少しずつ作品作りしながら
いろんな使い勝手考えてます。
普段の作業の中で手元に何を置き
どの道具がどの道具と一緒にあればいいかとか
色々作業しながら
「探さない」
「手が迷わない」
「考えない」
これは昔デザインの仕事してたとき、
係長に叱られてばかりで混乱ばかりする私に、当時の社長が夜遅くに来てはそう話してくれた。
「楽ちんになったらいいよ。心配しなくてもちゃんとできるようになる。他の人の段取りとかやり方とか、普通の、って言われる当たり前のことなんか無視しなさい。自分が人とは違う工程してるからって今は叱られてばかりだが、自分がやりやすい並び方、使い方、時間の取り方すればいいし、人と休憩時間なんか合わさなくてもいいよ。道具の置き方もだ。自分で考えて、自分の方法見つけて一人でやればいいだけだ。(笑)」
先輩たちはみんな
このやり方がいいからこうしなさいと叱りましたがどうしても要領悪くてできないからパニックになりました。
社長はとうとう部屋を別の部屋にされて
集中できるようにしてくださった。
そこから画期的にその部屋を色々活用して仕事できるようになりました。
人と同じことができないからって落ち込まなくていいよって言ってもらえたからです。
ありがたかったです。
それから大きなプロジェクト任されるようになりました。
仲間はずれみたいになったことあったけど
ちゃんとできるようになれば先輩たちもわかってくださって
一緒に楽しく話せるようになりました。
自分の工夫って
自分にしかできないから
自分で決めてちゃんとしないといけないですね。
最初は教えてもらって真似して
そこからうまく行かなかったら自分のやり方でしていけるように練習して。
人より時間かかっても
何だ?あの人、って最初は言われても
ちゃんとコツコツしていったらきっとわかってもらえることもあるなあと。
あ、もちろんグループワークや
みんなでルールある仕事は合わせます。
個人的に請ける仕事は自分のやりやすい方法で。
結局私は
勤め人じゃなくて
作家としての不安定な道を選んだけど
それは自分に合っていたのだなあと想います。
まだまだドキドキすることばかり。
それでも自分の足で歩み
不器用な生き方でも
真摯に取り組んで行きたいなあ。
道具類並べてますが
もしも使い勝手よくないなら
簡単に変えられるようなシステム。
作品作りしながら
これはここにある方がいいなとか
思ったらすぐに変えます。
私は大きく変わると不安でたまらなくなる。
でも
少しずつ自分の馴染める場所にしていくことで落ち着いてきます。
今日は銀行に記帳に行ったらガレージの向こうに菜の花たくさん。
何だか春の先取りみたいでした。