ライブ徒然日記

音楽のこと、ライブのことを中心に日々を綴っていきます。

2017.7.26 [ハイエース兄弟、2台で80万km] THE NEATBEATS×フラワーカンパニーズ@新代田 LIVE HOUSE FEVER

2017-07-27 19:56:13 | 日記
2017.7.26
[ハイエース兄弟、2台で80万km]
THE NEATBEATS×フラワーカンパニーズ@新代田 LIVE HOUSE FEVER

待ってましたのこの対バン。
タイトル通り一年中ハイエースで日本全国津々浦々回っているバンド同士の対バン。
機材車であるハイエースをお互い仲良く2台同時に購入したから「ハイエース兄弟」。
お互い走り回って80万km!
とはいかず、実は2台で792、747km(笑)
このちょっと足りなさがらしくて笑える(笑)

まずは、先攻。
THE NEATBEATS。
ニートのライブを観るのは久しぶり。
久しぶりだろうがなんだろうが、観る前から絶対楽しめる保証付き。
で、やっぱり楽しかったー!
全編オールドロックンロールの8ビートに否が応でも身体が動く。
夜勤明けのフラフラな身体に容赦ないニートの8ビート。
で、やっぱり無理が祟ったのか、ライブの明くる日両足いっぺんにこむら返りにお見舞いされるという…。
ニートビーツ、恐るべし。。。

そして、ニートのライブにはもうひとつ恐るべきものが。
腹筋崩壊させられる抱腹絶倒の大爆笑MC。
音楽がメインかMCがメインか分からなくなってくるくらいの面白さ。
そんな真鍋さんにフラカン圭介氏がつけたあだ名が「おしゃべりリーゼント」(笑)
ただ、もうちょっと聞きたいなぁってタイミングでポーンと曲に入るあたりさすが。
対バンだったからなおさらかな?
以前観た時よりMCで中だるみしなくなったなぁ。
なんて、上から目線(笑)
いいか、同世代だし。
てか、真鍋さんは同学年だ。
もっと言えば、半年ばかりこっちが年上だ。
真鍋さんじゃなくて真鍋くんだ(笑)
…もういいか。

しかし、やっぱりニートのロックンロールはすごい。
ドラム、ベース、リズムギターの刻む8ビートのキレの良さ!
ライブ途中にチャック・ベリーが降臨するくらいロックンロールの魂を響かせるリードギター&ボーカルは言うことなし!
あの頃生まれたなにも足したり引いたりしないシンプルな8ビートのロックンロールが、今もなお鳴り響いてる。
鳴らし続けているバンドが日本にいる。
ニートビーツよ、ありがとう!

と、爆笑の嵐だったライブをキレイにまとめたところで次(笑)


後攻、フラワーカンパニーズ。
こちらはこちらでフラカンのロックンロールをコンパクトにまとめたセトリの中でしっかり聴かせて観せて魅せてくれた。

初っぱなは予想通り「最高の夏」!
私的には横浜ワンマン以来2回目の最高の夏。
今年は何回聴けるかなぁ。

ニートビーツが20周年ってこともあってか「俺たちハタチ族」をセトリに入れてきたフラカン。
ここからラストまでの後半4曲。
いつも以上に曲と曲の間を詰めて、スピード感増し増しの怒涛の流れ。
後輩ニートビーツの影響をモロに受けまくる先輩フラカン(笑)
でも、この勢いに乗った流れが最高に気持ちよかった!
ありがとう、ニート様(笑)

ニートといい、フラカンといい、勢いのあるそれぞれのロックを響かせる中で今夜一番私の心に入り込んできたのが「青い春」。
圭介氏の歌が心の奥にストンと落ちてきた。
笑ってばかりのこの夜、涙がこぼれた。
ワンマンでもないのに歌ってくれたことに感謝。
そして、ワンマンでもないのに演ってくれたフラカンの攻めの姿勢が誇らしかった。

そこからのまだ発売前の新曲「ハイエース」。
40半ばの我が身への叱咤激励。
沁みる。


そして、本編最後。
「最後にゃなんとかなるだろう」
うん。ホント。
最後にゃなんとかするからね。
大丈夫。

ここ最近のライブ。
新旧の曲が同じ濃度で心にガツンと響く。
秋に発売される新譜。
楽しみだ。

アンコールは期待通りにフラカンニートで「真冬の盆踊り」。
ヨサホイならぬ土佐ホイ(笑)

