常夏ならば振り向くかも

語り部である私が提供する、今そこにあるチープでホットな噺の数々を口承するブログ。一話解決を目指して今日も喋ります。

片手持ち、両手持ち

2006年06月06日 | 『今そこにある既知』 今これが言いたい


R25的ブックナビをごろ寝読みしていると、取り合えず一冊読みたい本が見つかった。なのでブックナビは一先ず棚に置き、図書館でその本を予約した。
今日、その本が届いたので受け取りに行った。

東京湾景

小生、恋愛小説はこの方読みこんだ記憶が無い。映画やテレビドラマで事済んでいたのが一つ。あとはリアルティーのなさに鼻で笑っていた感があった。
ただ本に出てくる女に憧れを抱いたことは無いものの、飽きさせない女にはどこか惹かれるものがあった。自分の恋愛感にも影響していると思う。

R25ブックナビ『東京湾景』紹介で目に留まった文章

変りばえの無い毎日を生きる男女の息遣いが伝わる…
男女の微妙な距離感…
赤の他人だったもの同士が知り合い、付き合うまでの唐突ながらどこか淡々とした感じ…
臆病で素直に向き合えない男女の、無意識のうちの腹の探りあい…

一発でこれはいけるんじゃないの!って思えた。それは、どんよりした感っていうやつかなぁ~。
とりあえず直感的ではあるが、読んでみたいなと胸が高なったのです。

といっても、まだ5、6頁しか読んでいない。
本の表表紙はお台場海浜公園だ。
借りてきてから何度もぼけっと眺めている。
どこか気になる。

う~ん