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コミニケーション講座の第1回目は、講師の栗源さんから傾聴のポイント
「心を相手に向けて聴く」
「からだ全体で共感を表しながら聴く」
そして
「質問しない」
という三原則をうかがい、
まずは、2人1組となって『最近嬉しかったこと』・『最近とっても腹立たしかったこと』というお題で、お互いの話を聴き合いました。(ウォーミングアップ)
その後5~6人のグループに分かれて、
『ふだんの私を振り返る』作業をしました。
各自自己尊重度チェックリストを作り、グループで活発な話し合いが続きました。
そして、最後にアサーション(積極的自己主張)の説明とアサーションの4つの柱
「誠実」『率直」『対等」「自己責任」をうかがい、
『こころの基本的人権』を読み上げました。
始終、和気あいあいと講座が進み、とても楽しかったと思います。
こころの基本的人権
第1条 自分自身である権利・・・人と違っている権利
自分は”自分として”価値がある。人と違っていい。
人と異なることは、そのこと自体は悪いことではない。
第2条 自己表現する権利
自分の能力を発揮したり、人に認められたりしてよい。
他の人がそうしないからといって、自分を抑える必要はない。
第3条 気持ちや決定を変更する権利
時間や環境の変化とともに自分の気落ちは変わるもの。
成長するということは、変化を伴う。
第4条 ありのままの感情を感じ取る権利
感情に成否/善悪はなく、合理化したり正当化したりする必要はない。
ありのままの気持ちを感じていい。
第5条 不完全である権利
人間である限り完全ではありえない。出来ないこと、知らないこと、興味をもてないなどがあってもいい。
いつも完璧を目指さなくてもいい。最後までやりとげなくてもいい。
第6条 NOを言う権利
できないこと、やりたくないことをいつも無理してやる必要はない。
第7条 YESを言う権利
自分からほしいものを求める。やりたいことを試みることができる。
いつも人の承認や好意を待つ必要はない。
第8条 すべてのことに責任をとらない権利
自分に取れる責任と、荘でないものがある。
とってはいけない責任もあることを知ることも大切。
第9条 間違い・失敗をする権利 & 責任をとる権利
間違い・失敗がおこった時には、その責任をとることが許されてよい。
第10条 選ぶ権利
1~9条までが身につけば、状況によってその権利を使うかどうか選ぶことができる。