ホント、最高の夜だった!
久しぶりの友との再開も、ライブ前のドタバタな腹ごしらえも(笑)
夜勤明けでヘロヘロでも、行かなきゃならないライブがある。
まさに今夜がそんな夜だった。
体力はすっからかんになったけど、心のチャージは満タンです。

で、次回チャージはいつですか?
今回はエセ80万kmだったから、リアル80万kmで、いかがです?
あれ、すぐじゃん(笑)


[フラカンセトリ]
1.最高の夏
2.消えぞこない
3.波の下
4.すべての若さなき野郎ども
5.あまくない
6.ロックンロール
7.青い春
8.ハイエース
9.俺たちハタチ族
10.三十三年寝太郎BOP
11.マイ・スウィート・ソウル
12.最後にゃなんとかなるだろう

アンコール
13.真冬の盆踊り(witn THE NEATBEATS)

2017.7.16 エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR 2017 "THE FIGHTING MAN"@盛岡市民文化ホール

2017-07-18 23:02:29 | 日記
2017.7.16
エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR 2017 "THE FIGHTING MAN"@盛岡市民文化ホール

今ツアーを観るのは、千葉→四日市に続いて3度目。
盛岡まで行ってきました。
毎週末、日本のどこかでエレファントカシマシがコンサートをやっているなんて、未だに信じられないが、ちゃんと休まず頑張ってるんですねぇ。
ツアー始まって前半終了間近の盛岡。
縁もゆかりも無いけれど、なぜか東北大好きな私にとっては楽しみにしてた場所のひとつ。
席は後ろから数えた方が早い3階席後方。
ただ、どセンターだったからホントに満足。

相変わらず、ライブ前はエレカシ特有の緊張感が漂う会場。
嵐の前の静けさって言葉はこういう時のためにある。
と、言っても過言ではない?(笑)

いざ、ライブが始まっても3階席は立ち上がる人、座って観る人、いろいろで。
だからといって盛り上がってないわけじゃなく。
みんなそれぞれが、それぞれの楽しみ方をしてましたね~。
ちなみに私より前の人たちはずーっと座って観てたから、視界良好でした♪
じっくり聴き入りたい歌は座って、ビートを感じたい曲は立ち上がって、私的にはとってもありがたい席でした。
こういう感じでエレカシ観られるのホント嬉しい。

なぜかこの日はプチトラブルに見舞われる宮本氏。
マイクスタンドは落ちるし、ギターのストラップは外れるし。
1番厄介だったのは、イヤモニの調子が悪すぎて、ずっと袖にいるスタッフに合図出し続けてました。
まぁ、一昔前の宮本氏ならイライライライラしまくるところでしょうが、今はそんなこともなく。
歌いずらそうにしてましたが、予備のイヤモニに替えたら一件落着。
そこからは、グッと集中力もアップ!
第1部のクライマックス「RAINBOW」の高みへと昇っていくさまは圧巻!
曲終わりで会場がため息からの大拍手
に包まれていく感じは鳥肌もんでした。

第2部での「生命賛歌」~「TEKUMAKUMAYAKON」の憑依っぷりも桁外れ。
声高に不気味に笑う宮本氏の狂気。
背筋が凍るほど惹き付けられた。


1ヶ月半ぶりに観て思ったことがひとつ。
宮本氏の話芸に磨きがかかった!(笑)
いつの間に?(笑)

宮本氏「カラオケには行かないですね、数えるぐらいしか行ったことないです。
誰かがいれたやつ、すぐに演奏停止ボタン押しちゃうんですよ(笑)
何度も演奏停止ボタン押すから、まぁ誘われなくなりますよね(笑)」
……ものすごく納得(笑)

今は亡き佐久間さんとのレコーディング秘話が聞けたのも嬉しかった。
トミに壁向いてドラム叩かせた話、興味深かったな。
お互いに顔を見合わせないってのもレコーディングだと効果的だったりするんだな。
しかし、だ。
ミヤジ、謎のダミ声で佐久間さんのモノマネしてたけど、佐久間さんってあんなしゃべり方だったっけ(笑)


