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曲げ剛性とは?

2016年03月18日 | 建築学校
H27構造18(2級建築士学科試験問題)

建築物の構造計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。


1. 鉄筋コンクリート構造の小梁付き床スラブにおいては、小梁の過大なたわみ及び大梁に沿った床スラブの過大なひび割れを防止するため、小梁に十分な曲げ剛性を確保する。

2. 壁式鉄筋コンクリート構造においては、一般に、ある階の耐力壁の壁量は、その上の階の耐力壁の壁量と同等以上となるようにする。

3. 同じ高さの建築物の場合、水平力に対する剛性は、一般に、鉄筋コンクリート構造より鉄骨構造の方が大きい。

4. 鉄骨構造においては、一般に、「柱梁接合部パネル」より「柱又は梁」のほうが先に降伏するように設計する。

5. 木造軸組構法においては、床組の水平剛性を確保するために、火打梁や構造用面材によって床組を補強する。





曲げ剛性とは?
曲げ剛性(英語: Flexural rigidity)とは、はり部材の曲げ変形のしにくさを示す指標で、部材の断面形状と大きさで決まる断面二次モーメントIと、その材料のヤング率Eとの積EIで表される[1]。曲げこわさともいう[2]。



何をいまさら構造力学 
http://www.structure.jp/column14/column14_1_1.html



材料力学物語より
http://www.jissen.or.jp/journal/zairiki/zairiki05.htm
















(正解)3
同じ高さの建築物の場合、水平力に対する剛性は、一般に、鉄骨構造より鉄筋コンクリート構造の方が大きい。

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