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ロケ記10 敷居のすべりが悪いときは。

2005年10月07日 | すまい自分流・とっさ
地元のSさんのお宅をお借りしての撮影。
Sさんは、前回も『扉の磁石が壊れたときは』でお世話になったのですが、
出演したお子さんが、とってもキュートで評判だったとのこと。

今回もそのお子さんの元気な『ただいま』の声から撮影はスタートしました。

・・・子供が帰ってくると、元気よく引き戸を開けます。
・・・ところが、カタカタカタ?引き戸は開きづらくなってしまってます。

さて、どうするか?

今回、監修&とっさ隊が普段身の回りで使うものをいろいろ研究した結果、

デオドランドスプレー(制汗スプレー)に効果アリ!

ということがわかりました。しかも、敷居に使っているうちに別の用途として、
次のロケのアイテムで使えることを発見。(詳しくはロケ記11へ)

こうやって日々の小さな発見が「とっさ隊」を強化してくれるのです・・・。

さて、敷居についてですが、開きにくくなるのには幾つかの原因があります。

1)戸の摩擦で溝が毛羽立ったり、ささくれたりしているため
2)溝にゴミやホコリがたまっているため
3)敷居すべり(等の滑りをよくする商品)が磨耗やはがれているため

今回は対処方法でデオドランドスプレーを推薦しましたが、

■溝のゴミ・ホコリを雑巾などで拭く(濡れ雑巾を使った場合は乾かすのを忘れずに)
■紙やすりを端材に巻き、ささくれ立っている箇所を磨く。
■敷居すべりを張り替える。

などで対処できますが、立て付けの不安がある場合は建具屋さんなどに相談してみるのも一案です。
最近はバリアフリー用に敷居が低くなっていたり溝が浅い場合が多いので、
難しい対処は少ないかもしれません。

おっと、デオドランドスプレーは、あくまで粉末になるものをつかってください。
ミスト系とかロール系とかでは、効果がでない可能性があります。

ところで、昔よく『敷居を踏んではいけない』と聞かされていましたが、
あれはなぜなのか調べたところ、

■襖や障子の立て付けが悪くなる、傷む。
■敷居を踏むことは「家長の頭を踏みつけることと同等」という言い伝え
■忍者が人の気配を確認するときに敷居と畳の間から漏れる光を使い、
踏んだ瞬間に人が光を遮るを狙ったため、武士が行動に気を配るようなところから

と、いろんな説があるそうです。

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