11月8日(木)
朝から、党外交防衛部門会議。
国連事務官からアフガニスタンにおける国連の活動の話を聞き、
その後に新テロ特措法に対する民主党の対案について意見交換を行う。
昼前、中国経済と環境についての勉強会。
昼食をとりながら先輩議員との懇談会。
といった具合に、小沢代表続投表明から一夜明けて、
表面上は何事もなかったかのように日程をこなしていく。
でもというか、やっぱりというか、
どこかしら衆議院の方々には落ち着きが感じられない。
確かに、私が福田総理の立場だったら、
今日にでも衆院を解散するだろうから。
今朝の朝刊各紙や今日発売の週刊誌上では、
今回の騒動にまつわる新たな報道も数多くなされている。
なかには、小沢代表が離党した場合に、
行動をともに参院議員リストなるものまである。
(ちなみに私はそのリストに載っていなかった。
これだけでも真偽のほどがわかる)
いろいろと面白おかしく書かれることは仕方が無いことで、
総括は自分なりにしっかりとやらないといけない思うが、
いつまでも終わったことにこだわっていても仕方ない。
とにかく、政府与党と真正面から向き合って、
政策を競い合うことこそが、
政権担当能力を示すベストの方法だと全議員が確認したわけだから、
その道を遮二無二に進んでいきたい。
小沢代表も「衆院選に政治生命を賭ける」と述べたが、
早速実行に移すということなのか、
この25日に滋賀県連のパーティーが開催されるが、
当初は欠席だったのが、
今日になって代表が出席することとなった。
民主党が約束した政策を実現するために連立を模索した小沢代表の考えも、今となってはわからないではありません。
ただ、次の総選挙までは連立はしないことが決まりましたので、この基本線にしたがって頑張るのみということも理解してください。
小沢代表も急遽、25日に滋賀県に入り、衆院選に向けての檄をを飛ばすことになっています。
結論としてこういう事か。
参院選でボロ勝ちし、政権交代と燃え上がった熱き情熱を消すことが出来ないのか。
アッ!そうかガス抜きか!ガス抜きや!・・・。
参院は押さえてあるし、ダメもとやーイケイケドンドン、イッテマエー!
「しかし、ヤルからにはすんなり勝ちたいもんやなー
カーチャン!」。「ほんまやなー!トーチャン、ガソリンは上がるし電気、ガス、食品それに灯油も値上げやでー、その上消費税まで上げられたらウチかなわんワー。上らんのはアンタの給料だけやー、それにアッチの方も元気ないし踏んだり蹴ったりやワ。はよう、チン上げして欲しいワ」。
「そないにポンポンポンポンいいないなー。分かった分かった、頑張るがなー。これも皆、自民党のせいヤ。もう我慢ならんワー。「国民の生活が第一」の民主党に何が何でも勝ってもらわんとアカンデー。とりあえず大阪のオカンと東京のアニキ、それにお前とこの実家に電話しとこうか。校名党のおばちゃんこんうちにオカンにゆーとかんと、あのおばちゃんうるさいからなー。」
てな訳で、我が家も戦闘態勢になりました。
皆さん小沢さんを民主党の初代首相にしましょう。
お願い致します。
私もアッチもコッチも頑張ります。
今、解散して衆院選に自民党が勝って何が変わるんです。ねじれは解決しませんよ。自民党から仕掛けてくる訳がないでしょう。
前にも言ったことがありますが、先生達は公約した事の実現に心血を注ぐべきです。
現状を把握してどうすれば「国民の生活が第一」を実現出来るかしっかり考えて下さい。
そして「国民の生活が第一」を実現する。
国民の信頼を勝ち取る。
そして、2年後でしたか?来る衆院選に勝利するのではないでしょうか。
早急に解散総選挙に何が何でも政権交代と、打って出れば必ず負けます。
現状で民主党が勝てるなんて考えられません。
長くなりますがご一読お願い致します。
