時の泉庭園

小説は、基本、ハッピーエンド。
話は、最後まで出来上がってからUPなので、全部完結済み。

(^◇^)・・・みん兎

更新が・・・

2011-05-30 11:02:50 | Weblog
今月、ほとんど更新できませんでした・・ 

ブログ形式で、簡単操作で作れるというので、
「パブ―」で、電子書籍を作ってました・・

ブログと違うところは、話の冒頭から表示できること。
ブログだと、新しい記事が上にきちゃうもんね。
ストーリーを追ってくものは、読みにくいと、思いませんか?

過去作品の中から、
「やらへども鬼」で作ってみました~ (タグは、平安ファンタジーです・・)



ブログパーツとして、出来た本を貼れる予定が・・・gooでは、駄目だった~。
手順が違うのか?許可されないのか?わからない・・。



笹餅飯

2011-05-30 10:06:48 | 歴女じゃなくても召し上がれ
昔、役の行者が、大峰山を開山して二百年ぐらい経った頃のお話。
山中の阿古瀧に、いつのまにか大蛇が住み着いた。
大蛇が、暴れ、危害を加えるので、霊場がすっかり荒れ果ててしまった。

そこへ、勅命を受けた理源大師という、お坊様が、
奈良町に住んでいた武勇に優れた、箱屋勘兵衛を連れて、お山に登りました。


山に入ると現れ出でたる大蛇、すぐに二人に危害を及ぼそうとします。

「臨・兵・闘・者・開・・・」と唱えたかどうかはわかりませんが。

大師が、法力を使い、大蛇を呪縛。

「やあ・・!」もちろん、気合いのかけ声のひとつも発したでしょう。

箱屋勘兵衛が、大鉈をふるい、大蛇を一刀両断。

力を合わせて、大蛇を退治しました。

その後、勘兵衛は、吉野鳳閣寺の、理源大師のもとへ挨拶に行く時、
必ず大師好物の餅飯を持っていきました。
大師は、彼のことを、「餅飯殿(もちいどの)」と呼ぶようになり、
勘兵衛の住む街も、「餅飯殿」と呼ばれるようになりました。・・とさ。





この民話に想を得た、「笹餅飯」(ささもちい)という黒米を使ったおにぎりを売るお店がありました。
奈良の猿沢の池から、餅飯殿通り、商店街へつながる細い道に、「箱屋本店」というお店です。


   

笹に包まれたおにぎりは、もちっとした食べ応え、
黒米だと思うんですが、ぷちぷち感もあり、                      
早食いはいけないと思いつつ、ぱくっと、おいしく、すぐに完食。 

  

私は、ばら売りのおにぎりを買ったのですが、お弁当もあるそうなので、今度行くときは、
お弁当を買って、奈良公園の鹿を眺めつつ、ランチもいいなあ・・って、思いました。