夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

穏やかな日々に

2023-03-31 06:10:28 | つれづれ
本心

穏やかに暮らすということは宝物。

人の心も見えるから

あたたかい。

ここは眠っているとき

ふわふわ包まれるような穏やかな空気がある

寒い日も暑い日も極端なキツさがない。

そこが癒やされます。



朝練行くとき

自転車で走りますが

おじちゃん達から

「じゅんちゃん!4月からヘルメットかぶるんやぞ!お巡りさんに捕まるぞ!」

ヘルメット?努力義務だよね

「だからかぶるんじゃ!安全第一のヘルメットでもなんでもいいぞ。カッコいいのなんか要らんぞ。(笑)」

工事現場の黄色いヘルメットかぶってこいって?(笑)

「似合う!」

「紐引っ張るとオルゴール鳴るヘルメット作らんかい!」

大笑い。

じゅんちゃん、って呼んでくれる皆さんに心が和む。

京都では仲良くずーっとつき合う人たちもなかなかじゅんちゃんってよぶ人は少ないです。

ホールインワンがまぐれで入っても

じゅんちゃん、今日は何本入った?って聞いてくれる。

まるで昔からここに住んでたみたいにみんな呼んでくれること

私はとても嬉しいです。

朝練終わると

「よーし、帰ってオルゴール作らんとな。」

おじちゃんおばちゃん達のここの言葉を真似て私が大きな声でいうと

「それはな、こうこうこう言う意味だ」

と、教えてくれる。

昨日は、採れたてのサニーレタスを軽トラの荷台に積んで来てくださる方が。

おばちゃん達が

「これがいいよ。先にお取り。残り物じゃつまらん。これが一番いいから自転車に置いておき。」

いいのを選んで渡してくれる。

「ごま油と相性いいよ。知ってるか?」

「ごま油とぽん酢でドレッシング作ってかける」というと

「そうそう。」

帰り道

今度は手招き

「里芋持って帰り!」

里芋積んで。

自転車で帰り道

うぐいす鳴いて鳥たちが飛び交いさえずり

レンゲやシロツメグサ咲いて

チョロチョロ水の音。

涙が出てきた。

なんだろなあ。



みっちゃんとたろさんはいい夫婦

うちの両親くらい

みっちゃんはたろさんが大好きだ

たろさんが計算間違えたらみっちゃんは必死で庇う

私はその姿を見てたら泣きそうになった

人って素晴らしい

見てたら何だか嬉しくなる

かばい合って想い合って。

二人の物語ができそうなくらい、いい感じ

お互い大好きなんだなあ。

見てたらそれがジンジンくる

嬉しくなる

ずーっとずーっとこのまんまいてほしい。なんて

時は無常に流れるけれど

うちの母も父がもう少し長生きしてくれてたら

そんな叶わぬことを想うけど

人はそれぞれ。


近くにいても遠くにいても

人は誰かのことを想い

思いやり

健康や幸せを祈るもので。

距離ではない気がします。

夜に関東のお友達がうちに来る計画立てるねと言われていて

岡山に寄り岡山のお友達と一緒に行きたいなあと。

大歓迎!

ちょうどギャラリーめぐりの時期だなあ。

癒やされに行きたいと。



私は京都からこちらにあとりえ作ったとき

「東風吹かば〜」

と、道真公の和歌をよく送られました。(笑)

太宰府送りやないよ!

そんな友らもきっとここに来たら

別の豊かさに驚かれるかもしれない。

都会の人工物の美しさもあるけれど

厳しかったりしんどかったりは多いけどここには人の根源の豊かさを感じさせてくれる何かがあります

私は今それらを感じ吸収し作品に投影させて行っています。

作品がとても豊かになる気がするのです。

人生の中でこんな時間があってもいい。



英彦山の桜も見事。

お友達からの写真。

素晴らしい。
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