気ままな広州日記

2011年12月からわんぱく3兄弟を従えて広州で過ごしていましたが、2015年7月に本帰国しました。

キュランダ日帰り探訪

2013-10-18 | 旅行 オーストラリア・ケアンズ
ケアンズ旅行5日目。
長男平熱
やったぁ~というよりはほっとしました。

この日は朝から1日かけてキュランダへ。
朝食をホテルの自室でとってから、キュランダ観光鉄道に乗るべく徒歩でケアンズ駅へ。
朝8:30発と9:30発の2便しかないので、8:30発に乗れるようにホテルを出発しました。



(↑これは3日目夕方散歩がてら偵察に行ったときのケアンズ駅)
駅で切符を買おうとすると、
「あななたちでこの電車は席が全てうまりました。ラッキーです。この後に並んでる人は、この便にも後の便にも今日はもう予約がいっぱいで乗れません」
と言われました。
るるぶには”予約をした方がよい”と書いてあったけど、人様ブログには”予約は特に必要なくても大丈夫だった”とあり・・・
長男の事情もあり、何人でいけるのかも分からなかったからぶっつけ本番にしていたら、オーストラリアのschool holidayを利用した
オーストラリア各地からの旅行者で飛行機同様大混雑していたのでした
帰りのスカイレール(ロープウェイ)もここで予約したのですが、予定していたより早い時間の予約しか取れず、
キュランダに着いたらまずキュランダのスカイレールの駅に行って、時間の変更ができるか問い合わせるようにとのことでした。



(キュランダ観光鉄道の歴史の写真)

無事に列車に乗りいざ出発~

風情のあるレトロな外観と内装はとても素敵な雰囲気で、道中には15ものトンネル、180度のヘアピンカーブがあったり、
滝や熱帯雨林、ケアンズ郊外ののどかな景観を楽しむことが出来ました。
キュランダ鉄道は全てがつるはしとショベルを使っての手作業で、19世紀後半、鉱山で働く人々の物資輸送のため開通した列車なのだそうです。
あのTV番組『世界の車窓から』のオープニングを10年間勤めていたのがこのキュランダ高原列車!なんですって
列車内のアナウンスは日本語の案内もありました。





二度のヘアピンカーブ

トンネルへ~

ストーニークリーク滝



バロン滝

時期的に乾季なこともあってか滝は枯渇しており水量は少なかったのですが、雨季は荘厳な眺めのようです。

海抜380mのキュランダまでの33km、時間にして1時間45分程ののんびり列車の旅は意外と子供たちも退屈することなく終了しました。

この後スカイレールの駅へ行って時間の変更をしてもらい、キュランダ村へ。





(ちょっとだけ公園でも遊びました)

ここからさらにレイン・フォレ・ステーション・ネイチャー・パークへ行くバスに乗ろうとしたら
ここでもやはり予約がいっぱいで・・・とのこと。
空いていた時間までキュランダ村内のテーマパークへ先に行くことにしました。
ここで夫と次男&三男はオーストラリア蝶保護区(Butterfly Sanctuary)へ、私と長男は長男希望のコアラ・ガーデンズへ。

長男は動物園に行けなかったので、コアラと写真を撮ることが希望でした。
コアラ・ガーデンズはコアラのほか、クロコダイルや爬虫類、カンガルーやワラビーがいるミニ動物園。

ここでもコアラをとても間近で見ることが出来ました。

そしてコアラ抱っこ
私は二度も触ることができました

放し飼いのカンガルーはお昼近い時間帯で暑さからか活発に動いてはいなかったけど、餌をやったら食べてくれました。

そして貴重なシーンを発見!

なんとワラビーのポケットから脚が見えていたのです。

そのうちお顔見せてくれないかな~とのんびり長男と眺めていたら、少し離れた距離にいたもののお腹のポケットににいた子供の顔も見ることが出来ました

あちこちにトカゲも歩いていて、外に出たら野生のものと思われるブッシュターキーにも出会うことが出来ました。


さて、1500匹以上の蝶が飛び交うという"蝶保護区"に行った夫と子供の一番のお目当ては青い蝶”ユリシス”。
見ると幸せになれると言われる幸運のシンボルなんだそうで、ケアンズの他クイーンズランド州北部熱帯地域で遭遇できるそう。

(写真は他サイトから拝借。蝶が苦手な人はスミマセン)
蝶保護区から出てきた虫好き次男は、蝶が僕の帽子に留ったと喜んで話してくれました。



(↑三男)
他の女の子は指にユリシスが留っていたそうです。

ユリシス以外にも豪州最大のケアンズ・バードウイングやきれいな色の蝶、幼虫もたくさんいたそうです。



約束の時間12:45分にバスがやってきて”レイン・フォレ・ステーション”へ



"レインフォレステーション・ネイチャーパーク"は、世界遺産の熱帯雨林に囲まれた40 ヘクタールもの広大な観光施設。
キュランダ村から車で約5分の場所にあります。
水陸両用車の"アーミーダック"に乗っての熱帯雨林探検、先住民族であるパマギリ族の文化、 オーストラリアならではの
動物達とのふれあい体験ができますが、我が家は水陸両用車のアーミーダックのみ体験しました。

これ↑は展示していたもの。

(↑水上ではこんな感じ)
運転手兼ガイドさんがクイズを交えたりしながら色々と説明してくたのですが

植物などの専門用語とオーストラリア独特の鉛の英語がとても聞きづらく
私なんかよりもはるかに英語が得意なはずの夫もよく分からない・・・と言っておりました。
オプショナルツアーだと日本語の説明もあるかもしれませんが、子供たちには説明は全くわからなかったので特に三男には退屈だったかもしれません。。

ここで何か動物や昆虫がいないか私は必死で探していたのですが、ついに"ユリシス"に遭遇することが出来ました。

余談ですが、ユリシス伝説です。
①: 見ると幸せになれる
②: 1日に3回見ると「お金持ち」になれる
③: 肩など体にとまると、さらに幸福に!
私はこの先幸せになれるようです
それからトカゲも!

どちらも自分で気付いたわけではないんですけどね



熱帯雨林の生い茂る大自然の中を進んでいるとなんだか人なんてとてもちっぽけな存在に思えました。
世界遺産の清々しい緑の中でマイナスイオンをいっぱい浴びてリフレッシュできました

終わった後はまたキュランダ村にもどり、名物おじさんがいるという"ホームメイド・トロピカル・アイス"へ。

残念ながら名物おじさんは不在だったようですが、こちらのアイスはオーストラリアで食べたアイスで一番美味しかったです

スカイレールの時間がだんだん迫って来てたので、マーケット内を少しだけ見て駅に向かいました。

スカイレールは6人乗り。鉄道のように一度にたくさん乗車出来るわけではないので並びました。
スカイレールに乗ると雨が降っていました。



このスカイレールは世界で最も環境を配慮して作られたロープウェイなんだそう。
地球最古と言われる熱帯雨林を眼下に見ながらの空の旅は、途中二度下車して熱帯雨林を散策することも出来ました。

(バロン滝を列車と反対側から見れました)





ケアンズの街や海が見えてきて、全長7.5kmの空の旅も終了。
スカイレールの発着駅であるカラヴォニカ駅に到着。
ここからバスでホテルまで送ってくれました。

そうそう、この日のお昼はタイミングよくランチタイムが取れず、途中で持参していたパンやお菓子で食べ繋ぎ、スカイレール内で、キュランダでテイクアウトしたサンドイッチを頬張ったのでした。

そして夕食はシーフードを食べたいな~という私の願望のもとエスプラネード通りにある”ロウ・プラウン”へ。
どうやら日本のツアー指定のレストランだったようで、ハネムーナーと思われるカップルのテーブルには、みな同じシーフードの盛り合わせが。
約9000円もするの自分で頼まないよね!?
サラダ以外はほとんど一皿2000円以上、3000円以上の物も数多く、貧乏性の私は何を食べていいか分からなくなりました。

食べてみたかったソフトシェルクラブのサラダと

シーフードを使ったタイカレーチックなのを頼んで夫とシェア。
子供はキッズプレートから選びました(写真撮り忘れました)。
お腹がいっぱいになる量を頼むことができませんでしたが、サービスのいいレストランで、テーブルクロスの代わりに敷いてある白い紙に
「これで絵を描いて遊んでね~」とクレヨンを持って来てくれました。

この旅行中、ケアンズでこれが最後の外食となりました。

1日中出歩いて疲れもピークになっていましたが、翌日の食材をスーパーで調達してからホテルに戻り、1日終了しました。

(ビールのおつまみはカンガルージャーキーです)










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