ライブ徒然日記

音楽のこと、ライブのことを中心に日々を綴っていきます。

2018.2.1 SONS OF TEXAS@渋谷 duo MUSIC EXCHANGE

2018-02-20 14:31:48 | 日記
2018.2.1
SONS OF TEXAS@渋谷 duo MUSIC EXCHANGE


一昨年のラウドパーク。
初日のトップバッターだったSONS OF TEXASに一目惚れならぬ一聴き惚れ。
今日は初ワンマンライブ。
たっぷり堪能。
カッコよかった!

と、その前にオープニングアクト。
Her name in blood
めちゃくちゃ盛り上げてくれましたね。
私的にはサイドギターがめっちゃカッコよかった!
めっちゃ笑顔だし(笑)
オンタイムで始まりめちゃくちゃ場を温めてオンタイムで去っていく。
前座の鏡。

SONS OF TEXAS
一昨年のラウパで一聴惚れしたのは間違いじゃなかった!
元メタル少女のハートにガツンときましたねー。
パワーリフ全開!
ボーカルの煽り上手と、ちょいちょいファンキーさを挟み込むベースが◎。
Panteraの♪I'm broken♪のカバーが似合いすぎ。
パンテラ×ニッケルバックとは言い得て妙。
久しぶりにガッツリメタルを浴びて生き返りました(笑)
やっぱり冬はメタルだな。
…あ、年中聴いてるわ。

頂きもののセトリ

2018.1.31 「生誕71年・エンケン祭り」~追悼・遠藤賢司~ @渋谷 CLUB QUATTRO

2018-02-20 14:19:01 | 日記
2018.1.31
「生誕71年・エンケン祭り」~追悼・遠藤賢司~ @渋谷 CLUB QUATTRO

(出演)
細野晴臣
鈴木茂
鈴木慶一
あがた森魚
PANTA
石塚俊明
湯川トーベン
遠藤ミチロウ
大友良英
山本恭司
佐野史郎
原マスミ
大槻ケンヂ
曽我部恵一
フラワーカンパニーズ
湯川潮音
森信行
(飛び入りゲスト)
シーナ&ロケッツ


素晴らしい夜だった。
エンケンさんへの尊敬と愛情と友情に溢れた夜だった。
ただ、、、エンケン祭りなのに、エンケンさんがいないってことが、まだ全然身体に馴染まなくて、寂しいとか悲しいとか、そういう気持ちはあまりなく、なんかひょっこり出てくる気しかしなくて、彼の作った音楽と歌と魂がそこにはあって、でも姿かたちはなくて、なんか不思議な気持ちの3時間でした。

内容の濃いライブ。
"はちみつぱい"やら"はっぴぃえんど"やらが聴けるという、どえらい事になってた。
さすがエンケン祭り。
彼の歴史と人脈。
おそるべし。

トーベンさんが、「エンケンさんが好きだと言ってくれた曲を…」と弾き語ってくれたオリジナル曲♪坂道♪。
とってもやわらかくてあったかくて、なんだかとっても懐かしい気持ちになった。

曽我部さん。
スっと出てきてエンケンさんカバー曲♪カレーライス♪を歌いスっと帰って行った。
何も語らず、張り詰めた空気の中に、あったかいカレーライスを置いて帰って行った。

張り詰めた空気の中、渾身のエンケンカバーが続く中、空気を読み間違えましたと、エンケンさんといえばカレーだからと、♪日本印度化計画♪を弾き語るオーケン。
あんた、最高だよ!

「産まれてくる子に"賢司"って付けようと思ったけど、トーベンが呼んでるのを想像して、やめました(笑)」
潮音ちゃん、それ正解(笑)
男連中、というか、おっさん連中の中で紅一点だった湯川潮音さんのオリジナル曲♪裸の王様♪がホントに素晴らしくて。
「どうかその戦いをやめないで 一人でも 夢の中のことでも それがなくても」
彼女のエンケンさんへの想い。

そして、ビックサプライズ!
まさかのシナロケ登場にはびっくり!
鮎川誠さん「エンケンさん 天国と地上で ロックでつながっとるけんね ありがとう」


エンケン祭り本編のトリはフラカン。
スゴすぎる面子の中でトリを任されたフラカン。
おもむろにハープを吹き始める圭介氏。
♪孤高の英雄(by.フラカンのオリジナル曲)♪のイントロのハープ。
エンケンさんに捧げたハープ。
からのエンケンさんカバー曲♪東京ワッショイ♪
ずっと張り詰めていたハコの空気が解放されてあちこちで拳が上がった。
去年のエンケン祭りでも大トリのエンケンバンドのひとつ前という出順だったフラカン。
エンケンさんは、自分より若い世代へエールを贈り、時代を託そうとしたんじゃないかって思った。
フラカンと同年代の私。
気持ちがグッと引き締まる思いでした。


それぞれの出演者が渾身のエンケンカバーを聴かせ、冗談好きのエンケンさんらしくそれぞれの想い出話をユーモアたっぷりに語り。
そんな中、カバー曲以上にエンケンさん絡みの思い出とともに聴かせてくれたオリジナル曲が胸を打った。
それは、エンケンさんの楽曲もパフォーマンスも唯一無二でありるからこそ。
曲のカバーをする…ではなく、エンケンさんの真摯な音楽への想いをカバーする。
それが、1番心を打つ。
だから、オリジナル曲を精一杯の思いで奏でた瞬間によりグッときたんだ。
こんな夜に♪オ日本印度化計画♪を弾き語りしたオーケンが曲の途中で言ってた。
「場違いな曲だったかも。アウェイな雰囲気?いや、でも、エンケンさんはいつどんな時でも音楽に真剣に向かってた。だから、僕も真剣にやる!!」
そういうことなんだって思ったよ。



一夜明け…
エンケンさんが亡くなったって聞いた時も、昨日の追悼ライブの時も、涙なんか流れなかったのに、今、昨日エンケンさんから貰った手拭いを広げたら涙が溢れて止まらない…。
有難う、エンケンさん。
ワッショイ!


[セトリ]
開演前BGM『けんちゃんのピアノ画(スケッチ)』
01.「星空のワルツ」原マスミ
02.「坂道」湯川トーベン
03.「ほんとだよ」佐野史郎、山本恭司
04.「カレーライス」曽我部恵一
05.「エンケンさんに捧げる即興演奏」大友良英
06.「日本印度化計画」大槻ケンヂ
07.「夢よ叫べ」山本恭司
08.「裸の王様」湯川潮音
09.「銃をとれ」「さようなら世界夫人よ」頭脳警察 PANTA、トシ
10.「冬のサナトリウム」あがた森魚
11.「塀の上で」~「雨上がりのビル街」鈴木慶一
12.「花いちもんめ」鈴木茂、湯川トーベン、森信行
13.「寝図美よこれが太平洋だ」細野晴臣
14.「夜汽車のブルース」~「おやすみ」遠藤ミチロウ
15.「ホラ吹きイナズマ」シーナ&ロケッツ
16.「東京ワッショイ」フラワーカンパニーズ

アンコール1.「不滅の男」エンケンバンド 石塚俊明[Dr]、湯川トーベン[EB]
 鈴木茂[EG]、竹安堅一[EG]、山本恭司[EG]
 [Vo]…湯川トーベン(一番)、遠藤ミチロウ(2番)、PANTA(3番)
 ゲスト、全員ステージへ上がり、サビコーラス

アンコール2「夢よ叫べ」遠藤賢司[音源]

客出し音楽「不滅の男」「歓喜の歌」