ライブ徒然日記

音楽のこと、ライブのことを中心に日々を綴っていきます。

2023.11.25 NARITA THOMAS SIMPSON 1st LIVE @ LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

2023-11-25 23:59:00 | 日記
2023.11.25
NARITA THOMAS SIMPSON 1st LIVE @ LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)








行ってきました。
というか、初出社してきました(笑)
成田商事が外資系に買収されて社名が変わって初のお披露目ライブ。
まだ1曲も曲を世に発表してないこの新人(?)バンド。
どんな構成のライブを見せてくれるのか?
まぁ、そこはプロデュース能力に長けた寺岡呼人氏がいるわけで、めっちゃ期待して出社しました。


成田商事の時とはうってかわって大人っぽくゴージャスなバックドロップと開演前のお洒落なDJ、さらにクールにキメたスーツ姿のメンバー。
VAN HALENのTシャツを着ていった身としてはなんか場違い?と思ったり。
したけど、まぁ、結局はそんなこともなく。
ちゃんとハードロックテイストしてました。

今回はサポートに、key、Gu、さらにブラス(TP.Tb、Sax)と、これまたゴージャス。
1曲も曲出してないとはいえ、男闘呼組やらRockonやら成田商事やらのカバーやるんだろうなとは思ったけど、このゴージャスな編成が最大限に生かされるセトリだった。


♪GIMME A BREAK♪(男闘呼組)のアレンジがモダンな感じで大人っぽくてこのカバーはありだなって思った。


まだ、発売されたばかりのRockonの新譜から本家バンドに先駆けてやっちゃった♪Go To Hell♪。
昭ちゃんのデスボイスと英樹くんのツインペダル炸裂しまくりでヘドバンしまくりましたよ。
ホントこの青山英樹くんのドラムが素晴らしくてドカドカヘヴィメタル系が得意なのは知ってるけど、ブギーなリズムもジャジーなリズムも気持ち好い。
スネアの音がスネアのゆらぎが心地よい。
ゆらぎったってもちろんズレてる訳じゃなく。
自然なゆらぎ……
このゆらぎの中で歌ったりギター弾いたりするの気持ち良さそう。
昭ちゃんが信頼しきってるのがよくわかる。
メンバーの中で1番歳下だけど、頼りになる男、青山英樹🥁!
ちなみに、お父さんはあの青山純さんです。



そして、もう1人のメンバー。
寺岡呼人!
今の成田昭次には欠かせないバンドマン!
そして、この日のライブ、というか、成田昭次のソロプロジェクトのライブは私にとってある意味めちゃくちゃ貴重な場所。
ライブ全体を通してベーシスト寺岡呼人を十二分に堪能できるのが、この場所。
うん、やっぱりよっひーのベース好きだな。
歌い上げるベースラインではなくて、きっちりとその時その時の主役に合わせて寄り添うベース。
そんなよっひーも♪Go To Hell♪では狂いまくっていた(笑)
鬼の高速ダウンピッキング!!!!
ま、途中でアップダウンに戻ってたけど(笑)

あと、コーラスする時の昭ちゃんの声との相性がとても良い。
ハスキーなロックボーカリストな昭ちゃんとロック寄りではなくTheポップスな歌声のよっひーのハモリ。
もっとハモる箇所増やしてくれてもかまわなくてよ( ᐛ )و⚐゙カモン


今回Little Black Dressからギターのmoeちゃんがサポートしてくれたのだけど、これがホントにありがたかった。
けっこうな割合で彼女がリードギターを弾いてくれて。
moeちゃん、歳ごまかしてない?ってくらい70's臭のするギターを弾く彼女。
カッコよくて惚れ惚れする。
で、その時にリズムギターを刻む昭ちゃん。
いつもリードギター担当な昭ちゃんだけに、これがかなりレア。
刻みも延々と繰り返されるリフも、もちろんソロもそれぞれ違う良さが味わえた。
moeちゃんに感謝。


1年前くらいから10年ぶりに音楽活動を再開させた昭ちゃん。
いろんな編成のバンドでたくさんたくさんステージに上がる度に研ぎ澄まされていく。
歌っている時、ギターを弾いている時はその魅力に惹き込まれ圧倒される。
ただ、ひとたびトークになると……ハラハラドキドキ授業参観に来た気分(笑)
口下手で人見知り……
でも、だからこその正直な気持ちが伝わります。
でもね、話したいこと、伝えたいことがたくさんたくさんある人だなあって思う。
口下手な分、ギターが雄弁に語る。
それが昭ちゃん。


しかし、今回のライブ。
1番驚いたのはまさかの男闘呼組が活動休止してソロになった時に出した20年くらい前の曲をやってくれたこと。
しかも何曲も。
二度とライブで聴けるとは思っていなかったからホントにびっくり。
 Going My Way♪
♪Anytime♪
♪ボクノスベテダッタノニ♪
この3連チャンはズルいよ、昭ちゃん。
あちこちですすり泣く声が聞こえてきてたよ。
泣くよ。
泣くでしょ、これは。
というかその前のSNAG時代の♪クリスタルエンジェル♪で発狂しそうになったよね💦

「彼の中でも恥ずかしさとか色々あったと思う」と、セトリについて昭ちゃんの気持ちを代わりに語ってくれたよっひー。

ライブ中に「めちゃくちゃ緊張してます……」と言っていた昭ちゃん。
そりゃね。
このセトリ。
完全に今までの成田昭次の音楽人生の集大成だもの。
「1度レコーディングをしてしまったら、アルバムを聴き返すことってあまりない」って言ってた昭ちゃん。
「ギターソロは完全にアドリブ。」ってその日暮らしのアリエ……もとい、ギタリストな昭ちゃん。
こんな特別なセトリのライブをありがとう。


男闘呼組→What's→ソロ→SNAG→ソロ→成田商事→Rockon Social Club→NARITA THOMAS SIMPSON……

そして、、、
新曲が1曲もないって言ってたのに、アンコールの最後の最後にまだレコーディングもしていない新曲を届けてくれました。
♪花火と君♪
よっひー作詞作曲の昭次くんらしい曲。

過去、現在、未来……へと続いていく。
そんなライブでした。

が、、、
NARITA THOMAS SIMPSONというバンド。
ライブ中に偽札が空からバラバラと降ってくる。
そして、それをすかさずポケットにしまい込む。
メンバーの手にも握らせる。
悪巧みを考えていること確実なブラック企業。
今後も要注意です⚠️



セトリ

1. LIFE
2. どんでん返しのラストシーン
3. That’s it
4. GIMME A BREAK
5. THE FRONT
6. クリスタルエンジェル
7. Going My Way
8. Anytime
9. ボクノスベテダッタノニ
10. やってるね
11. フィフティーズ⭐︎ブギウギ
12. after rain
13. 合鍵
14. Hello! Hello!
15. ボストンバッグ
16. Go To Hell
17. 主人公

en(
18. 社員募集中
19. 何処にもいかないから
20. I♡R&R
21. 花火と君(新曲)






















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