とんとんはうす

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311から半年、911から10年、・・・危機意識は?

2011年09月11日 | 防災・被災地支援
  朝ドラ「おひさま」を見ていたら、松本市が大火に襲われました。
多分、史実に基づいて書かれているものだと思いますが、篝が不思議そうに言うのです。
「だって、和さんが、火が遠いから大丈夫だと思うけど、念の為、逃げようって言ってたのに、
燃えちゃったの?」って・・・・・そうなんです。昔の家は燃えやすく、大火が多かったのです。
 
  私は子供の頃、能代市で二回大火に遭っています。
それが3月10日だったのを忘れません。
自宅はかろうじて、火災を免れましたが、当時のどの家も本当に燃えやすい素材でしたから、
フェーン現象とあいまって、あっと言う間に町の半分が火の海になってしまいました。
自宅が石垣の上にあり、高い位置から町全体が見わたせました。
翌朝、全て灰になってしまった街の光景を今でも忘れる事はありません。

  その後道路拡張によってかなりの土地を供出しましたので、自宅がかなり狭くなりました。  
篝に「曳き屋」さんの話をして聞かせました。現在の家は不燃材も発達し50年前とは、
比較にならない位類焼しなくなっていますので、若い人達には解らないのだと思います。

  9月1日は、関東大震災の日でした。大正12年、私の母が生まれる前ですから、
勿論私は体験していませんが、義父が旧陸軍被服廠(ひふくしょう)で働いていて、
恐らく最も恐ろしい体験をしたのだと思い、子供達に伝えておかなければと感じてました。

  911も311も、今の若い人たちは自分たちの目で見ています。
人災であっても、天災であっても、多くの犠牲者の方々と遺族の悲しみは変わりません。

  今、自分に何が出来るのか、何を後世に伝えていかなければならないのか、
一緒に、考えていきましょう。



「災害に負けない新しい街作り」DIYアドバイザー・二級建築士  野武由美子 
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