2010年5月28日、『富田・赤大路地域人権教育推進委員会』の委員総会を行いました。
1部では、茨木委員長のあいさつ、各委員の皆さんの自己紹介から始まり、2009年度の活動報告・会計報告・会計監査報告がされ、あわせて2010年度の年間計画・役員体制が発表されました。
また、2部では、
「富田地域の歴史を学ぶ」~地域の先輩たちが創造してきた歴史と文化に学ぶ~と題して、
村上民雄先生にお話をしていただきました。
先生は、古くは旧石器時代(富田遺跡)までさかのぼり、「富田地域の歴史の特徴や歴史を学ぶこと、そしてそれを伝え続けることの大切さ」を、短い時間ながら、大変わかりやすく話していただきました。
☆富田地域は、中央権力の支配に抗う民衆の闘いの歴史が根付いている人権の先進地であること
☆その誇るべき歴史を学び、世界へまた、未来へと伝えていく
という思いが強くなった講演会でした。
講演の中で紹介されました本
『北摂の炎 未来へ 高槻富田の部落史』(定価2,000円)が、若干ですが、まちづくり協会富田分局にあります。
購読ご希望の方は、高槻市まちづくり協会富田分局中川まで℡ 072-696-2101
参加いただいた委員の皆さん、ありがとうございました。
アンケートの一部を紹介します。
☆富田地域の古い歴史はまったく知りませんでしたので勉強になりました。
☆なぜ富田に?という疑問を少しずつ ひもといてくださった気がします。
大正~いまについて もっと学びたいです。
☆時間が短くて残念です。もう少し詳しく、たくさん聴きたいです。
☆分かりやすいお話でした。初めて聞いたことが多く驚きました。
(タブー視されている事項で話を聞くことも・することもありませんでした)もっと たくさんの方々にも是非聞いていただきたいとおもいます。
☆富田の歴史の深さをしりました。
☆身近に歴史を感じるお話だった。次回はもっと、どこかを集中的に取り上げ、そこに 息づく「人」を紹介してもらえるとわかりやすいとおもいました。
☆もっと時間をとって定期的にききたいです。
☆今日の話を中心に、これからも富田の歴史のことを続けてほしい。
☆歴史的視点に立った講演がよかった。
☆文禄検地法から延宝検地法に至るの成立史の部分がよくわかった。