(記)
田中秀征(新党さきがけ結成・現在、福山大学教授)
ー小沢代表が復活する方法ー
「小沢一郎さんはいつまで耐えられるだろうか」
小沢さんが代表辞任を撤回するというニュースを聞いて私はまずそう思った。
政治家は求心力を失った状態、あるいは失ってゆく状態を動物的に察知する。
小沢さんはそれを最も敏感に感じる人であり、そういう状態に身を置くことを不本意とする人だ。
小沢さんは自ら先頭に立って民主党を参院選圧勝に導き、強い求心力を備えた。そして、その時点で初めて小沢さんは、民主党を「自分の家」と感じるようになった。それまでは、民主党にとってお客さまのような存在で、気を遣うことが多く居心地もよくなかっただろう。
小沢さんは参院選後に‘小沢体制’を作るべきだった。
要するに自分の家となったからには部屋の配置や人の配置を大きく変えることにまず着手する必要があった。強い求心力を得た当時は、容易に断行出来たであろう。
11月2日の福田康夫首相との第二回目の会談で、小沢さんは「決めてきます」と言って連立案を持ち帰った。
しかし、「自分が選んだ役員」から‘反対’の集中砲火を浴びてしまった。役員会の中に大連立に賛成する者がいなかったのだ。
このときの小沢さんの驚きや落胆は察して余りある。
もし小沢さんが「役員は賛成する」と思っていたとしたら、それこそ致命的な読み違いをしていたことになる。
不幸なことに現在の民主党には、小沢さんと政治的主張を同じくする「100%の同志」もいないし、小沢さんに無条件についていく「100%の忠臣」もいない。あえて挙げれば鳩山由紀夫幹事長がそれに近いが、一心同体というほどではない。
今回の騒動を通じて多くの民主党議員にマイクが向けられた。肝心の「恒久法」について明確なコメントをした人はいない。口を開けば「大連立反対」、「民意に背く」と言い、政権交代や2大政党制を説く人がほとんどだった。小沢さんと政策主張を共有し、その実現のために行動を共にする‘同志’はどれだけいるのか。
「政策の実現」より政局や選挙を優先する人たちばかりが目立った。
また、小沢さんは自民党時代から忠誠心の強い人たちに取り囲まれていた。その人たちが手足となって小沢さんの行動を支えていた。「小沢の言うことはよく分からないが、小沢が言っているのだから確かだろう」と受け取る忠臣である。そういう人が党役員として囲いを固めていたかというと、そうではなかった。
さらに、現在の小沢さんには優れたスポークスマンもいない。彼の発言や行動を分かりやすく魅力的に説明できる人がいれば、事情もかなり違っただろう。小沢さんは自ら「口べた」と称している。理解されなかったり誤解されたりすることが多い。今回もまたそのことが大きな災いとなった。
「恒久法の制定に、これまで以上に真剣に取り組め」
それでは小沢さんは復活できるのか
小沢さんはまず、求心力を失った指導者の悲哀から逃げずに耐えなければならない。今回はそれに耐えて、さらに強力な指導者となる貴重な機会だと思えばよい。
そして、今回の一連の出来事の軸となった「恒久法の制定」に」今までにも増して真剣に取り組むことだ。
その観点から考えると、党首会談も大連立騒動も決して無駄にはならない。それどころか、多くの成果を含んでいるかもしれない。
小沢さんにとっての、国連の平和活動に限定した自衛隊派遣の恒久法の実現は小泉純一郎元首相の「郵政民営化」に優るとも劣らない政治目標である。今回は、そのために身を捨てて一敗地にまみれたのだと理解している。
以上
民主党のほとんどの人が小沢さんの騒動で選挙にマイナスに働くと金玉の小さいこと言っていますが小沢さんは自分自身が迷惑かけた事はきっちりと自分自身で責任をとる人だ。
必ず全国を行脚してお詫びと選挙のお願いをして回ることでしょう。