ライブ徒然日記

音楽のこと、ライブのことを中心に日々を綴っていきます。

2019.9.16 木村充輝ロックンロールフェスティバル @ 大阪城音楽堂 出演: 怒髪天、ザ・クロマニヨンズ、フラワーカンパニーズ、木村充輝(三宅伸治、中村キタロー、ケニー・モズレー)、大西ユカリ

2019-09-22 17:58:49 | 日記
2019.9.16
木村充輝ロックンロールフェスティバル @ 大阪城音楽堂
出演: 怒髪天、ザ・クロマニヨンズ、フラワーカンパニーズ、木村充輝バンド(三宅伸治、中村キタロー、ケニー・モズレー)、大西ユカリ






すごいメンツが集まった!
まだまだ夏の日差しが残る中、いそいそと浪速へ。
日差しは暑いが、吹く風が秋を運んできて、この時期の野外の気持ち良さを感じながら、ライブ開始を待ちわびていると、、、


開演時間前から、まだまだ客入れ中からふら~っとステージに上がるお二人さん。
木村充輝×三宅伸治
ゆる~い雰囲気の中で聴く木村さんのダミ声ブルースと三宅さんのブルースギターの心地好さ。
これから始まるキムロックフェスの序章としては、とてつもなく贅沢な時間だった。


トップバッターは怒髪天!
やはり、予想通りの特攻隊長。
のっけから♪酒爆♪で飛ばす飛ばす。
ライブの定番曲から新旧取り混ぜ。
そんな中、ロックバンドの使命感を堂々と歌う姿はホントにカッコよかった。
オマケに憂歌団の♪嫌んなった♪もカバーしてくれて。
しかし、ギターの上原子さんの嬉しそうな顔ったらなかったな。
憂歌団、大好きオーラが出まくってましたね。


さて、2番手。
予想に反してザ・クロマニヨンズの登場!
完璧なカッコよさ!
なんなんだ、あれは!
30数年前初めて行ったライブハウスのステージにいた2人が今日も目の前にいた。
でも、懐かしさとかないんだよな。
熱いね、熱い。
本邦初公開の新曲♪クレーンゲーム♪を含め怒涛のステージ。
で、最後の最後にステージを去って
いくマーシーのおちゃめっぷり。
あれはズルい(笑)

さて、2組の先輩たちが熱すぎるほど熱いステージをしたあとに、我らがフラカン。
どんなライブになるのか?
と思ってソワソワしながら待ってたら、、、

再びふら~っと登場した木村さん&三宅さん。
そして、もう一人、、、大西ユカリさん!!
熱いステージ2本観たあとのクールダウン。
木村さんとお客さんとの掛け合いも楽しく。
一瞬にして森ノ宮が天王寺に早変わり(笑)
この頃から秋風が心地好くなり、ますます良き雰囲気に。


3番手。
フラワーカンパニーズ。
今日のフラカンは出順のマジックが効いていた。
怒髪天・クロマニヨンズの怒涛のステージの後、木村さん&三宅伸治さん&大西ユカリさんのディナーショー的な演奏を挟んでのフラカン。
ステージに出てきた時の緊張感が徐々に持ち前の負けず嫌い何クソ根性に変わっていく感じが、対バンならではで最高だった。
暮れゆく空と虫の音も味方してくれたしね。

はぐれ者讃歌
DIE OR JUMP
いましか
深夜高速
ハイエース
恋をしましょう
真冬の盆踊り



そして、トリは木村充輝。
木村さんのバックには三宅さんとキタローさんがいたからキヨシローさんを思い出したよ。
Gu.三宅伸治
Ba.中村キタロー
Dr.ケニー・モズレー
エレキセットでガッツリ聴かせてくれたブルース・ロックは、腹にドッシリ響いたなぁ。


そして、最後の大セッション大会。
クロマニヨンズは例の如くお帰りになってしまいましたが…。
出演者みんな揃っての登場。
その場で突然セッションやることに決まった!
とは、思えないほど?
いや、突然決まったからこその程よい緊張感というか、お互い探り合いながらのセッションが、ライブ感満載で楽しかった!
しかも3曲も!

おそうじオバチャン
たたえる歌(三宅伸治)
ケ・セラ・セラ

木村充輝バンドのステージよりも、セッションの方が濃くて長くてびっくり。
そして、セッションの間、ずーっとブルースハープを吹き続けていた圭介氏。
彼のハープが大好物なもんで。
それだけで今日来た甲斐があったねぇ。
カッコよかったー!
ルー・ルイスみたい!←言い過ぎか(笑)

ルー・ルイスと言えば、奇跡の来日公演を思い出す。
あの日、ヒロトも観にきてたねぇ。
あ~、ヒロト&鈴木圭介のダブルハープとか聴きたかったなぁ(´-`).。oO
……欲張りすぎか(笑)


そんな中、ほのぼのエピソードをひとつ。
木村さんってば、ホントに圭介氏がお気に入りらしく。
おもむろにギター弾きながら圭介氏に近づいていって、、、
最後はチュー(*˘ ³˘)♥
……を、ギリかわす圭介氏(笑)


あと、席がギタリスト三昧を堪能しまくれる席で。
上原子さんに、マーシーに、竹安さんに、三宅さんに、四者四様のギタープレイの違いが楽しめて5時間ずーっとワクワクでした♪



木村充揮ロックンロールフェスティバル。
どこを切っても大好きなおっさん祭りで。
全てがメインなおっさんばかりで。
どのおっさんたちもそれぞれのおっさんらしさが持つカッコ良さで勝負していて。
惚れ惚れしました。
おっさんらしさ=ブルースなんだなぁって。
いろいろ事情があって、酒、呑んでないのに酔っ払ったよね。
それに、大阪らしいもん何にも食べなかったけど。
大阪らしいこと=ブルースをたんまり堪能したからね。
ホントに秋の良き1日でした。
全ては木村充輝さんの人柄とブルースのなせる技なのだなぁ…。
来年、第2回キムロックフェスの開催を期待して、回顧録を〆ましょう。
また、来年~( *ˊᵕˋ)ノ





のぞみでGo!


