みのもんた「コネ入社」経緯明かす

2013-11-11 22:30:03 | 芸能

次男は「筆記試験で住所と名前しか書けなかった」 みのもんた、手記で「コネ入社」経緯明かす

次男が窃盗容疑で逮捕=不起訴処分=されたことが原因で報道番組の降板を余儀なくされたみのもんたさんが、2013年11月10日発売の「文藝春秋」13年12月号に一連の騒動についてつづった手記を寄せている。

 これまでの週刊誌のインタビューで、みのさんは次男が日本テレビに「コネ入社」したことを認めていたが、今回の手記では、その経緯がさらに詳しく明らかにされた。筆記試験にはまったく歯が立たなかったというのだ。

■「将来、社屋を移転する可能性もあるので、引っ越し要員が必要だ」

 みのさんは、これまでのインタビューで、11年に死去した元日本テレビ会長の氏家齊一郎氏に次男の入社を働きかけたことを告白している。例えば週刊朝日11月15日号では、

  「次男の日本テレビ入社は、正直、コネでした。受験番号とか言って、『せがれが受けるからよろしく頼むよ』って、僕が氏家さんに言ってますからね」

と明かしており、週刊文春11月14日号では、入社試験の内容についても触れている。

  「試験は、次男が言うには『難しくてわかんなかった』そうですが、結果的に受かった。ですからコネクションがあったからだと思います」

 今回「文藝春秋」に寄せた手記「私はなぜここまで嫌われたのか」では、8ページにもわたって自らの思いや、週刊文春をはじめとした週刊誌への反論を展開している。その中で、「コネ入社」の経緯についても詳しく説明している。

  「入社試験を受けたのですが、恥ずかしいことに、筆記試験が難しくて住所と名前しか書けなかった、と。それで、当時、日テレの会長で、一昨年亡くなった氏家齊一郎さんに相談したところ、『将来、社屋を移転する可能性もあるので、引っ越し要員が必要だ』といって、体力だけはある次男を引っ張ってくれたのです(笑)」

塾高時代に万引きが響いて留年

 次男は06年に日本テレビに入社し、今回の事件で諭旨解雇されている。日本テレビが本社機能を麹町から汐留に移転したのは04年のことなので、氏家氏が語ったとされる「将来、社屋を移転する可能性」は、どんなに近くても数十年後だ。

 もちろん入社試験の内容は年ごとに変わるが、就職情報サイトの情報を総合すると、過去の日本テレビの筆記試験では、一般常識問題や、番組の企画案、好きな番組とその理由を書く問題などが出題されたという。一般に、マスコミ各社の筆記試験での合格ラインは6~7割だとされる。

 次男は、いわゆる「慶應ボーイ」で、「幼稚舎→普通部→塾高(慶應義塾高校)→商学部」という典型的なエスカレーター進学を果たしている。塾高時代に万引きで停学になったことなどが響いて1年留年している。

 また、慶應内部の高校から日吉キャンパスにある大学学部に進学希望を出す際の序列は、

  「医学部→法学部法律学科→法学部政治学科→理工学部→経済学部→文学部→商学部」

が一般的だとされており、次男の塾高での評定平均はかなり低かった可能性がある。


小泉元首相の原発ゼロに反論した安倍首相「責任ある政策を」

2013-11-10 10:32:35 | 原発

小泉元首相の原発ゼロに反論―安倍首相「責任ある政策を」

日本は島国でしかも地震多発地帯だ。核の最終処分場をどこにするんだ?

原発を新設するなら国会議事堂の地下に建設しろ! いい宣伝になるだろ。

安倍晋三首相は9日放送されたBS朝日のインタビューで、小泉純一郎元首相が「原発ゼロ」を主張していることについて、「日本は島国だ。ドイツは(原発を)やめても、原発政策を維持するフランスから電気を買うことができる。日本はそれができない。そういうことも含めて責任あるエネルギー政策を考えなければいけない」と述べ、原発維持の方針に変わりがないことを強調した。 

[時事通信社]


