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防災~「直下率」って何?~「直下率」講習会①

2011年07月15日 | 防災・被災地支援
  「直下率」講習会・・・みのりある勉強会でした。とても中身が濃いので何回かに分けてご報告いたします。
  
  「直下率」と言うのは「防災用語]というより、「建築用語」でした。
私たちが耐震診断する時に、一階と二階の、柱や壁の位置が一致しているかどうか調べますが、その比,百分率の事でした。
とても能率よく「直下率」を計算する方法があり、ちょっとブログで伝えるのは無理なので「DIY防災」の勉強会でお伝えします。
その考えでいくと壁は60%、柱は50%なら一応クリアーしている事になります。

  よくわからない方に・・・外壁を考えて下さい。
外壁なら一階と二階の壁はほぼ一致しませんか?柱はどうでしょう。もし一階と二階が一致したら直下率100%になります。
もう1つ、一階にスパンの大きなリビングがあったとして、二階に二部屋あったとします。
二階の間仕切りを何で支えていますか。壁ですか?梁ですか?それとも、何も無かったりして・・・mmm
直下率が40%以下とかになると、建築物は建てられません。

  ただ驚くべきことには、村上講師曰く、現在軸組工法の品質上の問題点は、設計に起因する事が80%を超えると言う。
次回、デザインレビューの5カ条を挙げますが、その中に「第三者としての棟梁の存在」というのがありまして、びっくりしました。
最先端の架構設計の勉強しにきたと思っていたのに、結構アナログなんだなあ~
でも、防災も最後の砦は人ですから同じなのですね。

  画像は、テキストと、直下率を計算したもの・・・汚くてごめんなさい。

    


「災害に負けない新しい街作り」DIYアドバイザー・二級建築士  野武由美子 

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