とくなが久志●奮闘録

参議院議員・とくなが久志です。日々の活動で感じたこと、考えたことをご紹介しています。

■両院協議会とは

2009年01月28日 | とくなが久志●奮闘録

1月28日(水)

 ここ3日間ほど微熱が続き体がだるい。
所定の日程は何とかこなしている感じ。
長女の小学校では学級閉鎖になったとか。

 さて、平成20年度第2次補正予算案を巡り、
両院協議会が2日間にわたって開かれ、
結果的に衆参の合意が得られず、
憲法の規定により衆院の議決が国会の議決となった。
すなわち、補正予算案成立である。

 両院協議会が2日間にわたったことに対し、
マスコミなどでは極めて評価が低い。

そもそも両院協議会とは、
衆参両院の議決が異なったとき、
両院が話し合って一致点を探るために設置された憲法上の機関。

 私も日米地位協定の時にメンバーとして参画したが、
話し合いがすぐに決裂して即日終了というのが予定されており、
極めて形式的儀礼的であった。

 今回はメンバーの報告を聞く限り、
とても真摯な議論が戦わされたようであり、
だからこそ時間がかかったのであって、
「引き伸ばし戦術」ではなかったように思う。

 その証拠に協議会終了後、
与野党の議員同士が握手をし合うという光景もみられたという。

 一方、「憲法で優越が認められた予算は、
野党と妥協できる余地はない」との声があるのも事実。

 今回、どちらのやり方、主張が正しいかは、
定額給付金に対する国民の声で判断するしかないであろう。


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