自民党と電力会社がズブズブ 「無分別が生んだ破局」と前知事 福島県の佐藤氏

2011-03-29 12:01:14 | 報道
自民党の歴代総理謝罪しろよ

【パリ共同】福島県の佐藤栄佐久前知事は29日付フランス紙ルモンドのインタビューで、福島第1原発の事故について、原発の運営に関わった人間の「無分別がもたらした破局だ」として東京電力や日本の原子力行政当局を強く批判した。
 佐藤氏は福島県知事時代の1998年、全国で初めてプルサーマル計画を了承。プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料が福島第1原発に搬入されたが、2002年に東電の原発トラブル隠しが発覚、了承を撤回した経緯がある。
 佐藤氏は「(今回の事故で)恐れていたことが現実になってしまった」と指摘。日本の原発行政を推進する経済産業省と監視機関の原子力安全・保安院を分離すべきだとの声があったのに実現していないことを挙げて「日本は民主国家だが、浸透していない分野がある。正体不明の利益に応じて、数々の決定がなされている」と原子力行政の不透明性を暴露した。
 また「今回の破局は(原発に関する)政治決定プロセスの堕落に起因している」と指弾した。(「無分別が生んだ破局」と前知事 福島県の佐藤氏、仏紙に - 47NEWS(よんななニュース))

原発無くせ 「会社はコスト優先」 原発の元技術者ら ネットで自己批判

2011-03-28 14:41:53 | 報道
東京電力福島原発を造った大手重電の元技術者たちが事故発生以来、インターネット放送などで自己批判と原発政策の告発を続けている。
 「もっと声を大にして言い続けるべきだった」。東芝で放射能を閉じこめる原子炉格納容器の耐性研究グループ長だった後藤政志さん(61)は話す。1979年の米国スリーマイル原発事故などで、格納容器内が異常に高圧になるとわかり、放射能物質ごと大気に放出する弁を付ける事になった。
 「フランスは、内圧が上がりにくく、放射能物質が漏れにくい巨大なフィルター付き格納容器を造った。われわれも必要、と議論したが、会社は不採用。コストだなと思った」と後藤さんは言う。
 「高台に建てたり、防水構造にしたりしていれば。想像力が足りなかった」。60年代、国内に技術がなく、津波を想定しない米国の設計図をコピーして第1原発を設計した元東芝社員小倉志郎さん(69)は悔やむ。
 4号機の設計にかかわった元日立グループ社員で科学ライターの田中三彦さんは今回「政府や公共放送が危機を正しく国民に伝えていない」と感じている。「格納容器内が8気圧になった時、普通は4気圧などと流していた。普通は約1気圧で、4気圧とは事故に備えた設計値だ。8気圧なら異常事態なのに、パニックにしないという配慮が多すぎる」
 3人はこれまでも匿名、あるいは著作、集会などで原発の危険性を訴えてきた。だが国や企業から返ってきたのは「冷笑だった」(後藤さん)。
 東京のNPO環境エネルギー政策研究所顧問竹村英明さん(59)は「日本には許認可権を持つ経産省、学者、電力会社などで作る原発ムラがある」という。竹村さんによると、ムラは強力で、疑問や批判を口にする技術者を村八分にする。3人がそうだったという。放送は、動画中継サイト「ユーストリーム」や「ユーチューブ」などで見られる。 (「会社はコスト優先」 原発の元技術者ら ネットで自己批判-北海道新聞[暮らし・話題])

日本から原発を無くせ 原発廃止求め、4都市で25万人がデモ 独

2011-03-27 18:18:31 | 報道
 ドイツで26日、原子力発電所の廃止を求めるデモが首都・ベルリンなど4つの都市で行われ、主催者発表で計25万人が参加した。
 福島第一原発の事故を受け、ドイツ政府は80年より前に建設した原子炉の運転を一時的に止めるとともに、原発政策の見直しを進めている。(原発廃止求め、4都市で25万人がデモ 独 | 日テレNEWS24)

はるな愛 エライ 福島・相馬市に駆け付けた

2011-03-26 19:18:04 | 報道
タレントのはるな愛(38)が24日、福島第1原発から約40キロの距離にある福島・相馬市に救援物資を届けに行ったことをブログで報告している。はるなが経営する飲食店に同市出身のスタッフがおり、漁師をしている父親が行方不明だという。相馬市の窮状がなかなか報道されないこともあり、同市に連絡をして慰問を決定したようだ。「凄い厳しい現実でした。港から離れた道路の上に船が…」とつづり、街の様子や自衛隊が設営しているお風呂の様子なども動画で紹介している。避難所となっている「スポーツアリーナそうま」を慰問し、物資を届けたほか、被災者たちと交流を図った。はるなは「みんなと握手して逆に頑張ってって励まされて涙が出ました」と感激。さらに「芸能界ではみんな、被災地や被災者の皆さんの事を考えています。是非被災者の皆さん気を落とさず頑張って下さい」とエールを送っている。はるなは震災後、都内で募金活動を行っている。※写真は福島民報提供(はるな、福島・相馬市に駆け付けた!)

