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★tomoe-母のクモ膜下出血闘病日記

元気だったお母ちゃんが2004年2月17日突然倒れた。クモ膜下出血。家族の事、インターネットでできた事。体験談など。

丸8年

2012年02月18日 | お母ちゃん★日々の様子
このブログを始めたのがお母ちゃんが倒れた年の春ごろ。病室に寝泊まりする私用に
買った白いノートパソコンが始まりでした。
実は昨日、2月17日で丸8年。お母ちゃんがクモ膜下出血で倒れたあの日からもう8年もたつのです。

月日は流れました。

お母ちゃんが病気になったイミを考え答えを見つけたいなと探しながら介護する日々でもありました。

よく病は気からといいます。最近本当にそうかもしれないと思うようになりました。

人間は小さい頃、親や学校に 『こうしなさい こうあるべき こうせねばならない』の固定概念を植え付けられてしまって、自分でもそう思いこんで、もっと笑って生きれば楽しいのにあくせく働いてみたり
自分に余裕がないと人に辛くあたってみたり。

でも自分のココロの持ち方を変えれば、状況が変わるコトはよくあることなんですよね。

辛かったら口に出して、やすみたいわぁ、アハハ。と言えばいいし
イヤなコトは、私イヤですー、もしくはこっちの方が好きですーーと笑いながら
正直に言えばいい。ストレスで病気になるぐらいなら、正直に生きればいい、
最近そう思うようになりました。

お母ちゃん自身が固定概念の固まりのような人でもあったので
脳出血で全てを忘れた時、お母ちゃんの笑顔は赤ちゃんのように
屈託のない笑顔になりました。

今のお母ちゃんは、自分の町が何町なのか毎日きくような人にはなりましたが
これも毎度のコトなのでハイハイと受け流し、
もうちょっと明るく楽しく生きようやと笑いながら怒りながら諭す日々、かな。


とはいえ、摘便や気管切開からの吸引もあり
介護度としては要介護4。タイヘンです。

今度さぼって、温泉かエステに行きたいと密かに狙っています。



母の便秘対策。

2011年09月22日 | お母ちゃん★日々の様子
最近、お父ちゃんの腰痛ヘルニアのおかげさまで
4歳くんと供に、泊り込む日も多い私です。
(だんなさま、いつもごめんなさい。そして、ありがとう)

朝、嚥下食を用意するのに1時間はかかるのですが
腰痛になる前のお父ちゃんはそれを毎日毎日続けてきたのです。

今は台所に立つのがすこーししんどいので、家族が助け合っている
ところです。

さて、そんな生活の中、良いコトを発見しました!

それはお母ちゃんの朝食前にPEG(胃ろう)から
すこーし熱めの白湯を100cc~120cc入れること。
すると、便秘がちなお母ちゃん。
わりとするんと出てくれるのです。自然に。

これが介護をする者にとって、どんなにありがたいことか!

便秘3日目で、やむなく、グローブをして、てき便(つまり、かき出す)
するツラサは、経験者でないとわからないと思います。

ちょっとしたコトですが、これまで
ツムラの漢方134番(桂枝加芍薬大黄湯)を2袋入れて
便秘対策してきたのですが、白湯の方がより
ナチュラルで、楽。

便秘介護でお困りの家族の皆様。是非、一度お試しを。

コツは、起きぬけの少し熱めの白湯です。ぜひ!

あれから丸7年。

2011年02月17日 | お母ちゃん★日々の様子
今日2月17日はお母ちゃんが7年前に倒れた日だったんですね。

自分のブログを見ていて、ヘッダーをふと見て
気づきました。

今日は、いつも手伝ってくれるOKIさんが娘さんの学校行事で
一日お休みだった為、私が仕事を休んでずっと一緒にいました。

(ついでに病み上がりの息子4歳も一緒でした)

あれからもう7年。

この果てしない介護の日々。

いつか報われる日が来るのでしょうか?

でもやっぱり家族は見捨てられない。
昔、愛情をかけて育ててもらったもの。
いくらケンカしても泣いてもやっぱり
お母ちゃんより良いものはない。

どんな状態であれ、生きていてくれて
お母ちゃん。と呼べるしあわせ。

この先、どうなるのかはわからない。
でも、日々自分のできることを頑張るのみ。

介護は、覚悟だと思う。

2009年おめでとうございます

2009年01月07日 | お母ちゃん★日々の様子
新年あけましておめでとうございます。

今年も時々、書き込みぼちぼちブログを続けていきたいと思いますので
どうぞよろしくお願いします。

今、修理から完全に戻ってきたPCで書き込んでいます。

さて、お正月は、お母ちゃんのコトは、お父ちゃんとスリランカ人アーユルヴェーダドクターのインドラさんにお任せして、主人の実家の東京で過ごしてきました。

早いもので、お母ちゃんが倒れてもう来月で5年ですよ!!
その間にもいろんなことがありました。

しかし、今の私だからこそ言えるのは
病気は、悪いばっかりじゃない、ということ。
家族の大切さや、見えなかったこと、ふだんの日常が如何に幸せだったんだということ、などに気づかされました。

