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高速バス事故、宮城交通社長らが遺族に土下座謝罪

2014-03-06 11:55:11 | 宮城県

高速バス事故、社長らが遺族に土下座謝罪 ネットでは「遺族はそれでも納得しまい」の声

北陸自動車道上り線の小矢部サービスエリア(SA)で宮城交通の高速夜行バスが止まっている大型トラック2台に相次いで衝突して、運転手と乗客の男性1人が死亡した事故で、男性の遺族が事故現場を訪れ、その場に泣き崩れた。
   その傍らには、宮城交通の社長らが地ベタに頭をつけて謝罪する、「土下座」の姿があった。
「誠意をもって対応するかどうかの話を…それに尽きます」

   富山県警によると、この事故で運転手の小幡和也さん(37)と乗客の男性1人が死亡、24人が重軽傷を負った。亡くなった乗客は、小野善広さん(48)。金沢市の高校教諭という。
   小野さんの遺族は2014年3月4日、事故現場の小矢部SAを訪れ、警察から事故発生時の状況について説明を受けた。その日、テレビのニュース番組では、小野さんが横たわっていた場所で無念の涙を流す遺族が映し出されていた。
   そして、そこには宮城交通の青沼正喜社長の姿も。遺族に対して何度も頭を下げ、献花の前で土下座して謝罪した。青沼社長は「大変申し訳ないと思っている」とし、報道陣から「遺族とどんな話をしたのか」聞かれると、「誠意を持って対応するかどうかという話を、です。それに尽きます」と、神妙な面持ちで話した。
   富山県警によると、小野さんは事故直前に座席から立ち上がり、運転手に「起きろ、起きろ」と声をかけたという。小野さんは、トラックに衝突した衝撃でバスの外に投げ出されたとみられる。
   死亡した運転手が、事故の直前に病気などで意識を失っていた可能性が否定できないためだ。
   宮城交通によると、死亡した小幡和也運転手(37)は13年11月の定期健康診断では異常は認められなかったものの、高速バスの運転手全員に実施している睡眠時無呼吸症候群の検査では「要経過観察」とされていたという。
   運転手の異変に気づいた小野さんが、必死にバスを止めようとしたが間に合わなかったようだ。

土下座が安っぽく見える?
   そうしたなか、宮城交通の青沼正喜社長の土下座にインターネットでは、
「まあ、当然だろっ」
「遺族はそれでも納得しまい」
といった声にまじり、
「なんだか、半沢以来、土下座が安っぽく見えるのは気のせい?」
「仕方ないって、感じじゃね」
といった見方もある。
   また、死亡した小幡運転手の勤務状況が、2月の休日が3日間しか取得できず、3月3日まで11日連続で勤務していたことから、ネットでは「過剰な勤務ではないか」との指摘も。
「11日連勤が話題になってますが、連勤そのものは合法なんですね。でも、1週目が日曜日、2週目は土曜日とすれば、12日間を連勤にするのは可… まともじゃありませんが」
「でもこれって、交代運転手で2人体制にしろとかいう、国のムチャなお達しのせいじゃないの? 人手不足になるし、人件費だって嵩むだろ」
といった声もある。


防潮堤復旧 宮城県、塩釜の無人島4島見直しへ

2014-02-04 17:11:42 | 宮城県

気仙沼の人が住んでいない場所に200億以上かけて防潮堤つくるのは辞めないんだ

さすが自民党様

防潮堤復旧 宮城県、塩釜の無人島4島見直しへ

 東日本大震災で被災した宮城県塩釜市の無人島4島で県が計画する防潮堤復旧事業で、佐藤昭市長は3日、市が防潮堤背後の農地所有者に聞き取り調査をした結果、大半が農業を再開する意向を示さなかったことを明らかにした。県は事業を、背後地が農地として活用されることを前提にしており、本格復旧は見直される公算が大きくなった。
 佐藤市長は3日の定例記者会見で、昨年12月下旬~ことし1月下旬、農地所有者11人のうち8人に聞き取りを行い、全員が農業再開に否定的だったと説明した。
 佐藤市長は「市の調査では4島での農業再開は難しい。農業が行われず、土地の活用も考えられていないという現状を踏まえ、土地所有者の財産をどう守るか県とともに検討したい」と語った。
 聞き取りが実現していない残る3人の意向を確認し、県に結果を正式に報告するという。
 4島の防潮堤復旧事業については、村井嘉浩知事が昨年12月の定例記者会見で「農地を守る堤防なので、営農意思がなければ整備する意義はない」と説明。市から具体的な営農計画が示されない場合、本格復旧の見送りも含めて再検討する考えを示していた。
 無人島は浦戸諸島にある鷺島、大森島、馬ノ背島、漆島の4島。震災で高さ3.1メートルの防潮堤が地盤沈下したり崩れたりしたため、新年度に復旧工事に着手する予定だった。総事業費は約20億円。農地は震災前から耕作放棄状態で、復旧計画に批判も出ていた。


