「何に腹を立てているんだい?ホームズ。」
「僕は、あまり政治的な事に口を挟みたくない・・・ムダだからだ・・・でもね、この件に関しては、どうにも怒りが収まらないね。我が国民を拉致している国の学校に、地方公共団体が
税金を投入して補助する・・とうてい許される事ではないし、そんな事をする日本人がいること自体、僕は信じられないのだが・・・ワトスン、君はどう思う。」
「僕も同感だよホームズ。拉致された人はもとより、その家族の心情を思うと、はらわたが
煮えくり返る、どころでは済まないよ。ましてや、その長が人気取りの為だか何だか、アイドルグループの踊りを踊って動画を公開して喜んでいるなんて、空いた口がふさがらないね。」
「どうやって、そんな連中をやっつけるか。。僕らは考えないといけないよ、ワトスン!
鋭気を養わないと、怒りで腹は満たせない。ハドソン夫人がご馳走を用意してくれたよ!
ありがたく、いただこうじゃないか。」