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雨漏り工事のクレーム処理・・・「瑕疵」(かし)って何?

2014年08月19日 | とんとんはうす30年
「瑕疵」(かし)って何?
「瑕疵」はリフォーム用語・・・物に対し一般的に備わっていて当然の機能が備わっていないこと。
               あるべき品質や性能が欠如している事。欠陥と類似する。


 「雨漏り修理」を頼んだのに屋根の瓦工事・銅線工事だけやって雨漏りが止まらない。」というクレーム処理に行きました。
その個所を見せてもらいました。それが本当なら瑕疵に当たるので、まずは天井裏に入って、みずみちの確認をしました。
天井裏はとても綺麗で、雨漏りのみずみちはありませんでした。
30年前、建てた大工さんが相当腕のいい方でいい仕事をしていますし、お施主さんもお金を惜しんでいないのが分かりました。
それ故に、所見が更に混沌としてきて、依頼者と施工者の言い分が余りにも食い違っているので、施工者さんに会いに行きました。
依頼人の話と大きく違うと思ったのは、職人気質のとてもいい方で、依頼者が言うような誠意のない方ではありませんでした。

    


 実は「雨漏り」の出所を見つけるのは、簡単なことではありません。なのですが・・・
今回は、聞き取り調査が一番大変でした。肝心の雨漏りの実態調査の前に、確認するデーターが何もないのです。
たった1か月前のことなのに、いつ何が起きたのか記憶が曖昧で、メモも無く、分かっているのは領収書の日付だけ。
調査だけで3日もかかってしまい、本来3日あれば工事自体終わっているはずだったのです。
結果は、雨漏りより重大な欠陥・・・建物の事ではなく、もっと内面的なもの・・・が見つかったような気がします。
最近似たようなトラブルが多く、必ずしも欠陥工事ではなく、依頼者がトラブルメーカーだった例も存在しています。
(8月14日~17日)


         





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