宮城にメガソーラー 日立と丸紅が建設へ

2012-07-01 17:23:02 | 自然エネルギー
 日立製作所と丸紅が、東日本大震災の津波で被災した宮城県岩沼市で、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設に乗り出すことが分かった。国内でも有数の規模の出力3万2千キロワットとする計画で、2014年度中の稼働を目指す。

 両社ともに、東北地方で太陽光発電を手がけるのは初めてとなる。岩沼市は、津波をかぶった土地を復興に生かすためメガソーラーの誘致を決め、公募を経て29日、両社などが入る企業体を選んだ。

 太陽光パネルを並べるのは、仙台空港に近い54ヘクタール(東京ドーム約11個分)の敷地。このうち38ヘクタールは津波をかぶった農地だ。企業体は地権者と15~20年間の賃貸借契約を結ぶ。市と企業体は今後、地権者との交渉を進め、農地転用も農林水産省などと話し合う。(平間真太郎)朝日新聞


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