また、どうしてこの気持ち(介護の大変さ、やりきれなさ)
を克服したらいいのかしらと、いろんな本を読みました。
そこで、気づいたこと、教えられたこと、など多くのものを得た気がします。

昨日、うちの会社の顧問税理士のスタッフの一人が
脳梗塞で倒れてしまったとききました。
お見舞いも遠慮したい、とのこと。

その気持ちもとても良くわかります。。。

人間って、わからないものだと思います。
今世に生まれてきて、悔いのないように生きていきたいなぁと改めて思いますし
家族を始め、ご縁のあった人でとは、できる限り
良い思い出ばかりにしていきたいとも思います。

さて、お母ちゃんの近況ですが
去年の8月からかなり回復し、インドラさんの毎日のケアも効いてきて
毎日、3食自分の口からご飯を食べています。
(8分がゆぐらいの嚥下食です)
今年の私の目標は、家族のご飯も、レストランのメニューも
体に良いヘルシーなものを作ること!です。

便が出なくて困っていましたが、かかりつけの先生が処方してくださった
ツムラの漢方134番(桂枝加芍薬大黄湯エキス顆粒)がバツグンに効き、
自然に出るようになりました!!!!!(家族はすばらしく、ハッピーです)

いろいろ試しましたが、134番サイコーです。
てき便しなくてはいけない介護ファミリーにはおススメの一品です!?

また、正月前には、気管切開のカニョーレ交換、胃ろう(PEG)の交換も済ませていたのですが、4日の日曜の夜、大河ドラマを見終わってお風呂に入っていたら
お父ちゃんから電話が鳴りました!!
『ヤバイ。母ちゃんの胃ろうが抜けた。』
すぐに自転車でかけつけ、すぐさま救急に行きました。
もうこうして、さしあたりのチューブをお腹にさした応急処置をして
救急へ行くのも6~7回目でしょうか???

いやぁ、良いお正月だったと思ったのですが、トラブルもありましたわ。。
原因はたぶん、インドラさんのお薬の入れ方(ミキサーのかけ具合)?
胃ろうの中のバルーンを破ってしまったようでした。。。
外人さんとのコミュニケーションのむづかしさもありますねぇ。

お母ちゃんは闘病生活5年目にして、初めて夜のドライブをしてしまいました。


そんなこんなもありますが、お母ちゃんは今日も元気に生きてます。
今、目の前でリハビリ用に買ったヤマハの電子ピアノを弾いています。
今年は歌を歌って、声帯を鍛え、体幹を鍛えるトレーニングを
頑張っていこうと思います。

ちなみに、息子の広くんは2才になって、今日も幼稚園です。
今年もいろいろありつつも、幸せにポジティブに頑張っていきまーす。

ではまたいつか。


不眠症?

2008年08月05日 | お母ちゃん★日々の様子
気管切開を抜いてもう2ヶ月。。
そのあいだ、縫ったり、抜糸したりを繰り返しながら
今まだ気切あとの穴が1ミリ×2ミリぐらいの大きさに。

4年という長い間開けていた穴は
お医者さまも想像できないくらいしぶとかったようで
なかなかナチュラルに穴が閉じてくれません。。

形成外科医に縫ってもらえば完全閉塞も早いのでしょうが
耳鼻科医にお願いしていますし、先生も暴れるお母ちゃんを押さえつけての
縫合を何度か繰り返し、そしてまた抜糸。。

ちょっとづつ穴が小さくなるのを待っている日々は、相当いろいろありました。

脳卒中後に、気管切開を開け、そしてまた閉塞する、という症例自体が少なく
良い手立てというのが見つかりにくいみたいです。

お父ちゃんはこの2ヶ月、よく眠れていません。
というのも、気切の穴が閉じない為に
笛のように鳴り響く穴からの呼吸音。そして
よく眠れないからか?夜中に
『トイレへ行きたい』
と訴えるようになりました。


夜、眠ってくれない以外は、ごはんもしっかり口から食べてくれて
とても調子良いお母ちゃんなのですが
問題の原因が何なのか、今だ模索中です。。。

猛暑でクーラー病になったのかな?とか
睡眠導入剤は、どうも足にくるケースがあるみたいなので
できるだけ最後の手段にしたいのですが
何か良い手立てはないか、
痰の量が減って、頻尿が改善されて
夜、両親が眠れるようになりますように。