とんとんはうす

デジタルサロン(延べ400人)
住宅・断捨離・整理収納講座
とんとんはうす34周年


 

ロケ記11 窓ガラスのシールをはがすには。

2005年10月11日 | すまい自分流・とっさ
窓ガラスについたシールなどのこびりついた粘着を取り除きたいという
リクエストの元、とっさのDIYの撮影を行いました。

今回撮影スタッフさんが用意したシールが『おじゃる丸』。

うわぁ♪大好き、一枚ください、それ。・・・あ、撮影用でしたね(TwT)

さて、シールのはがし方ですが。

1.シールの剥がせそうな部分にカッターでキズを入れます。
2.キズから水を塗っておいて、ラップをして20分ほどおきます。
3.シールが水を含んできたら、はがします。

この場合のポイントは、シールに水をたくさん含ませること。
時間が経過しているシールは粘着がこびりつくこともあるので、
水の含み具合を見つつ、ラップ後の放置時間を調整してください。

そのほか幾つかのシーンを撮影したのですが、
肝心の前回のロケで発見したデオドランドスプレーの使い方!

両面テープのように両面が粘着質のもの、または、シールをはがしたら粘着部分だけ
残ってしまった場合、デオドランドスプレーを粘着部分に吹いてみてください。
粘着部に粒子が付き、べたつきがなくなって剥がれやすくなります。

ここでポイント。

デオドランドスプレーは、無香料のもの(男性向けなど)でパウダータイプではなく
コールドタイプのものを使います。
ガムがこびりついたときに、コールドスプレーをかけると、すっきり剥がせるのは
ご存知でしょうか。あれと同じ効果が見られました。

女性向けの「さらさらパウダー」系を使うと表面上は粘着がなくなりますが、
ガラスに面した粘着部分はそのままです。
コールドタイプの場合、テープ全体が冷えるため、きれいに剥がれます。

ただし、一度にたくさんの箇所に吹かない方がよいです。
少し吹いたら剥がす、少し吹いたら剥がす。その方が後処理が少なくて楽です。

ところで撮影にも登場したスクレイパー。
似たような名前があるので、購入の際にお間違いのないよう、ご参考までに。

■スクレイパー(scraper)
直訳で「こする道具」「皮むき」という意味。一般的には刃先が切れるものでなく、
単純に、こするためにテーパー(先細り)になっているものが多いが、
OLFA(オルファ)製などで、カッターの刃を付けて使うことができるものもある。
この方がランニングコストは安いけど、ちょっとした技量と度胸が必要かも。

現場の人は、よくスクレイパーを「かっぱぎ」と呼んでいます。
調べたところ、茨城県大子町の方言で「がっぱぐ」=剥ぐ というそうで、
どうやら、ここから来ているようです。千葉育ちの私の地域だけかな?

■スキージー(squeegee)
こちらは窓の水滴を取るためのゴム状のワイパーやヘラのこと。
よく、こちらと間違えてる方が多いようです。

■スキーザー(squeezer)
こちらはレモンなどを絞るときに使う道具。なんとなく似てるので間違えやすい。

=============
以上、本日のとっさのDIYでしたっ♪  撮影日:2005/09/25

コメント    この記事についてブログを書く
« ロケ記10 敷居のすべりが悪... | トップ | 『とっさのDIY』今後の放送予定 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。