ライブ徒然日記

音楽のこと、ライブのことを中心に日々を綴っていきます。

11.8.27 ARABAKI ROCK FEST.11 Day1 @エコキャンプみちのく

2011-09-07 23:44:19 | 日記
行ってきました。
宵祭に引き続き本祭の1日目。
朝7:00にシャトルバス乗り場へ。
すでに、けっこうな人、人、人。
乗り込んだバスは、まさかの補助席。。。
朝イチから撃沈。。。
でも、気を取り直して、恒例の場所に陣地を取り、1日目スタート!


《THEラブ人間:荒吐》
「音楽も感情も全部、3月11日に置いてきてしまった。
今日は、それらを取り戻しにきたんだ!」
すごくリアルで生々しい。
人間味あふれる歌詞。
金田氏の熱いボーカル。

「こんなこと(地震)にもならなきゃ、気づかない。
東京のバカたれです。」と、言って始まった♪砂男♪

ウ゛ァイオリンの音色が時に優しく、時に激しく、ボーカルとともに歌っていた。

「あの日失われた全ての命と、今日、会えるはずだったレイ・ハラカミに献杯!」


セトリ

東京
これはもう青春じゃないか
砂男
西武鉄道999


《片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティ:荒吐》
片山氏の派手派手なスーツ!
ファンキーでソウルフルなサウンド!
「昼から頑張ろうと思ってるやつ…
ゴキブリになってまえー!!」
朝から最高です!(笑)

「4月から待っとったんやろ?
俺らもや。」
朝からグッときます(泣)

♪キョート・トリッパー♪では大地が揺れ、♪地球最期の朝がきて♪では心がふるえた。
最高のロケンローパーティをありがとう!


セトリ

(リハ:ぶらぶらのらぶ…Voなし)
はてなならべ
キョート・トリッパー
終末のクレイジー
ミラーボール
地球最期の朝がきて


《ザ・ビートモーターズ:荒吐》
リハが始まるとともに銅鑼もスタンバイ。
リハで♪きれいな少女♪をワンコーラス。
そして、本番。
爆音、暴走、絶好調!
去年は様子見の人が多かったけど、今年は自発的に楽しんでるお客さんがいっぱい。

Vo.秋葉氏。
やっぱり高い所に登って手を振ってました。
「銅鑼を叩きます!」と、ご丁寧に宣言してから叩いてました。
「秋葉ー!秋葉ー!」と、自身の名前を連呼してました。
熱い男っぷりがどーん!と伝わりました。
花道にもガンガン出てきて、クネクネ踊ってました。
ギター&マイクのコードを引っ張りまくって、ローディーさん泣かせの秋葉氏でした(笑)

Gt.の木村氏。
こちらも花道でギターソロ。
ピート・タウンゼントばりにグルングルンと腕を振り回す。
相変わらずの笑顔全開でギター少年のようでした。
あの時ばかりは、私の中でギターヒーローになりかけました(笑)

Dr.鹿野氏。
こちらも、持ち前のパワフルドラミングを惜しみ無く披露。
パワーチューンがてんこ盛りのセトリで最初から最後まで突っ走ってました。
途中、秋葉氏にマイクをふられるも軽くシカトをきめこんでました(笑)
しかし、この人、本当に楽しそうに叩くなぁ。

Ba.ジョニー氏。
花柄ジャケットに赤パン。
クールだけど熱いベースライン。
暴走気味なこの日のビートモサウンドの中で、何度もメンバーと目を合わせてたのが印象的。
司令塔ジョニーでした。

ザ・ビートモーターズ。
野外がよく似合う!と、改めて実感。
彼らの生み出すサウンドのスケールの大きさと、ステージの大きさが合致する日がいつかくると。。。


セトリ

(リハ:きれいな少女…1コーラス)
ジェット先生
アンドレア
新曲(彼女はアイドル~♪)
素晴らしいね
9to5


《曽我部恵一:磐越》
いつものソカバンに、サックスやらオルガンやらが入った大所帯。
「真夜中に…先週アラバキで会ったあの子に突然電話したくなる…。」
と、♪テレフォン・ラブ♪
恒例のtelephoneの綴りのコーラスをみんなに歌わせる。
「テレフォンの綴りです!
分かんなくってもいいよ!
なんか、テキトーに言っとけー!」
いつも、いつも、本当に楽しい。
気づいたらいつの間にか晴れ間がのぞいてた。
曽我部さんに幸せをいっぱいいっぱいもらった。
そんなステージ(^^)


セトリ

浜辺
なにもかもがうまくいかない日の歌
テレフォン・ラブ
青春狂走曲
LOVE-SICK
STARS


《真心ブラザーズ:磐越》
ステージ上、セッティングが始まる。
ん?
イスが2つ。譜面台が2つ。マイクスタンドが2つ。
広~いステージの真ん中にちょこっと置かれる。
これは…アコースティックな感じのセットじゃないですか!?

