2021.12.5
宮本浩次 TOUR 2021~2022 日本全国縦横無尽 @ 千葉県文化会館 大ホール
47都道府県ツアー。
おそらくチケットは激戦だろう。
とにかくPAO(FC)で地元千葉県のみ、一刀入魂で申し込んだら奇跡がおきた。
ありがとう、PAO。
ということで通い慣れたる千葉県文化会館、略して千葉分へ行ってきました。
実はコンサートの数日前にPAOからエレカシの新春武道館公演のお知らせが舞い込んできた。
今思うに、この知らせを知ってからソロコンサートを観るのと、知らないで観るのとでは心持ちがだいぶ違ってきただろう。
絶妙なタイミングで知らせてくれたPAOに今回ばかりはホント感謝。
とにかく、今回はエレカシのボーカル宮本浩次ではなく。
歌手宮本浩次のコンサートをじっくり聴いてくる!という気持ちで会場に向かった。
それは大正解だった。
そして、歌手宮本浩次は素晴らしかった。
サウンド・アレンジ・照明・背景スクリーンなど。
全てが徹頭徹尾統一されていて"THE コンサート"な夜だった。
バンマス小林武史率いるサウンドチームが作り上げるプロフェッショナルな音。
その音の中でのびのびと自由に気持ちよさげに歌う宮本氏。
歌手宮本浩次の表現力が際立っていた。
最初"宮本氏がドーンと前にいてバックをバンドサウンドが支えている"感じで観ていた。
が、なにか違う。
このままだと消化不良を起こす。
で、"小林氏プロデュースサウンドの円のど真ん中に宮本氏がドーンと立っている"イメージに頭ん中のスイッチを切り替えてみたらあら不思議。
とても興味深くて面白いコンサートになったわけです。
エレカシの時はどうしてもトミに目が耳がいってしまうトミ推しなんだが、今回はボーカル一点集中できそう…って思ったのも2曲目くらいまでで。
結局バンドメンバーあちこち目が耳が忙しかった(笑)
しょうがない、凄腕ミュージシャンそろい踏みなんだから。
コンサートを観る前は、1回観たら何回も観たくなるのか、1回でいいと思うのか。
どっちかなぁって。
答えは後者だった。
全てを通して完璧で聴き心地好く素晴らしかったのよ。
それはホントに。
ただ、、、
胸が熱くなる感じにはならなかった。
ま、趣味嗜好は人それぞれ。
私にゃキレイすぎたんだな。
エレファントカシマシのコンサートが始まる前のようなあのピリピリとした緊張感はなく。
コンサート前から多幸感を伴った期待に場内が満ちてる感じがしたんだよね。
それはとても素敵なこと。
だけど、あのピリピリ感がすきなんだよね。
あと、私は根っから『バンド』っていう形態での雰囲気から生まれる音が好きなんだと改めて実感。
ただ、今回宮本ソロコンサートを観ながら何度も思った。
今のバンドメンバー+生ブラス&生ストリングスを加えた編成で是非とも観て観たいと。
小林武史氏の描く今より完璧な生のサウンドチームの中で歌う宮本氏を想像しただけで鳥肌が立つ。
ソロのコンサートで一番聴きたかった♪冬の花♪
カバーアルバムの名曲たち。
目の前でコンサート観ながらどれもこれもブラスやストリングスの音色が脳内で鳴ってた。
歌手宮本浩次の第一歩の集大成としてそんな豪華絢爛サウンドのコンサート。
是非とも所望します🖐
そして、これは、とても個人的なことですが。
千葉県文化会館にライブ観に来るのは2011/5/31のエレカシ以来。
厳密には観てない。
仕事が終わらず。
アンコール1曲でも聴きたいとタクシー乗った。
道すがら進行方向とは逆から人の波が。
会場に着いて人もまばらな会館を見上げて泣いた想い出。
今日は仮のリベンジ。ソロだから仮。
すると、あの日を思い出したからと♪sweet memory♪をチラッと弾き語ってくれた宮本氏。
あの日流した悔し涙が昇華された気がした。
ありがとミヤジ。
2021.12.4
フラワーカンパニーズ ワンマンツアー「ザッツオーライ、発車オーライ」@ 高崎 club FLEEZ
行ってきました。
約2年ぶりの高崎。
駅を降りていつものだるまさんにご挨拶。
そして、高崎でライブがある時は立ち寄りたいとある場所へ。
「喫茶店 コンパル」
名物のプリンアラモード&コーヒー。
プリンは昔ながらのちょっと固め。
バニラ&チョコアイスとプチスポンジケーキも入ってる。
ドドーン!と盛り付けられたフルーツたち。
何から食べようか迷ってしまうね。
コンパルのマスター。
来店2年ぶり2度目の私に「いつもありがとね〜」って。
ホントに覚えてくれてたのかわからんが、でも嬉しいね〜。
この日はドラムのミスター小西の52歳の誕生日。
そんなコニタンの勇姿を拝むべく、後ろの段差の上に陣取ったのが大正解。
晴れ姿がめっちゃ良く見えた。
コニタンの跳ねるようなしなやかに弾むリズムが大好き。
ワクワクするんだわ、この人のドラム。これからもドヤ顔と笑顔でフラカンの屋台骨を支えておくれ。
お誕生日おめでとう!コニタン!
ここ高崎club FLEEZは個人的にとっても好きなハコ。
好きな音が鳴るハコ。
そして、この日のお客さんの思い思いに楽しんでいる雰囲気も良くて。
ステージ上のみならず、フロアーも緩急のある良きライブ。
緊張と緩和。
聴き入った後の、曲が終わってからのしばしの静寂が心に余韻を残し心地好かった。
♪履歴書♪の時のお客さんの雰囲気にグッときたって前さんも言っていた。
そんな前さんから「来年は33周年。なんかやる。」と。
なんだろ?
とりあえず30周年の時に抽選申し込み忘れた野音はキープしていただきたーい。
久々に野音でフラカン観たいよ。
是非ともよろしくお願いします、社長!
この日心に響いたのがこのMC。
「今まで何百回も演ってきたけど…。大切な曲です。」って言ってアンコールで歌ってくれた♪深夜高速♪
好きとか悪いとかじゃなく、いいとか悪いとかじゃなく。
私にとっても大切な曲…なんだよね。
今宵も心のこもった♪深夜高速♪でした。
ありがとう。
ちょうど今、岡崎体育さんが♪深夜高速♪をカバーしている銀行のCMがお茶の間に流れていますが。
なかなか耳障りのよい感じで。
で、思ったのだけど。
本家本元ではなくカバーバージョンを使用した理由がなんとなく分かるなと。
本家本元の♪深夜高速♪はお茶の間向けじゃないんだよね。
鈴木圭介氏はこの歌をお茶の間向けには歌えないと思う。
だから、お茶の間から流れてきたこの曲を聴いて、本家本元にたどり着いた人がフラカンを好きになってくれたら嬉しい。
ホント、どっちがいいとか悪いとかではなく。
素敵な曲が広くみんなに聴かれるためには大事だなと。
ありがたいなと。
そんなことを思った高崎の夜。
これが今年2度目のフラカン。
そして今年のフラカン納めとなりました。
来年はもっともっとたくさんたくさん観に行きたいなー
高崎名物鶏めしも手に入れました。
フラカンと高崎club FLEEZから最高の音楽も手に入れました。
そう、今の私は無敵だ<( ¯﹀¯ )>エッヘン
↑いただきもののセトリ