Tokkoちゃんの気まま日記

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中国ドラマ

2016-01-08 10:38:45 | 日記
 中国のドラマと言えば、日中合作ドラマ 「蒼穹の昴」 が印象的でした
それからは余り観る機会も無かったのですが、或る時 実在の皇子 「蘭陵王」 を題材にしたドラマを観ました
中国では日本でいう所の 「源義経」 のような存在で、歴史ドラマでは大変に人気の有る人物だそうです
雅楽の題材にもなり、三島由紀夫も絶筆となった短編集の題材にしています
西暦550年~577年の北斉時代、第四皇子として誕生
母は、賤しい身分の女性だったそうです

 大変に美しい顔をしており、戦にはその顔を隠す為に恐ろしい鬼の面を付けて出陣
人望も厚く、その頃には非常に珍しく妻は正妻一人だったそうです
その完璧さを妬まれ、従兄でも有る時の皇帝に妬まれ毒殺され若くして亡くなったとされています

 女優さんでもクレオパトラや小野小町を演じるとなると、相当の美貌が無いと視聴者を納得させられませんよね?
男性でも此処まで美しく完璧だった人を演じるとなると、さぞやプレッシャーでしょうね
観る方も期待感満載です

 この主役を射止めたのが、 ウイリアム フォン という役者さん
上海出身で、若い頃はグループでアイドル活動をしていたそうです
日本でも、ジャニーズでデビューし人気の有る人から役者の道に進むのと似ています
義経も自画像は余り美男では無いようですが、タッキーなどの当代人気の美男が配役されます
ウイリアム フォン はこんな顔です



 私は字幕版で観たのですが、吹き替えでは無いのですから当然その声はご本人と思っていました
所が中国ではその国の広大さから、俳優さんの声がそのまま使われることは稀で
殆どが吹き替えされるとの事
理由は、人気俳優の出身地で有る台湾や香港の北京語は本国では通用しないのだそうです
ですから映画やドラマも、同時録音せずに後から声を入れるそうです
正しい北京語が話せる俳優さんは、自分で再度アフレコをし
そうでない俳優さんは、声優さんが担当
しかも、北京語だけでなく四川語版・広東語板なども同時に作られるそうです
四川語版・広東語版では、殆ど全員が吹き替えということになります

 成る程、成る程~と思いました
やはり規模が違うんですよね
日本とは違って、多民族社会
何もかもが日本とは違うようです

 中国の時代劇は、衣装や装飾品も華やかで豪華です
チャンスが有ったら、どうぞ視聴してみて下さい
中国の歴史の勉強にもなりました




 


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