私たちは富赤

富田・赤大路地域人権教育推進委員会
(2009年度より名称が変わりました)

高槻市人権まちづくり協会バスツアーを開催。

2022-10-31 21:32:16 | Weblog

 高槻市人権まちづくり協会主催の人権バスツアーを3年ぶりに開催しました。今回のバスツアーは、第三中学校区と芝谷中学校区、そしてわたしたちの第四中学校区の各単位会です。ツアーの行先は滋賀県守山市にある「びわこみみの里」で、この施設は地域に根ざした障害者施設として活動されています。

 施設の見学では、最初に所長さんから施設の概要が説明され、この施設はこれらの事業を通して聴覚をはじめとする障害者の自立と社会参加、就労支援、所得保障支援等を進めていて、ここで働く方々がコミュニケーションあふれる魅力的な施設として存在していることがわかりました。そして引き続き、実際の働いておられるところを見学させていただき、それぞれのブースで働く職員さんからお話を聞くこともできました。

そして再び、聴導犬のお話を聴くためにもとの会場に戻ると、そこにかわいいハロウィンスタイルのわんこのオキモノが・・・
 と思いきや、なんとそのわんこが聴導犬の「ポッキー」でした。なんてかわいい~わんこだこと!

ポッキーはトイプードルで、わたしたちの想像を見事に外すものでした。わたしたちは、盲導犬と同様、大型犬が登場してくるものだと決めつけていました。ところがお話で聴導犬には小型犬が多いということを知りました。また、現在において、聴導犬の数は非常に少ないということも知りました。

お話の中で、聴導犬の存在はまだまだ世間では認識されていないことやお店等で入店拒否をされることが多いとのことでした。

 今回、わたしたちは聴導犬のことを知ることによって、しっかりと認識して啓発に努めなければならないと認識しました。わたしたちの暮らす地域で色々なひとが安心して安全に生活ができるように取り組まないといけないことも感じました。一人ひとりの人権が尊重されるように今後とも取り組んでいきたいと思います。
 三校のバスツアーでは、各単位会の参加者がそれぞれ交流することができました。バスに乗ったときは初対面であっても、ツアーの終わりでは仲よしになっていました。今回の人権バスツアーも研修を目的として学びを深めるのですが、そこには新しい出会いもありました。


「フェスタ・ヒューマンライツ2022」実行委員会開催。

2022-10-20 20:29:38 | Weblog
「フェスタ・ヒューマンライツ2022」が開催されます。今年度もコロナの感染拡大防止のために、従来のスタイル(ステージ、展示、バザー、販売等)は控えることになります。
フェスタ・ヒューマンライツは、参加団体で構成する実行委員会体制で運営をしています。10月17日に実行委員会が開催され、富赤人権推としても参加しました。
 運営委員会では、冒頭に富田ふれあい文化センター所長からあいさつ、そして、実行委員長(富赤人権推委員長)があいさつをしました。その後、今年度のフェスタの取り組み内容の提案を事務局から説明されました。
 
 フェスタのメインテーマは、「わすれたらあかんて まちのきおく~このまちへ、歴史に、文化に、花束を~」として、コロナ禍において社会的な閉塞感から人とのつながりが希薄化し、多種多様な人権課題が生まれている中、市民の世代間交流・多文化交流を図り、一人ひとりのつながりを深め、人権が大切にされるまちづくりを推進すると位置付けます。
 今回の内容は、前半は「全国水平社創立100年」を記念して、関西大学人権問題研究所委嘱研究員の宮前千雅子さん、そして後半に沖縄返還50年を記念した「命どぅ宝(ぬちどぅたから=命こそ宝)」と題して、『月桃の花』歌舞団がエイサー等を披露してくれます。その他、毎年行っている子ども対象としたクイズラリーも実施します。
 開催日)12月4日(日)午前10時~午後1時30分 
     富田ふれあい文化センター大ホール 定員100名
10月17日開催された実行委員会では説明を受けた後、3つのグループに分かれてワークショップを実施、参加団体の取り組み交流を中心に意見を出しあいました。

人権講座~障害者差別解消法~

2022-10-18 08:42:09 | Weblog
 
 昨日、富田ふれあい文化センター主催の人権講演会が開催されました。講演会のテーマは「尊厳をもって暮らせる社会とは~障害者差別解消法からみる私たちのあり方~」で、講師は大阪公立大学ほか非常勤講師の松波めぐみさんでした。演会では、・障害者権利条約のポイント・障害者差別解消法によって何が変わるのか・具体的な差別の事例・「尊厳をもって暮らせる社会」にしていくために、を中心に話されました。
 わたしたちの社会には、色々なひとが住み生活をしています。そのことは理解していても、障害をもっている人をみると、「大変やな-、かあわいそうー」などと思ってしまうことは少なくありません。そのために、障害者も外出しないで、自宅に閉じこもってしまう人も多くいるとのことです。しかし、街中に車椅子に乗った障害者がいて、そのことが社会の中で自然となり、社会を変える一因になっていくことが大切だと話されます。
 その他、障害者への入店拒否等の実際に起こった幾件かの差別的事象についても聴くことができました。わたしたちは、社会には色々な人がいてともに暮らしていることを認識し、お互いの違いを理解してすべての人が住みやすい環境づくりを求め取り組んでいかないといけないことを感じることができました。

「よんぼーサイ2022」開催される

2022-10-15 13:39:55 | Weblog
 
 
 本日の第四中学校区地域教育協議会主催の「よんぼーサイ」が開催されました。開会の午前10時前に学校および地域の関係者が体育館に集まりました。今年の「よんぼーサイ」は、コロナ禍ということもあって、これまでの体験型防災訓練ではなく講演会となりました。
 
 最初に、今年度から協議会の会長に就任された東会長(赤大路地区コミュニティ協議会会長)のあいさつがあり、その後「地域と連携した防災教育」~たかつき安全NOTEを通して~というテーマで、高槻市教育委員会事務局学校安全課の小原指導主事から、学校で子どもたちが学んでいる防災教育の内容について聴くことができました。
 
 第二部はメインの防災講演として、「防災落語」をゴスペル亭パウロさんが、防災における日常の心構えや準備、また具体的な防災対策等について、面白くかつ楽しくお話をしてくれました。参加者は笑い声を発しながらも、落語の中に出てくる大切な防災にかかわる話をしっかりと受け止めることができました。最後にはペット同行の避難所の状況等についても話していただき、ペットと一緒に暮らしているわたしとしても、被災時を想定し防災について考えなければいけないと学ぶことができました。
 本日は、夏のような気候が戻ったために、体育館での講演会は過ごしやすく聴くことができました。開催に向けて準備頂いたPTAをはじめ関係者の方々にお礼を申し上げます。

追伸)「防災落語」前に、第四中学校教頭と富田小学校教頭が、笑うための練習と称してお二人の家庭での防災グッズの紹介を漫才風に披露してくれました。
   ダブルぼけの漫才に賞賛の嵐(笑)。会場を和ませていただきまして、ありがとうございました。