじめな選挙なのに投票意識がうせる」と不快感をにじませた。

 24人が出馬した政治団体「NHKから国民を守る党」は、1口2万5000円の寄付と引き換えに、候補者に割り当てられた掲示板の枠を譲ると表明している。

寄付者は自身が作成したポスターを1カ所に24枚張ることができ、これまで約1050カ所分が「売却」された。

 これを受け、都内各所の掲示板には、有料サイトに誘導するQRコードが掲載されたものなど、候補者と無関係なポスターが多数張られた。

中には風俗店を宣伝する内容もあり、警視庁は22日、風営法に抵触するとして、立花孝志党首に警告した。

 同団体以外にも問題視される事例はある。

警視庁は20日、「表現の自由」を訴え、ほぼ裸の女性のポスターを掲示した諸派の男性候補に対しても、都迷惑防止条例違反の疑いで警告。

同庁幹部は「何でもありではないという示しはついた」と話す。

 同団体は警告を受けたポスターを撤去したが、立花党首は取材に対し「無関係のポスターを張ることについて公選法上の定めはない。掲示板をなくすための問題提起だ」と主張。

収益目的との指摘には「選挙とはいえ、ビジネスとして金を稼ぐ知恵を出せる人が政治家にふさわしい」と持論を展開した。

 都選管には告示日の翌日の21日までに、「なぜ同一ポスターが大量に張られているのか」などの問い合わせが1200件以上、殺到した。

 法政大大学院の白鳥浩教授(政治学)は「ポスターに何を掲示するかは表現の自由の範囲」と語る。

一方で、「選挙は行政長などを選ぶ政治的な機能しか想定していない。選挙とビジネスは切り分けるべきだ」とも指摘。

選挙掲示板の趣旨の説明徹底など、都選管や総務省による踏み込んだ対応を求めた。


兵庫県知事選で稲村陣営が誹謗中傷を10倍した?

2024年12月28日 10時48分58秒 | 社会・文化・政治・経済

 根拠とされた新聞記事は無関係【ファクトチェック】

配信

 

検証対象

検証過程

<picture><source srcset="https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20241223-00010000-jfactc-001-1-view.jpg?pri=l&w=475&h=640&exp=10800&fmt=webp" type="image/webp" /><source srcset="https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20241223-00010000-jfactc-001-1-view.jpg?pri=l&w=475&h=640&exp=10800" type="image/jpeg" /></picture>

この投稿には「『Yahoo!リアルタイム検索』より作成」と表記のあるグラフが付いている。

「既得権益」「#さいとう元知事がんばれ」「斎藤 パワハラ」「#いなむら和美を兵庫県知事に」「公益通報」「稲村 外国人参政権」というネットで拡散した6つの言葉の拡散数の変遷を現している。グラフの横軸の日付は県知事選告示日の10月31日から投票前日の11月16日までだ。

このグラフを画像検索すると11月29日に神戸新聞NEXTで配信された記事が見つかる。

記事は「『既得権益』『さいとう元知事がんばれ』兵庫知事選終盤、Xで大量に投稿 真偽不明の情報も拡散」という見出しで、兵庫県知事選の期間中ネット上で拡散した言葉がどの時点で急増したのか、その背景を探る分析記事だ。

しかし、稲村陣営やその支持者が選挙妨害したり、斎藤氏側を誹謗中傷したりしたかなどは説明していないし、グラフからもそうした事実を読み取れない。

例えば、この記事が取り上げた「斎藤 パワハラ」は、斎藤氏が「パワハラしていた」、「パワハラはしていなかった」のどちらでも検索ワードに上がってくるので、誹謗中傷を読み取れるわけではない。

1/2ページ

【関連記事】


究極の自己肯定

2024年12月28日 05時05分02秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

究極の自己肯定が、あるとすれば、それは東洋思想であるだろう。

釈迦の「法華経」では、万人成仏を説いた。

それは、人間そのものに<無限の可能性>があることを意味する。

仏教が説く「仏」とは、どのような存在なのか。

「仏」の語源には諸説あるが、「目覚めた者」を意味する古代インドの言葉、サンスクリットの「Buddha」に由来しているとされている。

仏教では、「仏」とは、真実に目覚めた者、すなわち、<覚りを得た存在>を意味する。

一般的な仏教は、何度も生まれ変わって修行を続けた末に覚りを開き、仏になれると説いている。

これに対して法華経では、この一生で「仏の境涯」を顕すことができるという「一生成仏」を説く。

つまり、人は死んで「仏」になるのではない。

また、多くの経典が、<仏とは特別な存在である>とする一方、法華経は、すべての人が仏になれるという<万人成仏>を初めて説いた。

そのため法華経は、「諸経の王」とたたえられている。

「仏」とは自分の外の世界にある神秘的なものではなく、自分の内にある最高の生命のことであると説いた。

 

