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富田・赤大路地域人権教育推進委員会
(2009年度より名称が変わりました)

人権講座 コミニケーション護身術 第1回目

2009-11-18 01:52:04 | 富赤人権推
コミニケーション講座の第1回目は、講師の栗源さんから傾聴のポイント
「心を相手に向けて聴く」
「からだ全体で共感を表しながら聴く」
そして
「質問しない」
という三原則をうかがい、
まずは、2人1組となって『最近嬉しかったこと』・『最近とっても腹立たしかったこと』というお題で、お互いの話を聴き合いました。(ウォーミングアップ)
その後5~6人のグループに分かれて、
『ふだんの私を振り返る』作業をしました。
各自自己尊重度チェックリストを作り、グループで活発な話し合いが続きました。
そして、最後にアサーション(積極的自己主張)の説明とアサーションの4つの柱
「誠実」『率直」『対等」「自己責任」をうかがい、
『こころの基本的人権』を読み上げました。
始終、和気あいあいと講座が進み、とても楽しかったと思います。

こころの基本的人権

第1条  自分自身である権利・・・人と違っている権利
      自分は”自分として”価値がある。人と違っていい。
      人と異なることは、そのこと自体は悪いことではない。
第2条  自己表現する権利
      自分の能力を発揮したり、人に認められたりしてよい。
      他の人がそうしないからといって、自分を抑える必要はない。
第3条  気持ちや決定を変更する権利
      時間や環境の変化とともに自分の気落ちは変わるもの。
      成長するということは、変化を伴う。
第4条  ありのままの感情を感じ取る権利
      感情に成否/善悪はなく、合理化したり正当化したりする必要はない。
      ありのままの気持ちを感じていい。
第5条  不完全である権利
      人間である限り完全ではありえない。出来ないこと、知らないこと、興味をもてないなどがあってもいい。
      いつも完璧を目指さなくてもいい。最後までやりとげなくてもいい。
第6条  NOを言う権利
      できないこと、やりたくないことをいつも無理してやる必要はない。
第7条  YESを言う権利
      自分からほしいものを求める。やりたいことを試みることができる。
      いつも人の承認や好意を待つ必要はない。
第8条  すべてのことに責任をとらない権利
      自分に取れる責任と、荘でないものがある。
      とってはいけない責任もあることを知ることも大切。
第9条  間違い・失敗をする権利 & 責任をとる権利
      間違い・失敗がおこった時には、その責任をとることが許されてよい。
第10条 選ぶ権利
      1~9条までが身につけば、状況によってその権利を使うかどうか選ぶことができる。

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