パソコン、停電への備えは?

2011-03-26 13:40:23 | 製品
東日本巨大地震の影響で、一部地域で計画停電が実施されています。仕事にパソコンが必要な方は、停電にどう対処すればいいか悩んでいる方もいるでしょう。停電の時間帯が分かっていれば、パソコンの電源を切るといった対処ができます。しかし、電気の消費量が増えるなどして予期しない時に停電になったら大変です。節電を心がける一方で、停電への対策も考えておきましょう。

ノートパソコンはバッテリー駆動で対処する
 急な停電に備えるには、どうすればいいか? 対策は、利用しているパソコンの種類によって変わります。比較的安心できるのは、ノートパソコンです。ノートパソコンは、本体にバッテリーが内蔵されています。自宅や会社で利用されている場合は、AC電源をノートパソコンにつないでいると思いますから、バッテリーは常にフル充電の状態になっています。もし停電になっても、AC電源からバッテリーへ切り替わるため、パソコンの電源が突然切れてしまうことはありません。
 バッテリーで駆動する時間は、ノートパソコンによってマチマチですが、スペック値では最低でも1時間程度は確保されています。実際に利用できる時間は、スペック値よりも短くなるとはいえ、それでも20~30分は問題なく使えます。もし作業中に停電になったら、バッテリー駆動中にデータを保存しましょう。作業が終わったら、パソコンの電源を切り、電気が回復するまで待ちましょう。
 もし作業に手間取ってバッテリーの容量が少なくなっても、大丈夫です。ウィンドウズには「バッテリー切れのレベル」と、「バッテリー切れしたときの動作」という二つの項目が設定されています。例えば、バッテリー切れのレベルが「5%」、バッテリー切れになったときの動作が「休止状態」になっていれば、バッテリー残量が5%に達すると同時に、自動的に休止状態へと移行。安全にパソコンを終了できます。

デスクトップパソコンはデータの損失に注意
 停電時に困るのは、バッテリーを内蔵していないデスクトップパソコンです。過去には、液晶一体型パソコンの一部にバッテリーを内蔵する製品もみられましたが、大抵のデスクトップパソコンはバッテリー非搭載。ですから停電になると同時に、パソコンの電源も一緒に切れてしまいます。また、古いノートパソコンのなかには、バッテリーの性能が衰えてしまって、まったくバッテリーで動かないという製品も見受けられるようです。こうしたバッテリーが機能していないノートパソコンも、デスクトップパソコン同様に停電対策が求められます。
 筆者のように仕事でパソコンを利用している場合は、安全を確保するために「UPS」(無停電電源装置)を導入するというのが一つの解決方法。UPSは、停電になったときに電力を供給する緊急時のバッテリーです。UPS本体にあるコンセント口に、パソコンや液晶ディスプレーからの電源ケーブルをつないでおくと、停電時にUPSのバッテリーに切り替わり、作業中のデータやパソコンを守ってくれます。UPSのバッテリーでは、長い時間の作業はできませんが、データを保存してからパソコンの電源を切るくらいの作業なら十分できます。

 もっとも、個人宅でUPSを導入するというのは、なかなか大変です。コストも6000円以上はかかります。一般家庭では、停電の可能性があるという情報が報道されたら、なるべくパソコンを利用しないことが一番です。どうしてもデスクトップパソコンを使わなければならないなら、小まめに作業内容を保存しながら進めていくしかありません(バックアップ方法は関連記事を参照)。

パソコンも節電対策を!
 最後に、個人ユーザーでもできる、パソコンの節電方法を紹介しましょう。ノートパソコンの場合は、「電源オプション」機能を使ってパソコンのパフォーマンスを変更できます。まずはビスタやウィンドウズ7ユーザーは、電源プランを「消費電力」モードへ変更します。このモードに変えると、一定時間操作しないと液晶ディスプレーが暗くなったり、ハードディスクが停止するようになります。さらに手作業で、液晶ディスプレーの明るさ(輝度)を調整していきます。多少液晶ディスプレーが暗くても、作業には支障をきたしません。文字が読み取れる範囲で調整していきます。
 XPの場合は、すべて手作業になります。ビスタや7と同じように、電源オプションでモニター(液晶ディスプレー)の電源を切る時間やハードディスクを切る時間を、標準よりも短くします。また輝度は、「fn」キーとキーボードの一番上に配置されるファンクションキー(「F1」~「F12」など)との組み合わせで、上げたり下げたりできます。こちらも作業できる範囲で輝度を下げていきます。
 このほかにも、無線LANをオフにして有線LANケーブルでパソコンと無線LANルーターをつなぐのも有効です。また一部には、使っていない光学ドライブをオフにして、消費電力を抑えられるノートパソコンもあります。普段はあまり操作しないパソコンの電源管理機能ですが、この機に見直してみてはいかがでしょうか?(テクニカルライター・原 如宏)(パソコン、停電への備えは? : トラブル解決Q&A : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞))