みんなの党の渡辺代表と、「大阪維新の会」を率いる大阪市の橋下市長が、20日夜に大阪市内で会談し、双方が合流することを含めて意見を交わしていたことが明らかになりました。
この会談を契機に次の衆議院選挙に向けた、いわゆる第3極の連携に向けた動きが活発になりそうです。
みんなの党と「大阪維新の会」は、「基本政策が一致している」などとして、次の衆議院選挙での協力について調整を続けています。
こうしたなか、みんなの党の渡辺代表と大阪市の橋下市長、それに大阪維新の会の幹事長を務める大阪府の松井知事が20日夜、大阪市内で会談しました。
「大阪維新の会」は、国会議員5人以上の参加を得て政党化を目指している一方、みんなの党の中には双方の合流を模索する動きもあり、3者の会談では、こうした点も含めて、意見を交わしていたことが明らかになりました。
これに関連して、みんなの党の江田幹事長は21日、「連携をどう進めるのかについて維新の会との協議を近々やらざるをえない」と述べました。
ただ、「大阪維新の会」は、国会議員の参加を求めるにあたっては、みずからの主導権を確保できる形を取りたいとしていて、連携を巡って調整が続くものとみられますが、今回の会談を契機に、次の衆議院選挙に向けた、いわゆる第3極の連携に向けた動きが活発になりそうです。