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参照。

興奮の伝達・興奮の伝導

2008-12-28 21:50:29 | 解剖生理学(脳神経系)
興奮の伝達
神経細胞から神経細胞へ情報を伝える過程。
活動電位により脱分極した神経終末から放出される化学伝達物質を介して液性に情報が伝達される。
興奮の伝達
①一方向伝達・・・第1のニューロンであるシナプス前線維から、第2のニューロンのシナプス後線維へは興奮は伝わるが、その逆には伝わらない。(シナプス前繊維→シナプス後繊維)
②シナプス遅延・・・シナプスを通って興奮が第1ニューロンから第2ニューロンへ渡る際2~5ミリ秒位要する。何回も刺激すると短くなる(反復刺激後増強)
③発散と収束・・・発散は一つの神経細胞の軸索から枝分れし、収束は一つの神経細胞に多数の神経細胞の神経終末が集まる。
④疲労しやすい
⑤シナプス電位の加重
⑥シナプス前抑制

→活動電位、 強縮

興奮の伝導
活動電位が軸索に沿って伝播。
【伝導の原則】
1、絶縁伝導・・・ある神経線維の興奮は隣接神経には伝導されない。
2、不減衰伝導・・・活動電位の大きさは一定であり、減衰しない。
3、両方向伝導・・・神経線維の一点で興奮がおきると、その興奮は中枢側(細胞体側)と抹消側の両方向に伝わる


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