と、、、そんなMCの中で「ん?」ってなった瞬間がありました。
が、宮本氏は、何事でもないようにごく自然にサラッと言葉にしてました。
うすうす感じてはいたけれど、こんなふうにサラッと言えるようになったことに、なぜかホッとしました。


このMCから先、いつものライブを観るのとは少し違った感情がつきまとい。
でも、ライブですからね。
これもまた良し。

「風と共に」初めてライブで聴きました。
穏やかなれど力強い大きな優しさに溢れてた。
強くなったなぁ、ホントに、強くなったよ、ミヤジ。

想いが溢れる中、ライブはアンコールへ。
そして、迫り来る新幹線の時間。
静かに席を立ちドアへ向かった私の背後から「so many people」!
立ち止まり振り返りヘドバンしまくりました(笑)
いろんな感情全て昇華していきました。
この日のアンコールがソーメニーでホントによかった!
盛岡、ホントに良い夜だった!
大好きな東北の地でまたひとつ素敵な想い出が増えました。
ありがとう。


そして、、、
もうひとつお礼を言わなきゃね。

40数年前に交わされたこの会話。
宮本母「あんた、歌うまいんだから合唱団入りなさいよ!」
宮本少年「やだよぅ。おれ、ドラムがやりたいよぅ。」

宮本母、グッジョブ!
宮本母、ありがとう!



お約束の崎陽軒♪
お約束の盛岡冷麺♪ そして、生マッコリハイボール♪

2017.7.15 レッド・ウォーリアーズ Red Warriors 30th Anniversary "KING'S ROCK'N ROLL"@大宮ソニックシティ O.A:氣志團

2017-07-16 13:07:14 | 日記
2017.7.15
レッド・ウォーリアーズ デビュー30周年記念ライブ
Red Warriors 30th Anniversary "KING'S ROCK'N ROLL"@大宮ソニックシティ 大ホール
O.A:氣志團

行ってきました、大宮まで。
高校生の頃、尾崎豊が好きで、彼のローディーをやっていたキヨシくんが今度バンドでデビューするって言うんで聴いてみたらめちゃくちゃ好みで、そこがレッズとの出会いでした。
デビューしてからの活動期間は4年弱?
あっという間に解散しちゃったけど…。
その後、断続的にポツポツと再始動していて、今回はデビュー30周年記念ってことで。
レッズの再始動ライブ。
今までも時々観に行ってたけど、ちょっと懐メロ懐古主義的な空気になる時もあって、今回どーしようかなぁって迷いつつ、これが最期のレッズライブになるかもしれないとの噂を聞き、気づいたら大宮まで来てました。

とりあえず腹ごしらえ。
ひまつぶしって名前の喫茶店で文字通りひまつぶし。
喫茶店のナポリタンは裏切りませんね♪




で、なぜか前座。
で、なぜか氣志團。
で、彼らやってくれました!
氣志團めちゃくちゃ楽しかったー!
場を温めるどころかめちゃくちゃ盛り上がった!
レッド・ウォーリアーズとファン層あんまり被らないのに、さすがだ!
ホント、O.A.ヤラセたら日本一!
天晴れ!

オープニング・アクト:氣志團のセトリ
Bring it on!
喧嘩上等
スタンディング・ニッポン
One Night Carnival
バラとワインとワンナイとカーニバル
変 feat.岸野 弾

そして、、、
レッドウォーリアーズ登場!

“Wild And Vain”のイントロで気持ちはあの頃にタイムスリップ!
“Lady Blue”で涙抑えきれず、“Casino Drive”“Wild Cherry”でテンションMAX!
それでもまだまだいっぱい聴きたかった!

