ここのところの新聞記事で、どうも腹立たしく気になる事があります。まぁ刃物が使用された犯罪が起こるといつもその様な論調になるわけですが・・・今回許せないのは「ククリナイフは殺傷能力が高い。」なんて、大ぼら吹きもたいがいにせいよ、みたいな馬鹿な記事です。書いている記者は実際にククリナイフを手に取って使ったことがあるのでしょうか?あったらこんな記事書けませんよ。ククリはその湾曲した形状からして「刺す」という行為には適していません。適していない、じゃなく苦手です。そもそもククリはネーパールの山岳民族の刃物で、穏やかな日常生活の中で使用されています、日本の包丁と同じ様な存在です。戦闘的なイメージは、そのグルカ地方の民族が凄く勇敢で、その勇敢さ故に各地で傭兵として働いていたからだと思われます。確か、グルカ兵はどこかの国の傭兵として大東亜戦争で日本と戦っています。でも彼らは日本人の勇敢さに胸を打たれ、戦争が終わった時、真っ先に日本兵のお墓のお見舞いしてくれたそうです。その話を知った時、双方の気持ちに思いを巡らし、あたしは泣きました。
初めての方にはククリの形状が解らないと思うので、今作っているナイフとの比較の写真を載せておきます。上がククリ、去年、トカゲ工作所で制作した物です。
1番言いたい事は特定の種類の刃物が危険なのではなく、それを使用する人間側の問題だという真実。頭のおかしい輩が持てば果物ナイフだろうがタガーナイフだろうが同じです。いろいろな国や地方の文化を反映した刃物の製作や所持が規制されてしまうのは悲しい事です。生レバーでお腹を壊した人がいるからいって、生レバーを禁止するのと同じレベルの愚かな事ですよ。夏祭りのキュウリで食中毒が起きたけど、キュウリは食べるなっ!とは言わないんだね~ズル賢いお役人様は。。
初めての方にはククリの形状が解らないと思うので、今作っているナイフとの比較の写真を載せておきます。上がククリ、去年、トカゲ工作所で制作した物です。
1番言いたい事は特定の種類の刃物が危険なのではなく、それを使用する人間側の問題だという真実。頭のおかしい輩が持てば果物ナイフだろうがタガーナイフだろうが同じです。いろいろな国や地方の文化を反映した刃物の製作や所持が規制されてしまうのは悲しい事です。生レバーでお腹を壊した人がいるからいって、生レバーを禁止するのと同じレベルの愚かな事ですよ。夏祭りのキュウリで食中毒が起きたけど、キュウリは食べるなっ!とは言わないんだね~ズル賢いお役人様は。。
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