宮城県美里町長選 脱原発 相沢氏、出馬へ

2013-12-03 17:46:38 | 宮城県

選挙:美里町長選 相沢氏、出馬へ /宮城

毎日新聞 2013年12月01日 地方版

 任期満了に伴う美里町長選(来年1月14日告示、同19日投開票)で、前町議会議長で新人の相沢清一氏(61)が30日、記者会見し無所属で立候補すると表明した。先に引退を明言した佐々木功悦町長(65)と共同歩調を取ってきた「脱原発」路線を進めると話した。

 東北電力女川原発から30キロ圏にある同町を含む5市町が共同で取り組む東北電との安全協定締結について、相沢氏は「立地自治体と同内容の協定が必要」と、佐々木町長の主張を踏襲する考えを明らかにした。

 相沢氏は昨春、「女川原発の再稼働反対」の町議会決議の採択を議長としてリードした。昨秋、町と町民、町議会の3者で行った「脱原発の町宣言」の取りまとめ役の1人にもなった。

 他には農業活性化施設の開設、英語、美術教育の充実などを公約に挙げた。相沢氏は同町議2期。30日付で町議会に議員辞職届を出した。【小原博人】


仙台市立病院、「紹介制外来」を導入

2013-10-15 17:55:48 | 宮城県

仙台市立病院、「紹介制外来」を導入 来月1日から

 

 仙台市立病院(若林区)は11月1日から、小児科を除く20診療科で、初診時に主治医からの紹介状の提出を求める「紹介制外来」を導入する。近隣の診療所をかかりつけ医として利用してもらい、市立病院の機能を手術や救命救急などの専門医療に特化させる。
 2014年度に太白区あすと長町に移転、開業する同病院は、新設後の基本計画で「救急など専門性の高い医療の実現」を掲げる。


 現在は半数程度が紹介状を持たずに来院しているほか、慢性疾患や軽症の患者も多数受け入れており、人手不足が生じている。高度医療を提供するため、「病診連携」の推進が不可欠と判断した。
 紹介制の導入で、病状が重い患者に時間をかけて治療することが可能となる。紹介状で患者の治療経過を把握できるため、効率的な診療にもつながるという。


 急患は、11月1日以降も受け入れる。紹介状を持参せずに来院した軽症の患者に対して、当面は従来と同様に治療するが、2回目以降は自宅近くの診療所を利用するよう促していく
 同病院は「自分が住む地域にかかりつけ医を持ってもらうことは、患者の安心感にもつながる。円滑に新制度に移行できるよう、丁寧に周知していきたい」と説明している。


違反だね 宮城知事選挙候補の支援者会合 大崎市が会場予約

2013-10-05 19:19:35 | 宮城県

宮城知事選立候補予定者の支援者会合 大崎市が会場予約

 任期満了に伴う宮城県知事選(10日告示、27日投開票)への立候補を予定する無職属現職の村井嘉浩氏を支援する関係者が大崎市三本木総合支所で4日開いた知事選に向けた会合の会場を、市秘書広報課が予約していたことが分かった。


 呼び掛け人となった市議の依頼を受けた伊藤康志市長が指示し、自身も会合に出席した。
 同課は「県議や市長、市議有志の意見交換会と聞いていた」と説明するものの、一部市議は同日の市議会9月定例会で「地方公務員法に反するのではないか」と問題視した。


 会合は4日昼、総合支所の会議室であった。呼び掛け人の自民党古川支部幹事長の佐藤清隆市議によると、選挙カーや街頭演説などで、他の市議らの協力を得る目的だったという。出席者は伊藤市長、地元県議3人、市議20人余りで、村井氏は参加していない。


 会議室は2階にあり、建物の3、4階は市議会庁舎となっている。この日は定例会最終日で、共産党の小沢和悦市議が「市庁舎管理規則や地方公務員法を、市長自身が破るのか」と批判した。
 佐藤市議は河北新報社の取材に「市長に『秘書広報課に言って部屋を取ってもらえないか』と頼んだ。私が軽率だった」と話した。