前の晩に、「ライブでやって欲しいなぁ。」ってつぶやいておやすみSONGにした「Lady Blue」が聴けたのがホントに嬉しかった。

シャケが「Wild Cherry」で、あの水色のビルローレンスのギターに持ち替えて最高のリフを弾いてくれたのも嬉しかった。

「ルシアンヒルの上で」はイントロ始まった途端になんかめっちゃこみ上げてしまってヤバかった。
元々レッズの中でも好きな歌だけど、今聴くと歌詞がね、
昔とは違った意味でね、ヤバかった。
同じく「Lady Blue」もね。
30年…、順風満帆とはいかないものね。
それはきっとみんなおんなじね。

しかし、レッズのロックバンド然とした姿はホントにカッコいい。
ユカイくんとシャケが1つのマイクを挟んで顔を寄せ合って歌う姿は絵になりますね。
歳を重ねても相変わらずロックスターの華がある。
目の保養(笑)

ユカイくんはやっぱり歌ってる姿が1番しっくりきますね。
やっぱり私にとってダイアモンド・ユカイはロックスターですからね。
相変わらずのファッションセンス(笑)と、なんかやりづらいコール&レスポンス(笑)も含めて、ステージで上のユカイくんは私にとって今も昔もカッコいいロック兄ちゃん。

今回は特にライブが進むにつれてキヨシ君のベースに耳が釘付け。
派手じゃないけど、燻し銀なカッコ良さが聴いてるうちにクセになるんだよね。
声援もキヨシコールが1番多かった気が…。
昔からキヨシ推しなもんで、めちゃくちゃ嬉しかったなぁ。

そうそう、開演前にずっとブルースが流れててね。
そのままレッズの中にあるブルースに繋がっていく感じが心地好かったなぁ。
特にシャケのボトルネックや、ブルースギター。
聴き惚れるよね。

一方、派手で下品でおバカな悪ガキロックンロールが50過ぎても似合っちゃうレッズ。
大人なブルースとロックキッズが共存してるのがレッズの魅力だなぁ。
さまになるもんなぁ。

ライブ前に頭をよぎった懐古主義的な空気。
全くなかった。
そりゃ、想いを馳せる瞬間はあったけど、懐かしい気分に浸りっぱなしにはならなかった。
ていうか、浸ってる余裕なかった。
レッズの中に響き漂うブルースがカッコ良くて。
あの頃より数段カッコ良くて。
今夜のレッズ。
ライブが進むにつれてジャイブの効いた曲やシャッフルがかかった曲のノリが右肩上がりに良くなっていくのが気持ちよかった。
1曲でも多く合わせたらますます良くなるのに、今日で終わりなんてもったいないって思ってたら、追加決まったね。
中野楽しみ。
ちょっと間が開くのが惜しいけど。

「レッド・ウォーリアーズ追加公演決定!9/2 中野サンプラザ!」


メンバーみんな我が強いもんなぁ。
それが今夜みたいに良いライブを生み出す良さでもあり、場合によっては逆に危うさでもあり。
悪ガキロックンローラーの宿命か? (笑)
とにかく、9/2までは皆さんケンカしないように(笑)

今夜はレッズ30周年のお祝いに行ったんだけど、、、中野サンプラザ行けますようにって願掛けしたいから、お祝いの言葉を言うのは9/2にとっておくよ。


てことで、また11月に来ますね、大宮ソニックシティ。
今宵はレッドウォーリアーズ。
11月はエレファントカシマシ。
どちらも30周年記念ライブ。
人生いろいろ。
バンドもいろいろ。
ただ、こうして昔も今も、胸が熱くなる夜があることに感謝。

そんなあれこれ書いてる今は、エレカシの盛岡公演に行く新幹線の中。
今日は同じく30周年記念ツアー真っ只中のコレクターズも盛岡でライブがあるという。

中高生の頃からずっと好きなバンドが今なおライブをやっていることに感謝。
30年か…。
しかし、去年観た浜田省吾はデビュー40周年だったぞ!
めちゃくちゃパワフルだったぞ!

30年選手の皆さん。
まだまだここは通過点。
まだまだこれから。
道はずーっと続いてく…

2017.7.5 The Dead Daises@渋谷 CLUB QUATTRO LIVE & LOUDER JAPAN TOUR 2017

2017-07-10 14:32:34 | 日記
2017.7.5
The Dead Daises@渋谷 CLUB QUATTRO
LIVE & LOUDER JAPAN TOUR 2017

行ってきました!
新人バンドを観に渋谷まで。
新人と言えども正体を明かせば、超ベテラン揃い。
元モトリークルー&元ホワイトスネイクのメンバーが合体した超スーパーバンド、デッドデイジーズ!

