★tomoe-母のクモ膜下出血闘病日記

元気だったお母ちゃんが2004年2月17日突然倒れた。クモ膜下出血。家族の事、インターネットでできた事。体験談など。

母ちゃんのお姉さん

2018年05月21日 | お母ちゃん★日々の様子

温かいコメントを頂いたので、久しぶりにブログ投稿させて頂きます。

先週、叔母の四十九日法要がありました。私の叔母は、母より10歳も年の離れたお姉さんで、姉というより母のように可愛がってくれた存在だったと聞かされていました。姪の私にも、とても優しく、小さい時から色々なプレゼントや美味しいものを頂いたりして可愛がって頂きました。

そんな叔母は、14年前から寝たきりになってしまった妹である私の母に幾度となくお見舞いや、手紙を書いてくださいました。
 
改めて、その手紙の束を読み返してみました。喪主である叔母の娘さんに見せました。お互いに涙が出ましたが、喜んでいただけたように思います。
 
人間は、亡くなってから気付くことが多いものですね。
叔母は、亡くなる前日まで綺麗にお化粧し、友達と好きな煮豆を食べながら、いつものように晩ご飯も食べて。。
朝起きたら布団の中で亡くなっていたそうです。
 
心優しい愛情溢れる叔母でした。
ありがとう。おばちゃん。
母ちゃんを見守っていてください。

14年

2018年02月19日 | 独自リハビリ

先週の土曜日、母ちゃんがクモ膜下出血で倒れた日から〜

丸14年の月日がたちました。

 

相変わらず、母ちゃんは生きてくれています。

でも、去年の10月に誤嚥性肺炎の為入院し、ひと月で退院できたものの、口から食べることができなくなりました。

先々週も、自宅で24時間点滴となり、入退院するぐらいならと、ずっと点滴管理をする為につき添い続けました。今日で点滴からも開放されて丸1週間です。

少々、くたびれました。

 

今日は、訪問歯科医師をお呼びして、口腔ケアと嚥下リハビリをして頂きました。

私は、最近仕事してないです。というかできないです。でも、周りの優しさで助けられて、なんとかやっています。

改めて介護の意味や、看取りの本をよんでみたり。。

14年は長いです。

 

息子がそばで励ましてくれたり、一緒にいてくれるのが、チカラになっています。

ぼちぼち頑張りすぎないように、頑張っています。(*^^*)

 

 

 

 


私が読んだガンの本と最新ストーマ装具

2016年10月20日 | 独自リハビリ

母ちゃんが大腸がんとなり。。

私は落ち込むだけはイヤだったので、入院中、光を探すべくいろんな本を読んでました。 希望を頂けた本もありました。

それから、人工肛門となって、何が悲しいって ベッドの上で便をとってあげなくてはならなくなった日。 表現できない悲しさとやるせなさがありました。

でもね。今はトイレでとったり(トイレでとるなら自分の中で大丈夫と思えたり) そのうち、どうせ一生便につきあうなら 今!一番イケテル機能で装具でデザインが素敵なストーマを選びました。

土台と袋がセパレートでシールタイプなので 便もれしづらく、毎日交換できて衛生的。 何しろデザインも良いので気分も良いです。

人工肛門の悲しみは、装具選びで少しは改善されますよ。

だから更新UPしておこうと思います。

他のどなたかに役立つことがあれば幸いです。


最近のお母ちゃん

2016年10月20日 | お母ちゃん★日々の様子
なんて更新してないブログなんでしょう。
実は今年はお母ちゃんにとって大変な出来事がありました。

ゴールデンウィーク前ごろから、トイレの度に鮮血が出てしまい。。
念の為に受けた大腸の内視鏡検査。
私は祈っていました。
「I hope ぢ。」痔でありますように。。