ライブ前の暇つぶし。森ノ宮の喫茶店「クレセント」

2019.9.12 フラワーカンパニーズ・ワンマンライブ 『30年のキセキ SPECIAL PART2 [1989~2005]』@ 恵比寿 LIQUIDROOM

2019-09-22 11:30:27 | 日記
2019.9.12
フラワーカンパニーズ・ワンマンライブ 『30年のキセキ SPECIAL PART2 [1989~2005]』@ 恵比寿 LIQUIDROOM



先月のフラカン30周年の後半15年間縛りの選曲だったパート1に引き続き、今月は前半15年間縛りのセトリ。

個人的にフラカンに吸い寄せられたのが「吐きたくなるほど愛されたい」以降だったので、それぞれの曲へのリアルタイムな思い出があまりない分、変な懐古主義に囚われることなくライブを楽しめた。

とはいえ、初期曲のオンパレード。
サウンド的には自分のティーンネイジャーど真ん中。
竹安氏もライブ中に言っていたが、初期曲は若さゆえのロックへの憧れがそのまんまストレートに楽曲やサウンドに現れていて。
あの頃の洋楽が好きな自分にはなんとも熱く心に響いた。
特に♪JUMP♪での、ハードロック、ブルース、四畳半フォークの初期フラカンのいいとこ取り詰め合わせ。
久しぶりにライブで聴いたけど、ホント痺れたな。

いやぁ、ホントにホントにすごいライブだった。
30年間ずっと鳴らし続けてきたフラカンのブルースがホントにカッコよくて。
若かった頃に生まれた曲にはロックへの憧れと初期衝動を鮮やかに甦らせる力がある。
今日のリキッドルームにはステージにもフロアーにもその力から湧き上がるエネルギーが充満していた。

ライブ中、いくつも心鷲掴みな瞬間があったが、この日の♪孤高の英雄♪でのイントロ。
圭介氏のブルースハープ。
高らかで清らかに胸に響いた。

フラカンの歌にはけっこう「がんばれ」が出てくるけど、鈴木圭介の歌う「がんばれ」は彼が彼自身に向けて歌う「がんばれ」だから何度も何度も聴きたいと思う。
そして、今日の♪がんばれ圭介♪も客に歌わせることなく彼が彼自身に歌っていた。
こんな時だからなおさら心に響いた。

こんな時……。
このライブの4日前。
呼んでもないのに台風15号が我が地元千葉県にやってきて、迷惑この上ない置き土産をたんまり置いて去って行った。
幸い我が家は3日間の停電だけで、壊れたモンもなく、家族みんな元気で。

ライブのMCで圭介氏が言っていた。
「みんなの生活の中にフラカンがあったらいいな。」

この日、友と会い、語らい、一緒にフラカンのライブを観たら日常が戻ってきたのを実感して胸がいっぱいになった。
たったの3日間の停電という非日常に思った以上に疲弊してたんだな。でも、できるならライブを観ている時はいつものように非日常を感じたかった。
ホントにすごいライブだったし、特別なライブだったからなおさら。

ホントにホントにすごいライブだったから。
だからこそ今日のライブは普段の日常からの非日常であって欲しかった。
3日間の停電生活とか、大好きな地元千葉県がまだまだ傷ついてるのに私だけ日常を取り戻した後ろめたさとか…。
そういうこと感じながらじゃなく…。
ただただ純粋にフラカンサウンドを感じたかった。

でも、今はこれが私の日常、これが私の生活なんだもんな。
だからこそ、押し付けがましくないフラカンの『がんばれ』が嬉しかったんだよね。


てなわけで、今回は邪念にちょっと邪魔されたので(笑)、
また、こんなコンセプトなライブやって欲しい。
次回は、♪靴下♪聴きたいねぇ。
あと、♪台風8号♪
台風で嫌な目にあったばかりだけど(笑)
あー、あと♪君のこと♪とか♪遠くへ♪とか♪忘れもの♪とか、優しくあったかいのが無性に聴きたいなぁ。
うん、、、台風とか関係なくて、やっぱこりゃ夏バテだな(笑)


セトリ

ソウルサーフィン
波の下
どこへ行こうかな
口笛放浪記
空想無宿
NUDE CORE ROCK'N'ROLL
HOLE
さよならバイバイ
JUMP

真っ赤な太陽
虹の雨上がり
星を見ている
白眼充血絶叫楽団
トラッシュ
俺たちハタチ族
くるったバナナ

たらちね
孤高の英雄
YES, FUTURE

恋をしましょう


ライブ前のあれこれ↓