【メンバー】
ジョン・コラビ(ヴォーカル)
ダグ・アルドリッチ(ギター)
マルコ・メンドーサ(ベース)
ブライアン・ティッシー(ドラムス)
デイヴィッド・ローウィー(ギター)

去年のラウドパークで初めてライブを観て一目惚れならぬ一聴き惚れ。
ワンマンで来日ってことで光の速さでチケットポチッ。

しかも、さいたまスーパーアリーナからの~、クラブクアトロ!
こんなちっちゃなところで観られるとは!
で、やはり、人気に対してキャパが追いつかずクアトロギッチギチのギュウギュウ。
800番台まで呼び込んでたらしい。
しかし、こんな近くでこんな狭さで、スケールのバカでかいアメリカンハードロックを堪能できてよかった!
プロモーターの会場ミスチョイスに感謝(笑)

とにかくTHE DEAD DAISIE。
ステージの上はもとより、オフステージでも、サービス精神にあふれてた。

メンバー全員、本当にこのバンドと音楽が好きだからこそ、自然に神対応できてしまうんだろうな。

ライブでノリノリだった男の子をダグがステージに上げてた。
なんかとってもいい光景だったな。
彼は将来ロックギタリストになるよ、きっと。

とにかく、メンバー全員が楽しそうにプレイしてたのが印象的で。
大きな看板を背負うことなく、好きなことを気の合う仲間とのびのびやってるのがね、ホントに楽しそうで、観てる方にも伝染しまくり。

何度も声高らに"We are The Dead Daisies!"と叫ぶJohn Corabi。
このバンドに対する誇りと自信がみなぎってる証拠。

オリジナル曲以外に、このバンドはカバーも聴きどころ満載。
本編最後だったかな?
ビートルズの♪ヘルタースケルター♪
カッコよすぎた。
カバー曲すら、オリジナル曲かと思えるほどにらしさ爆発させるあたりはさすが。

どこまでもカラッと明るく乾いた重低音。
重低音なのに軽快。
王道アメリカンハードロックを堪能しまくった2時間。
ホントに楽しかったー。

セトリはだいたいこんな感じ。ハイウェイスターのカバーも演ってくれた。

2017.7.2 フラワーカンパニーズ ツアー 「フラカン28号」@F.A.D YOKOHAMA

2017-07-03 02:43:36 | 日記
2017.7.2
フラワーカンパニーズ ツアー 「フラカン28号」@F.A.D YOKOHAMA

私にとって4月の野音ぶりの今回のツアー。
今日は観たいライブがあれこれ被っていたけれど、やっぱり今回のツアー、ライブハウスで1本も観ないなんてありえない。
と、ぎりぎりでチケット取りました。

フラカンは野音やらフェスやらホールや大きなハコでのイベントやらを観る機会が重なり、ライブハウスで観るのは2月渋谷のコレクターズとの対バン以来。

始まる前はあまりに久々すぎていろんな意味でドキドキだったけど、、、
行ってよかったー
ライブ後に呑んだハイネケンがめちゃくちゃ美味しかったくらいに、いいライブだった!(笑)
(ちなみに私、ビールは断然キリン派なのです。)

横浜に向かう電車の中で「最高の夏、やってくれ」ってつぶやいてたら、見事、1曲目でしたね。
今年も最高の夏がスタートしましたよ。

初っぱなからけっこう飛ばしまくってエンジン全開で。
フロアの熱量も最初から高くて。
使い古された言葉だけど、暑くて熱いライブ。

そんな中、今夜唯一涙こぼれた瞬間があった。
「日々のあぶく」でのワンフレーズ。

フラカン「日々のあぶく」の"ドブ川に浮かんだコーヒーの缶 "って歌詞を聴くと、エレカシ「偶成 」の"ドブの夕陽を見るために"が浮かぶ。
どちらの歌にも感じるのは、ままならない日々・埋もれてしまう日々の中、生きるってことへの決意表明。
強い意思に耐えきれず涙。

