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トマテ・コロラード

フルーツトマトの栽培日記
「すべてを味で語りたい」

植物工場

2010-08-28 21:38:10 | Weblog
三重県に、植物工場の実験施設ができるらしいです。
まだ、これから先のはなしですが。。。
そんな話を聞きがてら、農業研究所へ行ってきました。
昨日の話です。
低段密植のトマト栽培をやるみたいです。

ぼくのハウスでは、15aに38本しかトマトを植えません。
低段密植では、10aに5000本の苗だそうです。
全く対極の栽培方法ですね。

でも、興味津々なのです。

稲刈り

2010-08-28 21:09:20 | Weblog
この辺りの田んぼでは、稲刈りが始まりました。
ぼくは、農協青年部(壮年部)に入っているのですが、
そのメンバーが、ライスセンターを持っています。
この時期めちゃくちゃに忙しくなるので、
トマトの収穫がなくて、暇なので、手伝いをしてます。
暑い工場の中で、熱中症にならないように気を付けながら
がんばってます。

稲刈り前の田んぼです。向こうにみえる山は、青山高原です

枠をこえました

2010-08-22 09:49:08 | Weblog
カなり伸びてきました。
架台の枠を越えています。
ただ、この暑さで葉が焼けてしまっています。
まあ、ほんの一部だけですので、問題になるほどではありませんが、、、
ちょっと可哀想です。
お盆が過ぎたら、もう少し涼しくなってもいいのに。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/aa/0553015e78d5b9afaa00ad12f953bf56.jpg

品種について(2)

2010-08-19 22:38:48 | Weblog
 品種の続きです。
今、ここのハウスの中で育てているのは3種類の品種があります。
1.モモタロウ(コルト)
2.ルネッサンス
3.アニモ(TY12)
の3品種です。
それぞれの特徴などについて書きます。

1.モモタロウについては、最もたくさん栽培されている品種です。
スーパーに売っているトマトはほとんどモモタロウです。
甘みと酸味のバランスがよく、直売でも、トマト好きの方は、
これを好んで買っていただいています。

2.ルネッサンスは、先がとがった形のトマトです。
栽培を工夫すれば、糖度が高くなりやすい品種です。
とがっているため、出荷には気を使いますが、直売では人気があります。
トマト嫌いのお子さんでも、「このトマトは食べるの。」とお母さんに
言っていただけます。フルーツっぽいトマトです。

3.アニモは、試験的に2本だけです。
以前書いた「黄化葉巻病」に耐性のある品種です。
味は、モモタロウに近いのですが、栽培がしやすいかどうかは、
これから確認していきます。

以上3品種とも、簡単に手に入る種です。これから、樹のように育っていきます。
トマトの生命力をどこまで引き出せるかが、腕の見せ所です。

品種について(1)

2010-08-18 21:30:02 | Weblog
 今日は、品種の話をします。
私は、フルーツトマトを作っていると書いていますが、
「フルーツトマト」という品種があるわけではありません。
トマトを、栽培の工夫によって甘く育て、糖度が8以上のものを
「フルーツトマト」とか「高糖度トマト」などと呼んでいるのです。
以前に、このブログでもあえてフルーツトマトの苗と書いたことがあります。
しかし、本当のことを言えば、その苗を畑に植えてもフルーツになるとは
限りません。特に気温の高い今頃(夏)の季節には糖度をあげることは
ほぼ無理だと思います。
今の時期から、じっくりとフルーツトマトへと育てていくのです。
 年によって気温などが変わりますから、育て方も簡単ではありません。
今年は、おそらく11月の後半頃からフルーツトマトの収穫が始まるのではと
考えています。
 とにかく秋が待ち遠しいです。
もうじき、最初のトマトの花が咲くと思います。
それが実っていく様子もここで紹介できればと思います。