しかし結果はカメラ映像を見た瞬間、素人の私でもわかるくらいの
ガンでした。

久しぶりに泣きましたね。どうやっても涙が出てきました。
気管切開、胃瘻、そして大腸ガン。
どうして、お母ちゃんにこれ以上の病気が、試練が訪れるのかと。。

でも泣いたのは数日で。気をとりなおしてゴールデンウィークには温泉旅行にも行き、パワー貯めてから入院しました。

そして大腸ガンステージ2の外科手術を受け、話し合った結果、お母ちゃんは人工肛門をつけることにしました。

順調に回復して術後過ごしていたのに、原因不明の高熱が続き参りました。結果、盲腸と判明。
やっと退院できると思いきや、また手術が決まり、また涙が出ました。

しかし、それらも乗り越え、夏7月には退院できました。

今10月です。最近ようやく体力、体重、笑顔が戻ってきました。

何事も経験と言いますが、家族は生きているだけで、ありがたいです。
心からそう思います。何げない家族の日常こそ宝ものです。

読んでくださったた皆さん。家族を大切にしてあげてください。

もうすぐ干支がまわります

2016年02月07日 | 家族の気持ち&行動
明日で、私のお店がオープンして14年。
2月17日が来るとお母ちゃんが倒れてから丸12年になります。
もうすぐ干支がまわります。月日がたつのは本当に早いですね。

今朝は、息子のサッカーチームの駅伝大会だったので
朝早くお母ちゃんをお風呂に入れてから応援に行ってきました。
風邪ひくなよ~っとお父ちゃんも今日は一緒にお風呂入れるのを手伝ってくれました。
お姉ちゃんも家事手伝いで日曜日は来てくれるようになって本当に助かっています。
息子は去年よりも体力がついてきて、完走する姿もすこし頼もしく感じました。成長を感じます。

ただね。。。
12年。ボディーブローきいてまして、無理しないように
気をつけて日々過ごしています。

2015年は
東京に住んでおられる義理のお義父さんが9月に骨折されまして。。。
骨折の知らせをきいて、すぐに手術日には応援にかけつけたのですが
このままでは70代のお義母さんが参ってしまう。。どうやったら
支えてあげれるか考えました。私には介護の知識と経験があったので。

うちのお母ちゃんと違って、骨折は病気ではないからいずれ治ります。
でも、これまで元気で過ごしてくださってた義理の両親の大ピンチ。
介護認定を申し込んだり、義母の心の支えに話し相手で行けるだけ行こうと心に決めました。
しかし、毎週行くにはモチベーションが必要。。。

ということで、10月から二ヶ月。毎週水曜日の合計8回。
UCCのコーヒーアカデミープロフェッショナルコースに通うことにしました。

コーヒー父ちゃんと主人は即答で賛成してくれたのも心強かったです。

東京へ行く度に、
ソーシャルワーカーさんに相談。
包括支援センターに相談。
役所の介護申請、認定調査。(認調査時は、早い段階であえて悪く状態を伝えました)
毎回、義父を励まし、関東にいる親戚とのコミュニケーション。
そして家の近くの病院へ転院。
要介護1認定が役所からおりてからは、包括さんでケアマネさん探しを依頼。
ケアマネージャーさんが決定してからは、
退院後のリハビリ施設探し。(5箇所めぐり。)
介護タクシー。通院ヘルパーさん。福祉レンタル用具やさん。
そして最後が住宅改修。お風呂や玄関。ベッドを捨てて、介護ベッドにやりかえ。
寒さ対策でニトリにカーテンや布団を新調しに手配。
などなど。合計で12回東京へ行かせていただき
リハビリの先生方にも恵まれて、義両親も前向きに頑張ってくださって
無事に 当初の目標だったお正月は家族みんなで家で過ごす。が夢かないました。

頑張った神様からの褒美だったのか、お陰様で
コーヒーインストラクター1級にも無事合格できました。

そんなバタバタな2015年でしたので
年が明けてからの2016年は疲れも溜まって
元の日常生活にペースを戻すのが精一杯の日々でした。

節分を前に、去年から延期していた
島根旅行も実現できまして
出雲大社さんへお詣りに行くことも叶いました。

家族みんなが元気で、仕事ができる幸せを感じます。
生きてるだけでありがたい。そう思いながら日々を過ごしています。

今年は、自分の経験したことを誰かの役にたてたらいいなと思いつつ、
仕事を通じて誰かを元気づけてあげたり、強いチームや協力者を育てていきたいと
願っています。いかがでしょうか?