統合失調症 発症の鍵握る物質か

2013-11-03 17:48:03 | 医療

<統合失調症>発症の鍵握る物質か 研究グループが確認


 幻覚や妄想などの症状が表れる精神疾患・統合失調症の発症の鍵を握るとみられる体内物質を、滋賀県立成人病センターの谷垣健二専門研究員(分子学)や米国ジョンズ・ホプキンズ大の澤明教授らの研究グループが発見した。原因が完全に解明されていない統合失調症の治療法開発につながると期待される。成果は米科学アカデミー紀要に掲載された。

 統合失調症は100人に1人弱がかかる病気だが根本的治療法はなく、主に抗精神病薬などで症状の改善が図られている。

 谷垣研究員らは、患者の3割近くが統合失調症を発症するとされる染色体異常「22q11.2欠失症候群」に着目。同症候群と同じ症状で行動異常を示すマウスを作って中枢神経系を調べたところ、脳の海馬や大脳皮質の細胞分布に異常があることを発見した。

 更に異常の原因が、神経細胞の移動を促すたんぱく質「ケモカイン」の一種と受容体の働きの低下にあることを突きとめた。この結果、幻覚や妄想などの症状が生じる可能性があるという。澤教授が統合失調症患者18人の鼻粘膜から採取した細胞を調べると、一般の人と比べて、このケモカインが減少していることも分かった。

 谷垣研究員は「今回の成果は発症の分子機構解明や、患者に応じた治療法の開発につながる」と話している。

 精神疾患に詳しい京都大医学研究科の村井俊哉教授(精神医学)は「統合失調症の発症の鍵を握る物質とメカニズム両方を確認した点で、今後の研究発展に大きな意味がある」と指摘している。【千葉紀和】


やばい ナイナイ岡村、クラブでDJ中に瓶投げられ頭が血だらけ

2013-11-03 08:42:51 | 芸能

ナイナイ岡村、クラブでDJ中に瓶投げられ頭から流血

 お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史が2日午前1時ごろ、神戸市内のクラブでDJ中に、客からビール瓶を投げられ、左前頭部に軽傷を負っていたことが同日、分かった。

 所属事務所によると、岡村はすぐに市内の病院の救急外来に行き、治療を受けたという。幸い軽傷だったため、2日は都内に戻り、予定通りテレビの収録を行った。

 岡村は1日はオフで、知人の誘いで神戸市内のクラブに行き、飛び入りでDJブースに入っていた。客が岡村をめがけて投げたビール瓶が左前頭部をかすり、出血。市内の病院で手当を受けたという。関係者によると、岡村は「大丈夫」と話しているという。