常夏ならば振り向くかも

語り部である私が提供する、今そこにあるチープでホットな噺の数々を口承するブログ。一話解決を目指して今日も喋ります。

0系

2006年05月14日 | 『今そこにある既知』 今これが言いたい
『交通博物館』
小さい頃は親に連れられてよく行った。電車の模型運転で席「出発進行~」なんて叫んで、ハシャギまくったものである。

博物館前にあるO系新幹線の先頭部
時は1964年、高度成長時代の真っ只中、東海道新幹線初代を務めた記念すべき車両である。丸みを帯びた先頭部は航空機を似せ、青と白のラインは新幹線のイメージカラーを絶対的なものにした。そういえば、ガンダムさんも青と白が定例なので、末永く仲良くしてもらいたいものである。
さて1964年当時の新幹線は、東京~新大阪区間を「ひかり」では4時間、「こだま」では5時間で結んでいた。これまでの在来東海道本線では「東京~大阪」を6時間半かけて輸送していたので、これは革新的なものといえよう。現在は同区間を2時間半で結ぶので、新幹線は今後もやれば出来る子なのだ。

幼心に焼きついた鉄道の記憶を、思い出させてくれる交通博物館は今日で閉館。
さぞ鉄っちゃん(鉄道マニア)は涙したことだろう。
心配するな!近くの秋葉原に行けばメイド喫茶があるぞ。泣いて語ろう。
いやいや、すまぬ。今度さいたま市に鉄道のミュージアムが完成するから、そちらに流れてきてくれ。