 

 


日本の教育はダメじゃない?仏教と自己肯定感

2024年12月28日 04時57分15秒 | 社会・文化・政治・経済

(2021年05月06日 更新)

日本の子どもたちの自己肯定感の低さは、仏教の影響を受けているから、と聞いたら、驚くのではないか。
いや、否定的な見解ではない。
 
だから修行のごとく、失敗しても子どもたちは一層がんばるというのだ。

 ちくま新書の「日本の教育はダメじゃない」は、台湾大学で教えている日本人准教授と京都大学で教えている英国人准教授の共著。二人とも、世界銀行や国連で働く国際派だ。

 この本の面白さは、多くの日本人が思い込む「日本の教育はダメだ」観を国際比較データで問い直していること。
勉強に興味がない、知識がない、学力格差は大きい、いじめ・不登校の多発等々、一つ一つそのバイアスをデータを駆使して覆していく。日本の教育のレベルの高さや、現場の教師たちのがんばりをきちんと評価している(国際的にも高い評価がある)。
 とりわけ興味深かったのは、冒頭に挙げた自己肯定感の問題だ。
そもそも東アジア諸国では一般に欧米の子どもに比べ、自信のある子どもの割合は低く、その一方学力は高い傾向にある。
それは、過剰な自信に溺れるのではなく、自己に対し批判的な目を向け続け、(自信を持てないからこそ)一層頑張ることと関連はないかと、いうのだ。
 その基底にあるのが、キリスト教と仏教の違いがあるという。
欧米人は、自己は固定的なものであり、「生来の能力」によって規定されると解釈する。
つまり、失敗したらそこまでよと、がんばらないのだが、その根底にはキリスト教の「予定説」が強く影響しているのであって、そこが「人生は修行」と考える日本人の仏教観と大きく異なる。
失敗をも成長の機会と考える自己の捉え方の違いだと指摘する。
 文中での仏教への言及は少ないので(河合隼雄が紹介されているが)、完全に理解はできないのだが、日本人の教育観や学習観、成長観に仏教が根底的な影響を与えているのだとしたら納得できる。
別の章で「学びに必要な強制力」というくだりがあるが、重ねてみると面白い。
 むろん、「そこがすごいよ日本人」みたいなお調子本とは違う(それでもやはり「国家主義的」という業界内の批判は受けるそうだ)。
安易な現状批判でも肯定でもなく、データで正しく実態を認識した上で、日本の教育についての議論を始めようと呼びかける。
それにしても、優秀な人材(日本人の大人の学力は世界一だ)を使えない経済界が、不調の理由を教育界に求め、政治がそれに追従するというパターンは、教育現場を混乱させ、ますます教員たちを疲弊させていくだけではないか。

「日本の教育はダメじゃない 国際比較データで問いなおす」 (ちくま新書)https://honto.jp/netstore/pd-book_30760764.html

 

 

脳の名医が教える すごい自己肯定感

2024年12月28日 04時48分00秒 | 医科・歯科・介護

 

脳の名医が教える すごい自己肯定感
出版社
クロスメディア・パブリッシング
 
 
<fieldset class="px-5 pb-[10px] mt-5 text-[17px] border border-[#e6e6e6] border-none sm:border-solid">
おすすめポイント

「自分は劣っている」「自分は人より頭が悪い」。こんな感情に駆られ、自己否定ばかりしてしまっていないだろうか。もしそうなら、それは脳の癖が問題になっているそうだ。脳を正しく使っていれば、脳は自己肯定感を強化するように働いてくれる。にもかかわらず、自己肯定感の低さで悩んでいるとしたら、脳本来の働きを抑え込んでいる可能性が高い。

本書は、脳内科医として1万人の脳画像を見た著者が、自律的な自己肯定感の本質とその育て方を解説した一冊である。読み進めるにつれ、本来の自分を客観視し、自己肯定感を高めるステップが理解できる。具体的には、ありのままの自分を受け入れられる「すごい自己肯定感」の効果、自己否定を追い出す方法、自己肯定感を高める習慣などだ。

現代のような競争社会においては、お金、地位、肩書きといった他者評価に依存した自己肯定感を持つ傾向にある。しかし、他者評価に依存した自己肯定感は崩れやすい。これだけでは自分らしい生き方を見つけることが難しくなってしまう。

本書を読み、自己肯定感を高める習慣を実践していけば、他者評価に依存するのではなく、自分の価値観や基準にあった「すごい自己肯定感」をはぐくむことができる。本書を通じて、自分なりの価値基準を発見していただきたい。より充実した人生を歩みたい方におすすめの一冊だ。