そんな今日は都議会選挙の日。
フラカンには珍しくMCで政治ネタ。
短い言葉でチラッと自らの意見を述べたあとの、、、
「このハゲーーーーー!!」(笑)
ハゲだけは許せないらしい。
だって、努力してもどうにもならないから。
で、前さんに一言。
「俺が守ってやる。」(笑)

ポリティカルな意見も言いつつ、最後は笑いに持っていくあたりがフラカンらしい。
昨今の出来事をそういう風に捉えてるんだなって、重い雰囲気や嫌な雰囲気にならずにサラッと言うあたり、さすがだなと。

そして、特筆すべきは新曲「ハイエース」。
今日のセトリの中でもハイライトだった。
「深夜高速」を経て今この歌を歌えるフラカンの新たな決意表明。


ライブで新曲をやる時はいつもジレンマがあるとMC。
「新曲より昔の曲を求めているお客さんがたくさんいるんじゃないか?
新曲をやりたいのは自分たちだけで、新曲たくさんやるのはエゴなんじゃないか?」
って。
古い曲はみんなそれぞれにそれぞれの思い入れがあるから。
それに合わせてたらキリがなくなっちゃうよ。
それにね、、、
今夜の「ハイエース」聴いたら、新曲に期待せずにはいられない。
会場の雰囲気からも新譜への期待感が強いのは明らかで。
だから8月の恵比寿では、新曲盛りだくさんでお願いしますね。
大丈夫。
今のフラカンなら。ね。
28年目でも新曲への期待がこんなに高いって、ファンとしても嬉しい限り。

アンコールのラスト。
ただでさえ私のテンションが否が応でもMAXになる「終わらないツアー」!
フロアーにカリスマ降臨(笑)
なんかまっすぐこっちにきた(笑)
前の方は多少もみくちゃだったみたいだけど、後ろはモーゼの十戒状態(笑)
当たらず障らずしてたのに、ステージへの帰り際、軽くハイタッチされた(笑)
なぜに?(笑)

そうそう、MCで将棋の話題になり。
藤井四段からひふみんの話になり。
生涯最後の最後まで、出来なくなるまで現役をやり抜いたひふみん。
いまさら藤井四段やひふみんみたいに天才にはなれないけど、、、

フラカンは死ぬまでやると。
できなくなるまでやりつづけると。

新曲「ハイエース」といい、決意表明満載なフラカンでしたね。

ライブ後の物販にて。
お互いのTシャツを指差して「いいですね~」「いいね~」と褒め合う現象起きました(笑)
ちなみに、私はエレカシ。
前さんはFoghat(イギリスのブギーロックバンド)。

あと、今回のツアー、ライブハウスでは初見だったこと。
ライブ終わって1番に感じたこと。
武道館の呪縛から解放された圭介氏が、パワー全開でのびのびと堂々としていた。
こーゆーフラカンいいですねと。
いつも、話のネタにと着ていくTシャツのバンドについてばかり話すのに。
今日は珍しくフラカンの話もしましたよ。

そして、30thエレカシTシャツ着て行ったおかげで、ライブ後に声をかけられました。
「今度初めてエレカシワンマン観に行くんです!」って。
全くの初対面だったけど、なんかひとしきり盛り上がっちゃいましたね。
こーゆー風に繋がって広がっていくの嬉しい。
エレカシT着ていってよかった~

次回のフラカンは月末の下北沢。
ハイエース兄弟です。
さて、私は無事に終電に乗れるのか?
乞うご期待(笑)



1.最高の夏
2.NUDE CORE ROCK’N’ROLL
3.マイ・スウィート・ソウル
4.チェスト
5.切符
6.パンクはうまく踊れない
7.無敵の人
8.すべての若さなき野郎ども
9.あまくない
10.ビューティフルドリーマー
11.日々のあぶく
12.感情七号線
13.ハイエース
14.俺たちハタチ族
15.三十三年寝太郎BOP
16.ホップ ステップ ヤング
17.最後にゃなんとかなるだろう

アンコール1
18.脳内百景
19.消えぞこない
20.真冬の盆踊り

アンコール2
21.とどめをハデにくれ
22.終わらないツアー