4月20日(金)
水曜日に前田国土交通大臣と田中防衛大臣に対し、
参院に問責決議案が提出された。
この問責決議案は本会議の定例開催日である金曜に採決されることになり、
昨日の木曜は従来から設定されていた常任委員会を開催し、
法案審議・採決が行われる予定であった。
ところが、自民党は委員会出席を拒否。
委員会の開催は以前に与野党で合意されていることから、
民主党が委員長のところは職権で開催。
そこには野党でも公明や共産・社民・みんなの党も出席し、
法案を審議・採決した。
ただし、自民党が委員長のところは、
同じく職権で開催せずということになった。
私の属する環境委員会も自民党が委員長であり、
本来なら産廃特措法の審議で、
私が質問する予定であった。
そして本日の本会議。
二大臣の問責決議案が賛成多数で可決された。
問責決議案採決の後、
昨日の委員会で採決された法案の採決が行われたが、
自民党は一斉に退席してしまった。
他の野党は出席していたのに・・・。
本会議に出席しておきながら、
採決という議員にとって最も重い仕事をせずに退席とは何たることか。
職場放棄、職責放棄と言われても言い返せないだろう。
要は、自分たちの言い分(問責決議)が通れば、
後はしったことではないということか。
本会議の運営の責任者は議院運営委員長で、
自民党の鶴保議員であるが、
議院運営委員会で民主的に採決すると決めた以上、
それを退席するのは院としての権威を損なうとして、
同僚の自民党議員が全員退席するなか、
一人退席せずに着席しておられた。
立派な行動だと拍手をおくりたい。
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