常夏ならば振り向くかも

語り部である私が提供する、今そこにあるチープでホットな噺の数々を口承するブログ。一話解決を目指して今日も喋ります。

価格どもの夢の跡

2006年05月17日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
なんとも暇な時はハードオフに行くのを慣わしにしている。
入り口近くには比較的新しいCDやパソコンが置かれているものの、私が見るところは其処ではなく中程から奥にかけての棚と、青い籠に雑然と置かれているモノ共に用がある。そこに置かれた機器を手にとっては引っ込め、また手にとっては引っ込めの繰り返し、たまに溜め息を漏らしながら物色する。目利きタイムだと理解してもらいたい。
今日は手動携帯電話充電器を見つけた。手のひらサイズにしてドコモのフォーマとテジタル、AU、ボーダフォンそれぞれの取替えプラグがついて420円。安い。電源要らず電池要らずの手動充電器、お一ついかがですか?
溢れ返ったコード類はシカトして、ポータブル音楽機器の所に行く。店の表側ではIポット等のMP3プレイヤーが華々しく置かれているのに、ここにドドンっと置かれている物達は、ぜんぜん輝きを放っていない。いくら天下の舞台にあったSONY機でも、一時期終われば元スターの地方興行である。
表面が傷つき垢まみれになったカセットウォークマンやCDウォークマンの中に「MD」というロゴがあるものを見つけた。手に取るとズッシリ鉄の重厚さと冷たさが伝わってきた。これはMD録音プレイヤーの特徴で、普通のプレイヤーに比べて録音書き込み機能があるために分厚い。その初代系統に当たる為、CDRケースを三枚重ねた厚さがあった。しかも録音機能は壊れているので再生のみ。いらね。

前回来た時に初期型プレイステーション2本体(ケーブル類なし)が、良い状態で3150円で売られていた。相当迷った挙句「欲しがりません勝つまでは」と日本男子らしく決断をしたものの、その後気にはなっていた。なので、ずらっと探してみたが、もう終戦を迎えてしまったようだ。
私自身一体いつになったらば、プレイステーション2を買って遊べるのだろうか!?2000年3月に発売されてから6年、今年の11月にプレイステーション3が出るというのに…
オラは子供達とゲームを通しての会話は、完璧に出来なくなったに違いない。

結局何も買わずに外に出てきて、車に乗り込んで思ったこと
「プレイステーション3って発売価格6万2790円だろっ、この価格子供には優しくない値段だよな」
そんなことを考えた。

自分のことが落ち着いたらば、プレイステーション2はジャンク品で買おうと思います。皆ソフト貸してね☆