ライター画像
木下隆志
</fieldset>

著者

加藤俊徳(かとう としのり)
新潟県生まれ。脳内科医、医学博士。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。
脳番地トレーニング、脳活性おんどく法の提唱者。
1991年近赤外光を用いて脳機能を計測する「fNIRS(エフニルス)」法を発見。
1995年から米ミネソタ大学放射線科MR研究センターに研究員として従事。
帰国後、「脳の学校」、「加藤プラチナクリニック」を開設し、独自開発した加藤式 MRI脳画像診断法(脳相診断)を用いて、小児から超高齢者まで1万人以上を診断・治療。脳の成長段階、強み弱みの脳番地を診断し、薬だけに頼らない脳番地トレーニング処方を行う。
InterFM897「脳活性ラジオDr.加藤 脳の学校」のパーソナリティーを務める。著書に、『1万人の脳を見た名医が教えるすごい左利き』(ダイヤモンド社)、『不安を力に変える』(扶桑社)、『ADHDコンプレックスのための“脳番地トレーニング”』(大和出版)など多数。

加藤プラチナクリニック公式サイト
https://www.nobanchi.com/
「脳の学校」公式サイト
https://www.nonogakko.com/

<button class="jsx-4a2001c23201a930 rounded" type="button">すべてを見る</button>

本書の要点

  • 要点
    1
    「自分はダメだ」「人よりも能力が低い」と感じているのなら、それは脳の癖が問題になっている。
  • 要点
    2
    自己肯定感は、自律性自己肯定感(自分の内的な基準に基づいた自己肯定感)と他律性自己肯定感(社会評価に基づいた自己肯定感)の2つがある。自律性自己肯定感が高い人は最強の人格を手にしたといえる。
  • 要点
    3
    自律性自己肯定感を身につけるための第一歩は正しい自己認知である。そのうえで、自己否定をやめ、自己基準を確立することが重要だ。

要約

自己肯定感を取り戻す

「自分はダメだ」と考えるのは「脳の癖」が問題

 

脳内科医の著者がクリニックに訪れる人々を見ていると、「もったいない」と思うことがある。なぜなら、必要以上に自分自身のことを「ダメだ」と思い込んで、自信を失っている人が多いからである。

自分の価値を認めて、存在を肯定する感覚を「自己肯定感」と呼ぶ。本来はもっと前向きに生きられるのに、自己肯定感が低いと、過剰に落ち込んでしまう。

脳内科医の視点に立つと、「自分はダメだ」「人よりも能力が低い」と感じるのは、脳の癖が問題になっているのである。脳の仕組みとカラクリを理解して、考え方と行動を変えることで、自己肯定感を築くことができる。

 

「認知」が歪んでしまっている
salim hanzaz/gettyimages

 

脳の癖によって自分自身を正確に把握できない人は多い。自分自身の価値観や性格、長所と短所を自分自身で認識することを「自己認知」という。

自分自身を正しく判断するためには、自己認知が欠かせない。とはいえ、自己認知は思ったほど簡単ではない。自分自身を見つめるときは、どうしても自分の主観や願望、思い込みが入り込んでしまう。その結果、本来とは異なった自分像を作り上げ、それを自分自身だと錯覚してしまう。

もっと見る
この続きを見るには...
残り3166/3670文字

自己肯定感

2024年12月28日 04時41分38秒 | 社会・文化・政治・経済

自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉である。しかし、後述のように定まった定義はなく、他の類似概念との弁別も充分とは言えない。

定義

自己肯定感という言葉は、研究者などによって数多くの定義が提唱されてきた。

各研究者による自己肯定感の定義[1]
研究者 定義
高垣忠一郎[2] 「他人と共にありながら自分は自分であって大丈夫だ」という、他者に対する信頼と自分に対する信頼
樋口善之・松浦賢長[3] 現在の自分を自分であると認める感覚。

(下位概念:諦観・帰属・独立の3つの概念により構成されると仮定)

※諦観ー受容/帰属ー所属意識/独立ー自立

樋口善之・松浦賢長[3] 現在の自分を自分であると認める感覚。

(下位概念:自律・自信・信頼・過去)

田中道弘[4][5][6] 自己に対して肯定的で、好ましく思うような態度や感情。

自己に対して前向きで、好ましく思うような態度や感情

多田怜子・蛎崎奈津子・石井トク[7] 「自分自身のことが好き(自己受容)」、「自分自身を大切にしている(自己尊重)」、「生まれてきてよかった(自分の命に対する受容)」を合わせたもの。
久芳美惠子・齊藤真沙美・小林正幸 [8] 自分自身のあり方を概して肯定する気持ち。

(理想自己と現実自己のずれをうまく調節しながら、ありのままの自己を受け入れるという自己受容性とは区別する)

