常夏ならば振り向くかも

語り部である私が提供する、今そこにあるチープでホットな噺の数々を口承するブログ。一話解決を目指して今日も喋ります。

荷物がいっぱいで持てません。何か捨てますか?

2007年03月02日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
たまに痛い落し物をする私。
今日は鍵を見失った。

ポッケの裏生地まで引っつかんで、仕舞いには脱いでしまおうかと思ったものの
どこにも無い。

心当たりは書店だ。また戻るのかよと意気消沈しつつ
元来た道をひた走る。

無い、無い、無い!!

芋色の革キーケースありませんでしたか!?
通り過ぎる人達に情けないようなガンをつけながら
途方にくれながら戻った。

すると旧街道の狭い路肩にちょんと居座っているではないか

鍵ちゃん「遅いよっ、ったく」

この馬鹿野郎!親不孝もの!
鍵っ子にとって鍵をロストするのは致命的なんだぞっ

通る車の運転手は私がキーケースを掴んだ時、一斉に見ている。

いやいやいや
これ僕のだからね!なんだったらば鍵と鍵合わせてみますよっ

思い返せばその道はMP3プレイヤーをガンガンに鳴らして
ノリに乗って前ばかりを見て走っていた。

俺が悪いじゃん。

鍵は大切。
使いどころも大切。
ドラクエ1をやれば分かる。