寅さんの自分さがしの旅日記

人生は気ままに自分らしく生きるための自分探しの旅

島根・鳥取の旅 Ⅰ

2009-08-23 01:56:34 | 旅行
三瓶山から下山し、ひと汗流そうと三瓶温泉に向かう。


三瓶温泉志学薬師湯

駐車場から南に行くとすぐにはあったが、めざす亀の湯ではない。少し先まで行って見たが見つからないので
鶴の湯に入ることにする。(亀の湯はもう少しに先だった)

湯船はひとつだけで鉄分の多そうな茶色をしている。湯は蕩々と溢れ、いかにも身体に効きそうな気がする。
ひなびた感じがたまらなく良い。
最初は誰もいなかったのでゆっくりと浸かれた。

しかし温泉津温泉の長命館へ17:30までに着かなければならないので、のんびりしていられない。

16時頃鶴の湯を出て、温泉津温泉を目指す。
17時前、温泉津温泉へ到着。


今夜の宿 長命館

思ったとおりのひなびた温泉街である。
宿についてもなかなか宿の人は出てこない。
やっと2階の部屋に通される。


長命館の階段

通された部屋は広かったが、6月の大雨により前の山が崩れたそうで、
ここへ寝るのは気持ちが良くないだろうからと言われ北側の部屋に通された。
部屋は小さいが、本来有料であるテレビが無料だそうだ。

17:30からのはひとり旅をしている人ばかり3人での食事だった。
京都から来た自転車好きの兄ちゃんと少し話をした。30歳くらいの女性がいた
ようだが、吾輩の後ろにいて顔さえも見ないうちに食事を終え行ってしまった。

後に浴衣で薬師湯に行く女性を見かけたがきっとその人だろう。


長命館経営の元湯

夕食の後、元湯へ入る。
自転車の兄ちゃんの話ではどうやら熱いらしい。
今まで入った温泉でもナンバー1のひなびた湯船である。歴史は古く江戸時代の殿様なども入っていたらしいが、
まともな洗い場さえない。7月の大雨では湯船が浸水したそうだ。

ぬるい湯とあつい湯があって、ぬるい湯で44度・・・う~んなかなか熱いが我慢すれば入れる。
あつい湯は温度計が壊れていて温度はわからない。
ためしに足を浸けるが相当の熱さである。

しかし、周りの目もあるので足を浸けた以上入らない訳にはいかないので我慢して入るが・・・
10秒も経たないうちに湯船を飛び出す。注意書きには2分以上入らないでくださいとあるが、
ダチョウ倶楽部じゃあるまいし、こんなもん2分も入れるか
温度は48度くらいらしい。

ここは源泉らしく温度調整はしていないようで、地元の人が言うには今日は丁度良い温度だそうだ。

部屋に帰っても行くところもないしテレビを見て就寝。
明日は世界遺産・石見銀山へ行ってみようと思う。

               -続く-