東京都教育委員会[9] 自己に対する評価を行う際に、自分のよさを肯定的に認める感情。
明橋大二[10] 自己肯定感とは「自分は大切な人間だ」、「自分は生きている価値がある」、「自分は必要な人間だ」という気持ち。
諸富祥彦[11] 自己肯定感と他概念との関連性について図式化。
東京都教職員研修センター[12] 心理学用語のself-esteem(セルフエスティーム)を訳した言葉。
江角周子・庄司一子[13] 自己の価値基準を基にした、よいもダメも含め自分は自分であって大丈夫という感覚。
菅原隆志[14] 自己(自分自身)を肯定的に解釈して生まれる肯定的な感情のことで、積極的に肯定して生まれる感情。
三浦修平[15] 被受容感と自尊感情からなる。

自己肯定感については心理学の領域で継続的に高い注目を浴びている概念であるが、その定義や類似の他概念との弁別性などについて、検討の必要性が残っている[1]

自尊心英語self-esteem)、自己存在感、自己効力感英語self-efficacy)、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる場合がある[16][17][1][6]。現在、これらの言葉は多義的に用いられることが少なくなく、結果としてあらゆる肯定的な心理的要素を表現する包括的名称(umbrella term)となっているという指摘がある[18]

自己肯定感の訳語としては、self-positivity、self-affirmationなどを当てはめる試みがなされてきた[6]。ただし、社会心理学者のスティールが提唱した自己肯定化理論英語版において定義されたself-affirmationは、「自己の全体的一般的な完全さ(適応的、道徳的適切さ)を確認、肯定すること」[19]であり、自己肯定感とは異なる概念であることから、注意が必要である。

歴史

「自己肯定感」という言葉は1994年高垣忠一郎によって提唱された[20]

高垣は自身の子どもを対象にしたカウンセリングの体験から、当時、没個性化(不登校・無気力・自殺などの根底にある、自己・個・人格・生きる意欲の喪失化)が生じていた子どもの状態を説明する用語として「自己肯定感」を用いている[20]

その後、日本の子どもの自己評価がアメリカ合衆国中華人民共和国大韓民国の子どもの自己評価に比べて有意に低いことが日本青少年研究所の調査報告などで指摘されるようになり、日本の教育現場において「自己肯定感」が注目されるようになった[20]

なお日本人の自己肯定感は子どもにとどまらず、若者をはじめ成人でも低いことが明らかになっている[21]。また、1990年以降の文化心理学の影響により、日本の文化的背景に即した概念を模索し、検討する試みがなされるようになり、その結果として自己肯定感という用語が使用されるようになった[6]

自己肯定感が提唱されてから年月が経ち人々に広まり多様な解釈がなされるようになった。

「自己効力感」「自己有用感」「自己効用感」などが「自己肯定感」として語られる事があるが、このような語られ方をするだけでは不十分だと考える、と高垣は述べている[22]

教育再生実行会議による第十次提言では、「自己肯定感を高め、自らの手で未来を切り拓く子供を育む教育の実現に向けた、学校、家庭、地域の教育力の向上」が掲げられている[23]

自己肯定感に関する批判

上記の通り、自己肯定感と自尊心は同じ様な意味合いで用いられることがあるため[16][1][6]、自己肯定感を論じる際には自尊心に関する批判や批判的研究が用いられることがある[18]

詳しい批判は自尊心 § 自尊心に関する批判を参照。


真皮とは

2024年12月28日 04時01分57秒 | 医科・歯科・介護

「真皮」は表皮の内側にあって、肌(皮膚)組織の大部分を占めており、肌(皮膚)の本体ともいえます。

部位などによって異なりますが、皮下組織を除くと平均で約2ミリの厚さがあります。
真皮は、「コラーゲン」という線維状のタンパク質がその大部分を占めています。

そして、その間を「ヒアルロン酸」などのゼリー状の基質が水分を抱えながら満たしています。

これに「エラスチン」という線維状のタンパク質も加わって、肌に弾力を与えています。

これらの線維や基質を生成する細胞を、線維芽細胞(せんいがさいぼう)といいます。
さらに、真皮には、血管やリンパ管、汗腺などがあります。

真皮は、その大部分を占めるコラーゲンや、エラスチンなどにより、肌(皮膚)を支え、その形や弾力を保つ働きがあります。
さらに「血管」「リンパ管」や、「皮脂腺」「汗腺」などの付属器があり、生理的な機能も営んでいます。

 


【静岡競輪 28日ヤンググランプリ】初の連覇へ太田海也 

2024年12月28日 03時57分15秒 | 未来予測研究会の掲示板

「前回は今年一番いい感覚があった」配信


【静岡競輪・GPシリーズ】中野慎詞と太田海也

2024年12月28日 03時49分51秒 | 未来予測研究会の掲示板

 パリ五輪の盟友が1年ぶりガチンコ勝負 12/27(金) 22:44配信

【関連記事】