やればできる 岡谷鋼機、小型・軽量の水力発電装置を開発

2013-11-06 20:43:35 | 自然エネルギー

岡谷鋼機、小型・軽量の水力発電装置を開発

岡谷鋼機は繊維強化プラスチック(FRP)製の小型水力発電装置を開発した。ステンレス製の従来品に比べて50%以上軽量化し、海水でも発電できるように改良。岡谷鋼機は2015年度の連結売上高で1兆円(今年度見通しは7500億円)を目指しており、水力発電装置など新規事業も強化し、目標達成に弾みをつける。

 小型水力発電装置は、シーベルインターナショナル(東京・千代田)と中山鉄工所(佐賀県武雄市)と共同開発した。今後は国内や中東で実用試験に入り、来年にも発売する予定。発電量は最大で毎時40キロワット超、価格はスペックで異なるが、1基あたり数千万円になるとみられる。

 岡谷鋼機はこれまで地方自治体の農業用水などでの利用を見込み、淡水を使うステンレス製の水力発電装置を開発。今年度引き合いが本格化し、既に自治体向けに10基ほどの受注実績がある。今回の新製品では軽量化を進め、海岸沿いの工場でも利用できるように海水対応に改良した。

 岡谷鋼機は創業300年を超える老舗の鉄鋼・機械商社。売上高1兆円達成に向け、小型水力発電装置のほかに、家庭用エネルギー管理システム(HEMS)関連や地中熱利用換気システムなど新機軸の事業も強化している。(浜岳彦)


やればできる 建物の「窓」で発電、有機系太陽電池を外装材に使う

2013-11-06 20:40:20 | 自然エネルギー

建物の「窓」で発電、有機系太陽電池を外装材に使う

 

竹中工務店はオフィスビルや工場の外装部分に太陽電池を用いる実証実験を開始した。軽量な有機系太陽電池を窓のルーバー(よろい戸)に設置し、発電しつつ、日照量を調整する試みだ。
 

[畑陽一郎,スマートジャパン]
 
 量産が続くシリコン系太陽電池やCIGSなどの化合物系太陽電池。これらの太陽電池では実現しにくい用途を狙うのが有機系太陽電池だ。有機系太陽電池は量産段階に入る前の段階にあり、変換効率や耐久性向上のための研究開発と同時に、用途開拓が続いている。

 有機系太陽電池は大きく色素増感太陽電池と有機薄膜太陽電池に分かれる。有機薄膜太陽電池は発電層が有機物だけからできているため、軽量で柔軟性に富む。従って住宅に設置する場合は、屋根にがっちりと固定するシリコン系とは異なり、壁面や窓への設置に向いている。

 2013年11月には有機薄膜太陽電池を建物の外装材に適用するための実証実験を開始したと竹中工務店が発表。同社によれば外装材を対象とした有機薄膜太陽電池の実証実験としては国内初の試みだという。

外装材としてどのように使えるのか

 竹中工務店は太陽電池自体の開発ではなく、建物の外装材としての実用化を検証する。今回はルーバー(よろい戸)への適用を調べる。建物の窓に取り付けるルーバーは、水平方向に長い羽板の角度を変えることで室内に入る太陽光の量を調整できる。ブラインドと似た目的で使う外装材だ(図1)。図1ではルーバーが10枚あり、ルーバーの表面に有機薄膜太陽電池を搭載している。黒い長方形に見えている部分が太陽電池だ。図1の薄桃色の枠の寸法は縦が2m、横が3.6m。
 
yh20131106Takenaka_louver_300px.jpg 図1 ルーバーを用いた実証実験の様子。出典:竹中工務店
 
 一口にルーバーに適用するといっても実用化のためには実に多数の検証が必要なのだという。太陽電池をルーバーにどのように接着するのか、どのような接着剤が適しているのか、風圧(風荷重)の影響はどの程度なのか、建物のデザインと合わせるにはどうすればよいのか。

 「ルーバーの角度を太陽光と平行にすると室内に入り込む光は増えるが、発電量は最小になる。直角にするとその逆になる。室内に入り込む光が減ると空調の負荷が減るという意味では省エネ効果が高まるものの、建物内の照明がより必要になる。実証実験を通じて、省エネと創エネのバランスがとれるサイズや配置、角度制御について調べる」(竹中工務店)。