1曲目…こうきましたか。
なんとも嬉しいスタート。
♪GRAET ADVENTUR FAMILY♪

「民生さんとの共作を民生さんに無断で、さも真心の持ち歌のように歌っております。
民生さんが来る前に今日帰りま~す。」(笑)
と、♪マイバックページ♪

このあとに続いた♪絵♪
デビュー曲の♪うみ♪
そして、♪サマーヌード♪
会場もステージも、これ以上ないくらいの幸福空間。
歌い終わったあとのYO-KING。
「今日は上手に口パクできましたー!」(笑)

このあとは、なぜかジャネット・ジャクソンのTシャツを着た桜井さんボーカルの♪BABY BABY BABY♪
端から端へとステージ狭しと歌います。
最後は、Tシャツのジャネットと同じ決めポーズ!
「ポォーゥ!」(笑)

桜井氏「さっき楽屋でビュンビュン先輩風吹かせてたじゃないですか。
サンボの山口くんとかに。
ビートモーターズなんて、萎縮してたよ。」
倉持氏「俺の先輩風は涼しいから。
みんな喜んでたよー。
エアコンいらず。
節電だって(笑)」

ライブもトークもゆる~くたのしく。
2人っきりの弾き語り。
とっても癒しの時でした(^^)


セトリ

GREAT ADVENTURE FAMILY
マイバックページ

うみ
サマーヌード
BABY BABY BABY
どか~ん
空にまいあがれ


《THE COLLECTORS:荒吐》
ようやっと、陣地のある荒吐に戻ってくると、リハが始まった。
何やら前の方でザワザワしてる…と。。。
サウンドチェックに、キュウちゃん&淳さん&アビさん!
加藤さん曰く、「サウンドチェッカーズ」!!

加藤氏「俺たち、ちょっと洒落たバンドだから、野外は苦手なんですよね。
だから、フジロックも断ってるし…。」
……トークも舌好調です(笑)

派手派手なスーツの加藤氏。
『DO THE DOWNLOAD』Tシャツを着てギターを弾くコータロー氏。

加藤氏「東北は、疲れて傷ついた心を優しく迎えてくれる。
おふくろの味…。
アラバキは、あったかいねぇ。
みんなが、味噌汁に見えるよ。」

そんな今年のアラバキで聴く♪英雄と怪物♪は格別だった…。


セトリ

恋はヒートウェーブ
TOUGH
GROOVE GLOBE
英雄と怪物
NICK! NICK! NICK!
僕の時間機械


《SOUL FLOWER UNION:津軽》
♪うたは自由を目指す♪
「フクシマから~♪
サンリクから~♪
アラバキから~♪
うたは自由をめざす~♪」

ひとしきり、みんなでワイワイ踊ったあと…
三味線を手にした中川氏。
何も言わずとも、誰もが、次の曲が始まるのを静かに待つ。
高鳴る心を押さえて。
♪満月の夕♪
素晴らしかった…。
最後のコーラスを何度も繰り返し…。
演奏を止めて、会場にゆだねる。
みんなで歌った。
みんな泣きながら…でも、笑顔で歌った。

ラスト、全てが終わっても、延々と歌い続ける会場。
♪アラバキから~ うたは世界を目指す~♪

中川氏「人生は祭りだ!ともに『生きよう』!」
……「騒ごう」ではなく「生きよう」。。。


セトリ

うたは世界を目指す
月光ファンファーレ
荒地にて
風の市
満月の夕
神頼みより安上がり
海行かば山行かば踊るかばね
こたつ内紛争
うたは世界を目指す


《泉谷しげる:荒吐》
この日の荒吐ステージのトリを務めたしげじぃ。
「じじぃにトリをやらせるな!
年寄りを労れって言ってるだろう!」
と、最初から悪態つきまくり(笑)
しかし、サウンドは半端なく分厚い!重い!

「本当は、春にやるはずだったのに、地震のせいで、今日と明日になってしまった!
本当は2日間来られるはずだったのに、1日だけになってしまった!
……明日、使えないようにしてやる!( ̄ー ̄)」

RCの「カバーズ」から2曲。
♪サマータイム・ブルース♪
そして、ほぼアカペラで、がなり立てた♪ラブ・ミー・テンダー♪
「日本の原子力発電所は安全です。
日本の原子力発電所は安全です。
じゃあ……、お台場に建ててみろ!!」

「地震があってもなくても、おまえら色々あんだろ!
自分自身のために歌え!」
……と、♪春夏秋冬♪

♪野生のバラッド♪では、ステージから客席に降りてきて大騒ぎ。
「おまえら、跳べ!ジャンプしていれば、揺れは感じない!」
「今年は、おまえらのために来たんだ。
ここにいる奴らが、来年も、再来年も会えるように。
おじさん、歌うからね。」
「お前らが俺の面倒をみるんじゃない!
俺がお前らの面倒をみるんだ!」

去年のアラバキ…ラストでアカペラで歌ってくれたこの曲。
♪ぼくのそばにおいでよ♪
亡き加藤和彦氏の歌…。
今年も歌ってくれた。

キヨシロー、そして今年はジョー山中氏も逝ってしまった中で、1人気を吐くしげじぃ。。。

♪長い友との始まりに♪を歌い終わり、アンコールをやりつくしたあと。
「もう、呼ばれてもできねぇからなっ!」
と、捨て台詞を吐いて、ブチブチっとギターの弦を全部引きちぎって去っていった。。。


セトリ

眠れない夜
サマータイム・ブルース(RCのカバー)
ラブ・ミー・テンダー(RCのカバー)
春夏秋冬
野生のバラッド
ぼくのそばにおいでよ
長い友との始まりに


まだまだ、アラバキ1日目は続いていたけれど、しげじぃにパワーを貰いつつも、パワーを吸いとられ(笑)
やむなく、ここで退散…(^^;
2日目に備えて、宿へと向かうのでした。。。

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