 実証実験のスケジュールは2期に分かれている。2013年度は熱や光と、発電量を最適化するための実験を室内に設置した試験体を使って進める。2014年度は外部環境に耐える構造や材料の仕様を検討し、性能を屋外実験で確認する。千葉県に位置する同社の技術研究所で進める実証実験は、2年間を予定している。その後は外壁に加えて屋根面や既存建物を改修した設置、曲面設置などの開発を続けるという。

三菱化学の有機薄膜太陽電池を利用

 実験に用いる有機薄膜太陽電池は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受けた三菱化学が開発中の「有機系太陽電池一体型ルーバー」である(図2)。「実験に用いる太陽電池のモジュール変換効率(発電エリア)は4%強」(竹中工務店)。ルーバー1枚ごとに配線ユニット(ジャンクションボックス)が取り付けられており、隣接するルーバーと電気的に接続できるようになっている。

 太陽電池を取り付けるルーバーの素材は三菱樹脂が開発したアルポリック。芯材の樹脂を面材のアルミニウムで挟み込んだアルミ樹脂複合板だ。


やればできる ブルーベリーの果汁からつくる太陽光発電塗料

2013-11-06 20:25:20 | 自然エネルギー

やればできる ブルーベリーの果汁からつくる太陽光発電塗料

ミラノ・ビコッカ大学の研究所「Mib-Solar」で、有機素材の塗料を用いて太陽光を集める新しい方法が研究されている。塗料はブルーベリーなどの果物からつくられる。

『ベスト・キッド』のミスター・ミヤギならこう言うだろう。「塗料を塗れ。明かりをつけろ」。冗談はさておくとして、太陽光発電について考えてみよう。もし値段が高くて重いシリコンのパネルではなく、塗料をひと塗りして発電することができるなら、素晴らしいことではないだろうか?

 実をいうと、この解決策のために何年も研究が行われている。しかし最近になってようやく、市場への投入を考えられるような結果が得られた。イタリアには、この分野で最先端の研究所のひとつがミラノ・ビコッカ大学にある。名前は「Mib-Solar」という。

ここでは、DSCテクノロジー(Dye-sensitised Solar Cells:色素増感太陽電池の頭文字。これが魔法の塗料の名前だ)が特殊な環境で実験されている。そこには、赤道における太陽天頂角が45度にあるときの太陽光を、小規模で再現した特殊な電灯がある(その光は1平方メートルあたり1,000ワットに相当する)。隣接する部屋では、光をとらえて、これを完全にグリーンな電力に変えることのできる着色料がつくられている。まずは順番に見ていくとしよう。

パネルよりも簡単でシンプルなテクノロジーは、ある事実からも必要とされている。パネルは、一般的に屋根の上、つまり建物の一部のみにしか設置できない。一方塗料は、どこにでも塗ることができる。住宅にとっては、屋根が太陽光発電設備の設置に最も適した場所であるのは変わらないが、高層ビルに関しては、巨大な建物は4つの垂直な壁で構成されている。ミラノのCityLife地域にそびえる新しい高層ビルのひとつ、ウニクレディト・タワーについて考えてみよう。屋根は全体のごくわずかな部分にすぎない。反対に、垂直の壁は非常に大きな面積で広がっている。太陽光発電塗料を塗ることで、エネルギーの観点から得られる利益は莫大だ。世界のさまざまな都市の風景を変容させている新世代のすべての建物は、完全にDSCテクノロジーに適している。

ほかにも利点はある。この太陽電池有機塗料は、パネルよりも経済的だ。「わたしたちは塗料のコストを、パネルをつくるシリコンの5分の1と計算しました。中国との競合のために価格が低下しているとはいえ、シリコンは非常に高価です」と、Mib-Solarの副所長で、ミラノ大学物質科学科の有機化学特任教授、アレッサンドロ・アッボットは説明する。

 「太陽光発電塗料が、基本的に有機塗料や酸化チタンでできていることを考えてみてください。大量にわずかな値段でつくることのできる材料です」。価格は唯一の長所ではない。すでに述べたようにこのシステムの柔軟性は、建物の多くの面を利用することを可能にする。さらに? 「この塗料は、淡い光でも機能します。つまり夜明けや夕暮れ、曇り空などの条件、垂直の位置でもいいのです。最良の天候条件で、水平に置かれることで最もよく機能するシリコンとは異なります」。